こんにちは。
ハイ・パイン・サンキュー!です。
いつもとなりのかがわさんをお読みくださり、ありがとうございます。

 

今週半ばに少し雨が降る予想ですが、その他はずっと秋晴れが続いています。

こんなに良い天気だったら、やはり外にお出かけしてみたくなりますね。

 

さて、今回はまんのう公園のお話です。

前回の高山航空公園から、そのまま帰ってもよかったのだけれど、そのまま山を越えて行くと近かったので、立ち寄ってみました。

本当はもう少し見頃の時期に、奥さんや子どもも一緒に行ってもよかったのだけれど、行事が続いていて「お出かけ疲れ」のご様子なので、僕だけで行きました。

もしかしたら、もうしばらくまんのう公園には行かないかもしれない、という気持ちもあり、前後篇に分けています。

前篇はコキアとコスモスを中心に、そして後篇はこれまで行ったことのない静かで広い「森」の方へ行ったお話です。

もう秋のコキアやコスモスなんて、十分見てしまって、飽きてしまったかもしれませんが、まんのう公園の花巡りの丘や紅葉するコキアの様子、緑の丘に風で揺れるコスモスなんかにご興味がおありでしたら、どうぞお読みください。

 

 

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まんのう公園花巡りの丘

前回の記事で書いた綾川町の「高山航空公園」から、まんのう町の「讃岐国営まんのう公園」は近いところにあります。
 
 
山を下って、道なりに走ること車で20分。
首切峠(くびきりとうげ)を超えて、土器川沿いを走ります。
 
まんのう公園と言っても、実はとても広く、一日で全てを巡るのは難しいほど。
今回はまず赤や茶色に色づいたコキアを見に行きますので、「花巡りの丘」へ向かいます。
 
 
この「花巡りの丘」ですが、開園当初からあったわけではなくて、少しずつ広がって行く中でできたエリアなので、最初はどこにあるのかわかりませんでした。
園内には、地図もあるのだけれど情報量が多すぎて、慣れないとどこがどこだが全くわかりません。
そして、地図の北側が横を向くという、レイアウト上仕方がないのかもしれませんが、現在地さえ把握しにくい状況です。
はじめて行く方は地図なんか見ないで、看板の「北駐車場」を目指して、行ってみてください。
 
 
この日も何台かうろうろしている県外の車があって、コキアを探しているようでした。
夏の向日葵の時には「花巡りの丘」でもよいのだけれど、コキアとコスモスの時期には、誰がイメージしてもコスモスがあるように思ってしまうと行きながら感じます。
北駐車場に車を停め、園内に入って行くと、やはり皆さんお尋ねになるのか「コキア徒歩5分」の看板があります。
 
 
別に一つ一つ書かなくても良いかもしれないけれど、実感として「徒歩5分」もかかりません。
テントのついた広場の奥を右に曲がれば見えるのだから、正確には「徒歩1分」でした。
 
 
道沿いにコスモスが揺れていまして、案内の説明通り「見頃をすぎた」感じでしたが、見ていると華やかな気持ちになります。
 
 
 
あまり浸透しているとは言えないけれど、ここは「竜頭(りゅうず)の丘」、 ドラ夢(ム)ドーム」です。
雨が途中で降った時なんかに、何度か来たことがあって、ビニールでゴロンゴロンまわる遊具や、ミニゴルフ、輪投げ、バスケットゴールに大小のゴムボールなんかが置いてあり、自由に遊べます。
バスケットゴールで遊んでいる時に、外れると脇に大きなクモの巣がたくさんあるので、「ああ、あ…」という感じになるのですが、意外と当たりそうで当たらなかったのが印象に残っています。
その奥には「ドラ夢広場」があって、キャッチボールやサッカーができるようです。
この日は高知県の高校生だと思いますが、遠足なのか元気いっぱいに遊んでいました。
きゃあきゃあと、それは、それは楽しいそうな雰囲気です。
 
奥には花巡りの丘があり、コキアが植えられています。
 
 
ニュースなどで「今年は台風や猛暑の影響でやや小ぶり」と聞いていましたが、確かにやや小さいかな、と思います。
 
↓下の画像は昨年2017年の同じくらいの時期のものです。
 
↓これも昨年ですが紅葉する前はこんな感じで青々としています。
 
最初見た時には、陸のマリモというか、ふんわりモコモコしたものがたくさんあるように見えて、ちょっと面白かったです。
 
 
菜の花やポピー、アジサイ、ヒマワリなんかが咲いていると、一面華やかな感じになるのですが、コキアだと何となく不思議な感じがします。
コキアって何だろう?って思いますよね。
 
 
もともと南欧の植物なのですね。
4千本あるそうで、確かに日差しが当たると、色がサァーっと変わる感じがして、光るような印象があります。
 
 
遠くからだと丸い物体に見えるのですが、近くで見ると、細かい枝がびっしり密集しているがわかります。
 
 
 
なるほど、確かにホウキとして利用できそうな堅さ、細やかさです。
 
この時期、ちょうど赤から茶色に変わっている頃のようで、赤と茶が混在していました。
 
 
この日は「快晴」ということはなくて、空は雲に覆われていました。
少し待つと、ほんの一瞬、雲の切れ間ができるような空模様でした。
 
 
 

ドッグランと実りの丘

花巡りの丘の周りには、いくつかのエリアが広がっているので、見てみます。
まずは「健康広場」。
木製のアスレチックなのですが、僕は自分たち以外にこれまで利用している方を一人も見たことがありません…。
やってみると、別に面白くないわけでもないのだけれど、やってみようかな、という気持ちになれない来園者の気持ちもわかるような気もします。
まだ新しいのにね。
 
 
実際には、竜頭の丘ではここが一番人気があるのではないかと思われる「ドッグラン」。
ワンちゃんを連れた方が次々に訪れていました。
 
 
確かに犬を連れて来た方が、そのまま健康広場でアスレチックはしないよなあ、と思います。
 
僕は梅の時期にはこちらへ来たことがないのでわかりませんが、「梅の道」だそうです。
このエリア帰って調べたら2011年オープンだったので、まだ出来てから7年ほどなのですね。
 
 
さらに進むと、今度は「実りの丘」があります。
 
 
こちらには、四国四県ゆかりの果樹の花や果実を楽しめるそうです。
 
まずは、まんのう町の特産品「カリン」に、
 
 
まだ小さい樹だけれど、「ミカン」の樹がありました。
 
 
 
「ブンタン」と書いてあるのでそうだと思いますが、大きな実が生っていました。
 
 
高知県が産地で、冬に多く出回るのをかがわでもよく見かけます。
 
最後に県木オリーブ。
 
 
まあ、四国に住んでいる方には、見慣れたものばかりで、特別な感じはしないけれど、他の地域からから来た方は四国だなあ、と思うのでしょうね。
この他にも「モミジの谷」と看板にはあるのだけれど、道が崩落したのか、この日は封鎖されていて、入れませんでした。

コスモスは竜頭の里

コキアの「花巡りの丘」のがある「竜頭の丘」から、コスモスの咲く「竜頭の里」へ移動します。
僕は一度だけ歩いて「竜頭の森」を抜けて行ったことがありますが、ほとんどそういう方はいませんし、迷いそうだったので、慣れていない方にはおすすめしません。
 
 
中央駐車場から、メインエントランスへ入って行きます。
 
 
書き忘れていましたが、料金所があって、入場料と駐車場代を支払います。
ここではそのままゲートをくぐるだけです。
 
 
ええと、普段は全く意識しませんが、こちらのキャラクターが「ドラ夢(ム)」というそうで、先ほどのドームや広場の名前はこれが由来のようです。
まんのう公園マスコット ドラ夢(まんのう公園HPより引用)

当公園のマスコット「ドラ夢(ム)」とは
国営讃岐まんのう公園には、「ドラ夢(ム)」という可愛らしい竜のマスコットキャラクターがいます。
昔から雨の少ない地域において、竜は雨をもたらす動物として信仰の対象となってきました。ここ瀬戸内地方も例外ではなく、「満濃池」に伝わる多くの伝説の中でも「竜神伝説」は代表的なものです。「今昔物語」によると満濃池の主である竜は雨を呼び、金毘羅さんや瀬戸の島々とも縁が深く、遠くは京の都へ天狗退治にも出かけたという活躍ぶりでした。
このように、竜は公園に隣接する満濃池とは切っても切れない関係であることから、マスコットキャラクターのモデルとして選ばれました。ドラ夢(ム)(竜)は園内各所にいますので、ぜひ見つけてみてください。
なお、「ドラ夢(ム)」という名前は、平成5年に愛称を一般公募し、丸亀市内の当時小学5年生の女の子の応募作で「ドラゴンが夢の公園へ連れて行ってくれる」ことをイメージして名付けてくれました。

まんのう公園HPより引用)

 

なるほど、平成5年だから25年前で、名付けた方は現在30代半ばのはずです。

ここへ遊びに来るたびに、自分の名前が至る所にあって、それはそれで誇らしい気持ちになるだろうな、と思います。

そんな風に考えたら、何だか愛着が少し湧いてくるような気持ちになりました。

 

園内に入ると、どこを見てもコスモス一色という雰囲気でした。

 

 

 

先ほども見かけた高校生が、こちらにもたくさんおられまして、何だか楽しそうな声が聞こえてきます。

 

 

こんな時に子どもが一緒にいると、特に不自然な感じではなくなるのだけれど、僕一人で写真を撮っていると「?」という感じで警戒されます。

 

 

 

できれば静かに全体の写真も撮りたいのだけれど、鬼ごっこなのか、走り抜けて行くようなそぶりもあるから(若いと走りたくなる気持ちも理解できないわけでもない)、仕方がないので、お花を一生懸命に撮っていますという姿勢を前面に出しておきます。

 

 

もし、まんのう公園に来るのであれば、やはり何と言っても春と秋がおすすめです。

その他の季節も良さはあるけれど、気持ちがよいという点においては、春と秋、具多的には4、5月、10、11月に勝るものはありません。

お花も綺麗に咲いているものね。


 

風花の庭付近から芝生広場

 

コスモスの見頃は、やはり過ぎたのだなあ、とは思うけれど、全体としてみればまだ綺麗に咲いているところが多かったです。

(もう1週間ほど前だけれど)

 

 

青竜の谷付近から

 

本当は左上の丘に登って、全体を見渡したいのだけれど、先に若い方がお弁当を広げていたので、やめておきました。

 

高校生が大騒ぎでボール遊びに興じている芝生広場を横切り、花竜の道へ近づきます。

 

 

幾人か造園業の方が来て、草花の手入れをされていました。

黙々と作業をされていましたが、これだけのお花を維持管理するって、やっぱり大変だよなあ、と感心します。

 

 

ちょうど風がそよそよと吹いていて、コスモスも右に左に揺れています。

 

 

しばらく見ていると、高校生たちの帰りの時間が来たのか、出口に向かって歩いて行きます。

 

 

 

あんなに声が聞こえていたのに、10分もすると辺りは静まり返り、何もなかったかのようにコスモスだけが揺れていました。

 

 

コキアもコスモスも、どちらも見ていて綺麗で、なかなか見ることのない景色だな、と思います。

秋のまんのう公園の花々は、今年も美しく咲いていました。

 

※追記

動画も作成しましたので、よろしければご覧ください。

 

 

※追記終わり

 

さて、普段であれば、これで帰るところですが、子どもや奥さんがいたら、まんのう公園に来ても、絶対に行かないエリアがこの先にあって、今回はこの後ちょっと寄り道して帰りました。

前篇としたこの記事が、賑やかで彩のある草花の記事ならば、次回後篇は静かで野趣あふれる森の記事にする予定です。

また、引き続きご興味がありましたら、お読みください。

 

それでは、今日はこの辺で。

 

いつもお読みくださり、ありがとうございます。

 

 

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