こんにちは。
ハイ・パイン・サンキュー!です。
いつもとなりのかがわさんをお読みくださり、ありがとうございます。
昨日を境に、かがわはとても気温が下がりました。
少しずつ過ごしやすくなっていきますね。
さて、今回は瀬戸芸、瀬戸内国際芸術祭の会場の一つ、犬島(いぬじま)へ行ったお話です。
瀬戸芸というと、かがわの島々のイメージがありますが、宇野港とここ犬島は岡山県になるので、「となりにかがわさん」ですね。
僕もいつか行こう、いつか行こうなんて思いながらも、なかなか行けなかった場所の一つです。
高松から犬島までは、地図で見たら近いのですが、実際に行ってみたらとても遠かったです。
どうやって犬島まで行ったか、ということが、今回のメインになってしまっていますが、犬島への行き方や、宝伝港から犬島への船の様子なんかに、もしご興味がおありでしたら、どうぞお読みください。
犬島、船だけで行くか、車も使って行くか…
まあ、それぞれ人によってお住いの場所も違うだろうし、考え方も違うだろうから、どんな方法で行かれても構わないのですが、僕は高松から犬島へどうやって行くかについて、とても迷いました。まあ、これを考えるのも、楽しいのだけれど。
まずは犬島の場所から見ていきます。
残念ながら、豊島のさらに北側なので、高松からは普段犬島を眺めることはできませんが、地図で見ると近い気がしますよね。
しかしながら、高松からは直接犬島へ行く手段がありません。
少し犬島までの行き方を調べてみると、なかなか遠いことがわかります。
船だけで行く場合、オーソドックス(らしい)直島宮浦港・豊島家浦港経由か、小豆島土庄港経由。
車と船を使う場合、瀬戸大橋を渡り、岡山宝伝港(ほうでんこう)から船に乗るパターンと、宇野までフェリーで行って、そのまま車で宝殿港に行くパターンがあります。
ムムム、どの方法で行っても、2時間以上かかります。
そして、フェリーや旅客船を乗り継いで行くので、船代も要りますね。
僕は土庄経由で行ってみたかったのですが、一緒に行くという奥さんに尋ねると、「瀬戸大橋で車」と即答でした。
まあね、ある程度時間も計算できるし、楽だよね。
ということで、車で出かけることにしました。
瀬戸大橋を超えたところまでは順調でしたが、宝伝港までの残りのルートを奥さんがgoogleマップで見ていると、
「時間を短縮できるルートがあります」
との表示が。
うーん、これは?と思いながらも、そのルートで行ってみました。
googleの示す黒いルートで行くと、確かに時間は短かったのですが、いやあ、これにはとても困りました。
水島インターで降りて、一般道を行くのですが、住宅地の中を行くし、河川敷の細い道を通るようなルートが案内されました。
どうも同じように案内されている方がいるのか、前方に初心者マークの慣れていない車も、このルートに戸惑いながら走っている模様です。
後ろには、遠い県のナンバーを付けたバイクでしたが、こちらも同じ様子。
慣れている方や、道をよく知っている方は良いかもしれませんが、はじめて行く場所では今後この機能は使えないなと思いました。
多少遠回りであっても、安全で迷いにくい道を選択したいところです。
国道2号線、岡山ブルーラインに着いたところで、わかりやすくなってきました。
宝伝港、あまり馴染みがないのか、利用される方が少ないのか、案内の看板などはそんなに見かけませんでした。
瀬戸芸、本当に犬島でやっているのだろうか、と言う感じで、さらに住宅地や田畑を抜けて行くのですが、こんなところに港があるのだろうか、という雰囲気です。
最後は山を一つ越えて宝伝港に到着です。
宝伝港に近づくと、係の方(おそらく地元の方)がところどころに立っていて、駐車場の案内をしてくれます。
いくつか駐車場はありましたが、僕は海岸沿いの駐車場へ案内してもらいました。
それでは、宝伝港の駐車場に到着したところから、見て行きますね。
この日は土曜日で、11時前に高松を出て、13時前に宝伝港に着きました。
駐車場は一日500円。
タイミング的には、13時の船に間に合うかどうかというところで、写真を撮っていると、奥さんに「早く、早く」なんて急かされます。
地域の老人会の皆さんがお手伝いされているのか、人や車がいない時にはのんびりした漁港です。
大体30台から40台くらい停められる、という情報でしたが、駐車場はいくつか確保されていて、行って停める場所がなくて困るようなことはなさそうです。
バス停があって、その先の案内に沿って宝伝港へ向かいます。
小さな船がいくつか見えたけれど、この先に港があるのだろうか、という感じですが、進みます。
角の建物が案内所になっていて、ああやはり瀬戸芸の会場への入口なのだとわかります。
岡山駅と西大寺駅(さいだいじえき)へのバスがあるようですが、本数は少ないです。
結局僕は13時宝伝港発で行き、17時15分犬島発で帰ってきました。
船のチケット片道300円は現金のみで、乗り場で払うのだそうです。
こういうのは、来てみないとその仕組みがわからないところですね。
振り返ったとこにあるのが宝伝港の船着場でした。
宝伝港から船で犬島へ
行ってみたら自販機もトイレも犬島にはあったのですが、行くまではわからないからね。
壁にはいくつか案内が表示されていました。
普段は住んでいるエリアが違うので、海が南という全く見慣れない地図ですが(かがわに来る方も北側に海があるのは違和感あるだろうなと思いますが)、ガイドマップがありました。
これを見て、なるほどと思うのは、岡山側からもいくつか来る方法が描かれていて、宇野から直島や豊島を経由して来る方法も紹介されていました。新岡山港から土庄港までのフェリーもたくさん出ているから、土庄港経由でも行けると思うのですが、このガイドでは描かれていませんでした。
宝伝エリア、犬島のガイドもありました。
行った後だからわかることですが、島の北側に施設が集中しているので、コンパクトでまわりやすかったです。
出航の時間が迫っているので、一人300円を支払い、船に乗ります。
子どもは150円だそうです。
小さな船で、定員に達したらピストン輸送で運んでくれるのだそうです。
出航時刻までに乗り場にいないといけないとありますが、それはそうですね。
こちらが宝伝港から犬島までを結ぶ船「あけぼの丸」です。
こんな感じで乗る前にお金を払います
中に入ってみると、乗客でほぼ満席でした。
人がたくさんいたのでどうしようかとも思ったのですが、船内の様子なんかを見てみたいですよね。
この日はスポーツ少年団の皆さんがキャンプに来られていたようで、小さい子もたくさん乗っていました。
下の座席もほぼ埋まっていました。
外にデッキがあって、少年・少女が大量の荷物とともに座っていましたが、僕もそんなに何回もここに来るわけではないので、と頑張って撮りました。
まもなくして、船が出航です。
最初は穏やかな港湾内を行くのですが、出ると速度を上げて、飛沫が飛んできます。
「○○、飛ばされんように気をつけや!」と大人から声がかかりますが、キャンプへ行く途中の船だから、楽しくて仕方がない、という感じ。
この人は一体何をしているのだろう、という感じで見られながらも、何とか態勢を保ちます。
すぐに対岸の島が見えてきました、犬島です。
ちょうど前方は見えにくい構造になっているので、ちらっと見えただけですが、旧精錬所の煙突が見えました。
犬島の港に入る時には、白い灯台。
実際に船に乗っている時間は12分~13分くらいだったと思います。
やっと犬島に到着しました。
犬島チケットセンター
2,060円(2019年10月1日より 2,100円)|※犬島 「家プロジェクト」、犬島 くらしの植物園と共通|※15歳以下無料
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