こんにちは。
ハイ・パイン・サンキュー!です。
いつもとなりのかがわさんをお読みくださり、ありがとうございます。
気温が随分下がって、雨も降りました。
また5月になると少し晴れ間が出てくるといいなと思います。
さて、この春はかがわの桜の名所をいくつか回りました。
前回の高松城桜の馬場に続いて、今回は三豊市の朝日山森林公園の桜です。
恐らくこの日から2.3日が満開だったのだろうな、と思います。
まあ、そんなに珍しいものでもないのですが、かがわの西の方、西讃・三豊の桜の名所朝日山森林公園の桜の様子や、そこでお花見するのはどんな感じなのかに、もしご興味がおありでしたら、どうぞお読みください。
朝日山森林公園は桜の名所
実は以前に僕は一度朝日山森林公園に行っていて、その時にはお城とアリジゴクについて書いています。
その中では、
恐らく朝日山森林公園が最も賑わうのは桜の頃なのだと思います。
と書いていて、いつか桜の綺麗な時期にまた行ってみたいな、と思っていました。
しかしながら、高松から行くには少し離れているし、桜の季節には結構混雑しているということなので、なかなか行く気にもなりませんでした。
不思議なもので、桜って咲くまでは楽しみなのだけれど、いざ咲いてしまうと、ちょっと面倒というか、億劫になってしまうところがあります。
それでも、何とか一度くらいは見てみたい、ということで行ってみます。
ちょうど子どもも春休みだったので、「桜、見に行く?」と尋ねると「行かない」とのこと。
確かに、僕も子どもの頃は全く桜やお花見には興味がなくって、行くのがとても嫌でした。
またお友達なんかとお花見に行くまで、しばらくお休みだろうね、なんて思いながら身軽に行ってきました。
まずは場所から。
かがわのやや西側、三豊市高瀬町にあります。
善通寺まで高速を利用して行くと、この辺りまでであれば、とても時間を短縮できるのですが、この日は一人なので一般道を行きました。
高松から32号線で琴平を抜けて高瀬へ行くルートです。
混雑がなければ約1時間で到着です。
平日でしたが、大型のトラックなどがよく使用する道路なので、是非気を付けて運転してください。
琴平を過ぎたところで、右へ曲がり5分ほどで到着です。
結構目立つ大きな看板で「朝日山森林公園」とあるので、わかりやすいし、桜の時期は大体ほとんどの車がここを目指して走っているようでした。
山の頂上を目指す道ですが、細くて狭いということはなく、はじめての方でも運転しやすい、舗装された広い道路です。
頂上付近に近づくにつれ、道路の両サイドに桜が咲いていました。
朝日山森林公園はかがわの、特に西讃(せいさん)の方々にとっての桜の名所となっていて、この時期車で行くと駐車場があるのかな、なんて心配になりますよね。
日によって、あるいは天気や桜の開花状況によっても違うのでしょうけれど、第二、第三、第四と駐車場があって、そして滞在時間もそれほど長くないのか、次々に入れ替わっている様子でした。
もちろん満開と土日が重なれば、とても混雑するのだろうけれど、それ以外であれば、停めるところがないということはなさそうです。
朝日山森林公園の第2駐車場(来た頃14時くらい)
朝日山森林公園の第2駐車場 70~80くらい停められそう(帰る頃16時前)
駐車場に車を停め、道路に出てみて僕は少し驚きました。
見渡す限り、自分の周囲が全て桜なのは、結構はじめてかもしれないという感じ。
ちょっと驚いたので、普段はほとんどそういうことはしないけれど、今回の記事だけは全ての写真に桜を入れてみます。
朝日山森林公園の入り口から麻口城まで
駐車場から公園の入口まで来ましたが、出入りする人が多くてなかなか写真が撮れず…。
何とか少なくなったところで、と思ったのですが、何人か入ってしまいました。
朝日山森林公園
朝日山は通称「あせび山」と呼ばれ、高瀬町の東方・麻盆地の中心に位置する標高238.2m の山。
朝日(旭光)を一番最初に受ける山であることから、この名前で呼ばれている。「朝日山森林公園」はその山頂部にある公園で、町の人々の労働奉仕で造り上げた個性豊かな森林公園だ。麓から登山もできるが、車での移動も可能。展望台には城の天守閣を模した建物があり、三豊市と、阿讃の山並み、遠くには瀬戸内海まで気持ちよく見渡せる。
四季折々の草木の彩りも美しく、風光明媚な山だ。春にはソメイヨシノをはじめ、約2000 本の桜の名所として賑わいを見せる。ぜひ、360 度の視界を満喫してほしい。長いすべり台など、いくつかの遊具も設置されているおり、子どもたちの元気な声も飛び交う。
なるほど、桜はソメイヨシノが約2000本あるのですね。
くねくねとした道を上がっていく途中に桜の木が植えられているようです。
知らなかったのですが、車でも上がって行けるようになっていて、慣れている方はどんどん上って行っていました。
お年寄りや足の具合の悪い方は車があると行きやすいですね。
そうそう、結構高齢者施設の団体さんの姿もあって、綺麗やのお、満開やのお、とお花見をされていました。
入ってすぐのところには、小さな池があって、一人通るのがやっとの、これまた小さな赤い橋がかかっています。
ここもまた、とても人気のエリアで、次々に人が来ては写真を撮っています。
確かに、満開の桜に囲まれた橋の上で、なんてありそうで、あんまりないですね。
そして、もう一つの楽しみは子どもが一人か二人乗れるか、という小さなボート。
以前に来た際には、岸にロープで繋がれていましたが、この日は池を一周できるようになっていました。
ボートが進むたびに波紋ができ、桜を映した水面の模様が変わっていきます。
棒のようなもので突きながら前に進んでいるのか、岸からは大人が声をかけていました。
頂上のお城まで歩いて行ってみます。
階段で行く道もあれば、緩やかなスロープのような道もあり、どちらでも好きな道を行くことができます。
どちらにせよ、満開の桜並木の下を歩くことができるし、到着するところは同じなので、本当に好きな方に行ってください。
車で上がっていく道でさえも桜のトンネル状態でした。
上がる車と、下がる車、ルートを一歩通行にしているようでした。
結局僕は緩いスロープの道を行きました。
長く、ゆっくり桜を見ながら歩けるものね。
上の方は神社になっています。
正面には金毘羅山のある大麻山が見えました。
少し上の方に上がると、満開よりちょっと手前という桜もありました。
そこを超えてさらに上がると麻口城という模擬天守があります。
麻口城から芝生の滑り台へ
中に入った感じは以前の記事で書いているので、すぐに最上階へ行きます。
北よりちょっと西寄りの方向です。
緑の中に桜の色があって、春を感じる景色です。
続いて、北東の方向にある大麻山。
先ほどに続き、なぜ大麻山ばかり?と思う方もいるかもしれませんが、この後(この記事を書いている頃)古墳の日に、この辺りに行ったからです。
また後日記事にしますが、ああ、あの辺、行ったな…なんて思いながら書いています。
南よりやや西の方面で、三豊から観音寺・大野原へ向かう方面です。
ずっと奥の方には、雲辺寺がある方向です。
最後に南西の方面で、山の向こう側は豊中、観音寺の方面です。
少し霞んでいたけれど、天気がよくて遠くまで見えました。
今度は途中まで同じ道を下って、芝生の滑り台の方へ寄ってみます。
最初はお年寄りや小さな子を連れた方が多かったのですが、夕方になると若いカップル、大人の親子などが多くなってきました。
幅広い世代の方に親しまれている公園なのですね。
帰宅してから見ると、あれ?この人たちまたすれ違った?と思うこともありましたが、上って下りてくるだけなので、そういうこともあるだろうと思います。若いと何度だって上ったり、下りたりできますね。
下りる途中で、奥の方へ進んでみると、少し平らな広場に着きました。
「弥生時代の住居」と書かれた竪穴式住居があって、中に入れるようになっています。
桜の時期でなければ、中に入っていたら楽しいのかもしれませんが、この時期だけは、外の方が雰囲気がよかったです。
そして、子どもたちが(いや大人もまじっている)ひときわ大きな声をあげて楽しんでいたのが、こちらの芝生滑り台。
もしかしたら写真ではそんなに急な角度に見えないかもしれませんが、結構な角度でした。
プラスチックの滑るシートが置いてあるので、皆さんそれを使って楽しまれていました。
帰り際、まだまだ池のボートは人気のようでした。
海の面しているわけでもないし、そんなに高いところ見るわけでもないのですが、歩いて見渡すところが全部桜、というのは、あまりない体験でした。
道路沿いのとか、川岸に、というのも違って、山全体が桜で覆われているような感じです。
なかなか写真や動画では伝わらないところがありますが、桜に囲まれるってこういうことかな、と思いました。
朝日山森林公園は確かに桜の名所でした。
さっと車で上がってこられるから、地元の方に好まれて、毎年人気なのも理解できました。
また来年、機会があれば立ち寄ってみてください。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。