こんにちは。
ハイ・パイン・サンキュー!です。
いつもとなりのかがわさんをお読みくださり、ありがとうございます。

 

青空の広がる、5月の清々しい快晴が続きました。

今日は雲が広がり、雨が降るのだろうか、という空模様です。

 

さて、今年の桜のお話も今回で最後です。

もう1ヶ月も前のことなのか、という印象と、いや、まだ1ヶ月という気持ちが混じるような、そんなあっという間の桜の時期でした。

そしてこの後にも、いくつか書きたいことが残っているので、ささっと、それこそ風に舞い散る花弁のように書いてみたいと思います。

前回の亀鶴公園の桜も素敵だったのですが、その日に混雑していて行けなった公渕森林公園(きんぶちしんりんこうえん)にも、足を運びました。

午後からだったのですが、ちょうど子どもも早く帰ってくる日だったので「行く、きんぶち?」と尋ねると、「行かない」とのこと。

お友達と遊ぶ約束をしてきたようなので、僕だけで訪れました。

小さい頃は公渕森林公園に家族や遠足などで行った思い出があるのだけれど、小学校に入ってからは、あまり行っていません。

なので、このブログで記事にするのも初めてだと思います。

特に変わったものはありませんが、桜が舞い散るかがわの県立公園、公渕森林公園の散策なんかに、もしご興味がおありでしたら、どうぞお読みください。

 

公渕森林公園は桜の名所

まずはいつものように場所から見ていきます。

 

 

かがわさんたちにとっては当たり前、というところですが、高松市の東寄りで、ほとんど三木町との境です。

地名で言うと東植田になるようです。

 

 

先日一度行こうとしたけれど、車の渋滞が激しくて行き先を変えた道も、別の日には一台の車もありませんでした。

桜の時期や、週末にちょうど集中したのでしょうね。

 

 

僕も半分くらいしか行ったことがないので、公渕森林公園の全体像というのは、本当に謎に包まれています。

もしかしたら行くたびに場所が変わっているのでは、と思うほど。

 

 

道路から入って行くのに一番行きやすい駐車場へ停めます。

入ってすぐのところで工事をしている写真がありますが、行った時にはもうすっかり完成していました。

「さぬき動物愛護センター しっぽの森~」になっていました。

 

かがわには、交通事故と並んで、とても不名誉なことがありまして、動物の殺処分がとても多いのだそうです。

平成 28 年度、香川県(中核市である高松市を含む。)は、犬の収容数 2,509 頭、殺処分数 1,875 頭であり、犬の殺処分率は全国ワースト 1 位、猫の収容数 1,387 匹、殺処分数 1,079 匹であり、猫の殺処分率は同 17 位となっている。

「香川県犬猫対策についての提言」についてより抜粋

確かに、野良猫や野良犬に遭遇することが、かがわでは結構多い気がします。

今はあまり見かけなくなったのですが、以前は屋島の山上の駐車場などにいるのを見かけたことがあります。

譲渡会やボランティアの方が熱心に活動されているところも、とても多く見かけるけれど、それ以上なのですね。

犬や猫も住みやすい環境なのだろうけれど、啓発活動を通じて、こうした状況が変わると良いと思います。

 

駐車場に入ると、平日でしたが、多くの車が出入りしていました。

写真を撮ろうと思ったのですが、どこにいても邪魔になるので、撮れませんでした。

 

 

影がついて見にくいですね。公渕森林公園案内図

毎回思うのですが、この地図は広いところを紹介しすぎていて、どこがそうなっているか全くわかりません。

僕は「P3」というところに停めたと思いますが、「P10」まで駐車場があって、1100台分あるそうなので、是非好みの駐車場を探してみてください。

駐車場の利用や入園などは無料です。キャンプ場や施設の利用は事前に申し込みがいるようです。

 

 

駐車場の前には結構大きな池「公渕池(きんぶちいけ)」があります。

気になりますよね、「公渕」って何だろう、って。

はっきり看板などを確認しなかったのですが、屋島の源平の戦いで敗れた平氏が、というお話だったような気がします。

結構屋島からの距離もあるし、こんなところまで来たのか、という気持ちにもなりますね。

 

 

何だか冒頭から下を向いてしまうようなお話ばかりになってしまいましたが、桜並木の遊歩道へ向かってみます。

 

 

駐車場から芝生広場へ続く遊歩道があって、そこに桜が植えられています。

 

 

もうこの日は、風が吹くとハラハラと桜が舞い散る日で、目の前を花弁が通り過ぎていきます。

まあ、そんな感じも悪くないので、遊歩道を歩いてみました。

公渕森林公園の桜並木

何度か僕は奥さんや子どもと訪れていますが、奥さんが言うには「駐車場から歩くんよね…」ということがあります。
うむむ、これは本当に誰か真剣に研究してくれたらよいのだけれど、駐車場から広場まで、たった500mの遊歩道を歩くことが、そんなに億劫なのだろうか、と本当に不思議な気がします。
店舗やスーパーが、駐車場を車から降りてすぐみたいなところを目指すのは利便性を追求するのだから理解できるけれど、ここは森林公園だから、そんな配慮はありません。
多少足の悪い高齢者の方も、小さな子どもも、それぞれのペースで歩いています。
僕はこの駐車場から歩いていくところが、とてもよいと思うけれど。
 
 
同じような桜の道が続く中では、ここだけ違う色をしていたチューリップ畑。
 
 
 
チューリップの隙間には桜の花が落ちていて、ああ、今こそが春だなあという感じ。
 
ここから下に向かう道沿いにも桜はあったのですが、この先がどうなっているのかは、よくわかりません。
 
 
しかし、奥の方から時折吹きあげてくる風に煽られて、桜が舞っていました。
 
 
 
前回の亀鶴公園に比べると、桜が植栽に隔てられているし、木自体も大きいので、近くで触れられるという感じではありません。
 
 
進むにつれて桜の密度が高くなっていくような気がします。
 
 
 
しばらくいたら、右から左へ、何度も桜吹雪のように桜が飛んでいきました。

桜のトンネルと白い道

もう少し進むと、何だか道の色が変わっていたので、とても驚きました。
 
 
場所によって濃淡があるけれど、桜の花弁で白い花道が出来ていました。
 
 
 
上を見ると、まだ桜はまだたくさん残っているから、しばらくはまだこんな感じが続くのだろうかと思います。
晴れていて、風が少しあって、桜がはらはら散る時に公渕公園にいられるってことは、もしかしたらこの先ないかもしれません。
 
 
500mほど行くと、芝生広場が見えます。
芝生広場にもポツリポツリと大きな桜の木があって、その下ではお花見を楽しむ方の姿が見えました。
 
 
 
「公渕憩の家」というところがあって、お菓子やアイスを買ったことがあります。
奥にはレストランもあるのですね。
 
案内図にはないけれど、道路沿いにずらっと車が並んでいます。
進入禁止にしないところが、かがわらしいといえばかがわらしいところです。
 
 
振り返ってみると、地元の新聞で、桜の時期によくお目にかかる桜並木です。
 
 
 
同じ道を変えるのですが、また来る時とは左右が逆になるし、見え方が違うなと思います。
 
 
 
一瞬、人が少なくなった後、また多くの方がやってきていました。
 
 

 

この日も多くの方がお花見を、そして散っていく桜を名残惜しそうに眺めていました。
僕は満開の桜を眺めるのも素敵だと思うけれど、こうした雰囲気の中で歩くことができて、とてもよかったです。
これで桜はまた来年。
またかがわのいろんな桜を眺めることができたらいいな、と思います。
 
それでは、今日はこの辺で。
 
いつもお読みいただき、ありがとうございます。