こんにちは。
ハイ・パイン・サンキュー!です。
いつもとなりのかがわさんをお読みくださり、ありがとうございます。

 

晴れたかと思えば雲が行き交い、雨のお天気に変わります。

梅雨だから仕方がないのだけれど、天気予報があてにならない季節です。

 

さて、バラのお話が続いてしまったので、次は違う内容にしたいのですが、今回は道路です。

いやあ、道路なんかに興味がある人が果たしているのだろうか、と書きながら思うのですが、この道はつい最近まで歩くことは出来なかった道なので、もし屋島や人が歩いたり、自転車で走れたりするようになった屋島スカイウェイ(屋島ドライブウエイ)、屋島のミステリーゾーン、屋島隧道などにご興味がおありでしたら、お読みください。

 

屋島スカイウェイから見た庵治市街地

 

南の麓から屋島スカイウェイへ

屋島にそんな道があったっけ?と思うかがわさんも多いかと思いますが、新しい道が出来たわけではなくて、屋島ドライブウエイの愛称が「屋島スカイウェイ」になりました。愛称を公募していて、僕も応募しようと考えたのですが、「げんぺいぽんぽこロード」しか思い浮かばず、子どもに恥ずかしいからやめてくれ、と言われたので応募は断念しました。

まずは場所からですが、

 

 

高松市の東部に位置し、ちょっと海側に突き出ている場所です。

 

 

先ほども車で国道11号線(上の図黄色い道路)を走っている時に見かけたのですが、ここ2、3年でサイクリングをしている方がとても増えました。朝だったので、市内中心部から東へ向かう方が多数いて、4、5グループ見かけました。そういうのが流行っているのでしょうね。

 

 

地図に書いたように一番の変更点は、これまで車や二輪の通行がメインだったのが、徒歩や自転車でも通行できるようになった点です。

今回僕は車で屋島の麓まで行き、そこから歩いてスカイウェイを通行してみたいと思います。

駐車場ですが、高松から行くと、国道からファストフード店の角を左折し、踏切を超えると正面に四国村の入口に駐車場があります。うどんのわらやさんや喫茶店、お土産屋さんなどもあって、いつも観光客で賑わっている場所です。

 

 

僕ははじめて来ましたが、ちょっと上の方にバスなども停められる駐車場がありまして、この日はうどんバスも停まっていました。

 

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他の方はどうかは知りませんが、僕は屋島って見る方向によって、全く違う場所に見えるところが、一つの魅力だと思います。こんな感じのところあったっけ?といつも思うので、その辺りも今回はゆっくり見て行きたいと思います。

 

 

以前もここまでは歩いて来れたので、車の通行が無料になるまでは、ここで料金を支払っていました。

 

 

詳しくは覚えていませんが、普通車は600円位だったと思います。(見てみたら往復630円だったようです)短い距離なのですが、車で屋島に上がるには、これしか方法がなかったので、この料金が割高なのが観光客の減少につながっている、と考えたのですね。そして、2016年に無料化の実験を行い、昨年夏から無料(上で駐車場代が要ります)にしました。徐々に観光客も増えているのか、最後の仕上げが今回の徒歩と自転車の通行でした。ここから先は歩いて行くのははじめてです。

ミステリーゾーンまで

ええと、もう一つ書き加えておかなければいけないのですが、今回の記事はこんな感じで延々と道路の画像が続きます。まあ、僕もそんな興味があるわけではないのだけれど、道路なんかに興味がない方には、とてもつらい内容になるだろうと、予告しておきます。

 

 

しかしながら、よくよく見ていただくとわかるのですが、小さくサイクリングしている方なんかが映っています。これから大変な坂があるのですが、よく頑張って上れるなあ、という感じ。

 

 

山上までは4kmと表示があるのですが、僕は今回上までは行かないので、3km位だと思います。先ほどのうどんバスが軽快に上がっていきます。お客さんは海外の方が多かったようで、うどん屋さんから賑やかに出てきていました。うどんバス、とても人気があるようです。

 

 

僕はニュースなどで、ガードレールがどうこうと言っていたので、もしかしたら歩道帯なんかもあるのではないか、と期待していましたが、そんなものはありません。しかし、歩行者に気を付けるように、とか、幅が狭いから通行に注意!という看板はたくさん置かれていました。まあ、自分の責任で気をつけて行ってね、という感じ。

 

 

別に一つ一つに立ち止まらなくってもよいのですが、ここからの屋島も不思議な形。まあ、何に見えるかは個人によって違うのだろうけれど、ここから毎日屋島を見て育った方は、この形が「屋島」の印象なのだと思います。ここも車で通りすぎるだけだったから、見られてよかったポイントの一つです。

 

 

特に意識したわけではないのだけれど、僕はこの日も写真と動画を撮りながら歩いていまして、小さな三脚を使っていたのですが、運転をしている方からは、スピード違反の取り締まりのようにも見えるようで、僕に気がつくと、急にスピードを緩めたり、じっくり眺めたりされる方が結構いました。事故の多いところに、三脚とカメラを立てておくと、車のスピードが緩くなり、事故が減るかもっていう社会実験を、どなたかしてくれないだろうか。

 

 

まあ、僕も車で行き来する際には、長い下り坂で、ここはスピードが出ることはよくわかっています。後ろからものすごい勢いで走行してくる車が多いことも承知しています。なので、歩く方も、車の方も、是非今までとは違うよ、ということを意識して通行してみてください。(時折行う啓発活動おわり)いやあ、車も歩行者も誰もいない時には、新緑の隙間から、青空が見えて、とても清々しいところです。

 

 

僕はこれもはじめて知ったのですが、道沿いにところどころ池がありました。

 

 

鬱蒼としていて、とても近づきたくないのだけれど、屋島からの水なのでしょうかね。

 

 

もうこのくらいになると慣れてきたのですが、車の方は結構驚いたように追い越していきます。「なんで人がおるん?」と運転がそんな感じです。誰もいなくなると、もしかしたら、徒歩で通行できるのは何かの間違いで、本当は通行しちゃいけなかったのではなだろうか、と不安になるほど。

 

 

花が綺麗だったので、撮っていると、ブーンと羽音がするから、「げ、ハチか?」と思って急いでその場を去りましたが、後で見ると、ホウジャクと言う虫だったようです。もちろんこのあたりの虫さんも、これまで人間が立ち入ってくることは少なかったろうから、あなた、なんでここにいるの?という感じだろうと思います。

 

 

先ほどまではくっきり見えていた、屋島の上の方が徐々に見えなくなっていきます。完全に野生が勝るエリア、という雰囲気です。

 

 

これも僕ははじめて気がついたのですが、いくつかの道がありました。4月に行った北嶺で、ホクレイさんに頂いた地図を見ますと、旧遍路道なんかがあるようですが、ここではないようです。

 

 

先ほどまで見えていた屋島山上の先端は「冠ヶ嶽・経塚」というのですね。

 

 

向い側(東側)には、五剣山広がっていまして、何だか似たような変わった景色が連続してるなあ、と思います。このあたりの景色も車から見ていて、一度立ち止まってゆっくり眺めてみたいなあ、と思っていたところです。

 

 

確かに、少し上ったこの辺から、スカイウェイって言う感じがしてきました。

 

 

そうでした、ここは忘れてはいけない源平屋島古戦場でした。ここは2つある主な駐車スペースのうち、下の駐車スペースという感じのところで、ここに車を停めて、景色を眺める、というスポットです。(この日は誰もいませんでした)

以前は景色を説明する看板があったのですが、取り外されていました。只今改装中という感じ(2018年6月)。

 

 

 

綺麗に牟礼、庵治方面が見渡せるところで、八栗寺やイサム・ノグチ庭園美術館、うどんの山田屋さんなんかも、遠くに微かに見えます。

 

 

道路標識も新しいものがありました。「40」とありますので、ゆっくり走ってください。

ミステリーゾーンを歩く

僕から見ると、だいたいかがわのどこだって「ミステリー」なのですが、ここはかがわさんたちの間でも有名なミステリーゾーンです。

 

 

 

昔から「ミステリーゾーン」の看板があって、かがわさんの運転でここに来ると、大体説明をしてくれます。ミステリーゾーンまでは一度上って行きます。

 

 

 

あら、看板が増えました。上から読みますと、「この先 ミステリーゾーン ?」「前方注意」「駐停車禁止」とありまして、はじめて来る方には、この方がとてもミステリーだろうと思います。上った先は一度下り坂になりまして、こうして見ていると、しばし下り坂が続いているように見えます。

 

 

しかしですね、実際には緩い上り坂が続いていまして、下りと思っていたら上っていたというのが「ミステリー」ということらしいです。

 

 

もう20年ほど前ですが、はじめて屋島に来た際に、かがわさんがこの辺りで速度を緩め、「ここは下ってるように見えるけど、ほら上ってるやろ」としてくれたのを思い出します。まあ、そんなかがわさんたち自慢のミステリースポットですから、前方に注意して、駐停車しないようにお気を付け下さい。僕は車の中でしかそれを体験したことがないから、実際にはどうなのか、一度自分の足で確かめたかったところです。

 

 

画面左が進行方向なので、確かに僅かに上っていました。さらに急な上り坂がその先にあるので、錯覚で下りに見えるのだそうですが、その仕組みは僕にはよくわかりません。たくさんの方が書いておられると思うので、他の方の記事を参考にしてみてください。

 

 

まあ、屋島ドライブウエイが屋島スカイウェイになっても、名所の一つで、自転車で来た方なんかは、ずっと上りで嫌になるだろうね。

 

 

「注意!自転車・歩行者有り」とあるので、どんどん通行しなければいけません。上りは自転車はゆっくりですが、下りはとんでもなく早いスピード下りていくので、一瞬で消えていきます。下り坂はサイコーだと思うのですが、どうぞお気をつけて。

 

 

ミステリーゾーン、振り返ってみると、普通の道なのにね。

屋島トンネルまで

さて、中腹にまで来ました。徐々に五剣山の見え方が変わり、町並が海へと変わっていきます。
 
 
 
奥の方に見えるのはさぬき市志度の街と志度湾です。山に囲まれているから、湖みたいに見えますね。
 
 
上から走って来る方がいまして、それはそうです、ランナーの方がいても全くおかしくありません。下に車を覆いて走っても、上に車を置いて走っても、上りが先か、下りが先かの違いです。僕は下っても良いけれど、上る気には全くなれません…。
 
 
また振り返ると、今度は山の中から登山のご一行にお目にかかりました。山の方たちは挨拶をします。
「こんにちは」「下りて来られたんですか」「はい、お天気で良いですね」なんて感じでしたが、ゴミ拾いや草刈りなんかもされていたので、きっと地元のかがわさんたちだろうと思います。地図で見たら、ここが旧遍路道ですかね。もちろん、山に登る方たちもスカイウェイ歩いて行きます。再び少し歩くと、今度は法面(のりめん)の工事をしていました。
 
 
交通整理の方がいて「工事は8月中旬くらいまで」と言っていました。
 
 
車は一方向の信号で規制されていますが、歩行者はポールの内側を通行できました。狭いので、工事期間中はお気を付け下さい。
 
 
もちろん行き交う人はいないけれど、山の中に入って行く道のようなところがありました。屋島にはいくつかそういう道があるのでしょうかね。(気のせいかもしれませんが、その方がミステリー…)
 
 
あら、こちらの景観スポットには車がたくさん!いよいよ皆さんこの景色の良さに気がついて、人気が出たか?と思ったら、全て工事関係の車両でした…。
 
 
タヌキの石像に、こちらも撤去された看板。
 
 
説明の看板って、取り外されると不思議と見てみたくなりますね。
 
 
源平の古戦場で那須与一の扇の的などが、この辺りで繰り広げられたようです。
 
 
最後にぐるっとまわる急カーブがあり、東側の景観はここで終わります。
 
 
庵治の史跡スポットに「船隠し」というところがあって、ちょうど手前の小高い丘があるため、こちらからはそこに船が隠れていてもわかりません。また、もう閉めてしまったけれど、昔「舟かくし」という旅館がありまして、そこで活クルマエビを頂いたことを思い出します。活クルマエビ、当時は珍しくって、美味しかったけれど、今はもうそんなに食べたいって気持ちにならないのは、不思議なところ。
 
 
そして、こちらが今回の最後のスポット「屋島トンネル」です。ここには歩行帯が区切ってあって、歩けるようになっています。
 
 
そして、通る度に気になっていたのが、こちらの文字。
 
 
達筆で僕は「隧道」だろうかと思ったのですが、やっぱりよく見ると違うような気もしてくるし、そのような気もしてくるし、とても気になるところです。かがわさんの中には、こちらが心霊スポットという方もいますが、お昼に通るには、全くそんな気配もありません。
 
 
トンネルに入ると、
 
 
真ん中くらいで、出口が見えます。
 
 
まあ、確か夜中にひとりで登ってとなると、イノシシやタヌキ、野犬なんかがいるだろうから、気持ちの良いものではないだろうと思います。
 
 
反対側に出ると、もうすぐ目の前が山上の駐車場です。見慣れている感じの高松港、高松市方面が見渡せます。
 
 
 
当日は結構暑くなってきて、早く戻りたかったのですが、帰って来てから見ると、ここからの景色も結構珍しくってよかったです。
 
 
帰りは下りなので、楽でした。アジサイだと思うのですが、まだこれから咲きます、という感じでした。
 
 

 

それほど目新しいところではないですが、歩いて行くと違う角度からいろいろ見ることができてよかったです。もちろん、この上にも見所はたくさんあるけれど、歩いたり、自転車で行ってみたりしたい方は、車とは少し違った楽しみ方ができるだろうな、と思いました。僕はこの後、下でおうどんを食べて帰ったのですが、先に食べるとか、後に食べるかは、少し迷うところですね。お好みで決めてください。こんな長くて、道路ばっかりの記事にお付き合いくださいまして、感謝いたします。

 
それでは、今日はこの辺で。
 
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
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