こんにちは。
ハイ・パイン・サンキュー!です。
いつもとなりのかがわさんをお読みくださり、ありがとうございます。
また一段暑さが増したというか、昨日よりも気温が高いようです。
雨も降らず、暑さが一段落、というのがないのがこの夏の大きな特徴です。
さて、今回の津嶋神社ですが、僕は昨年はじめて行きまして(参考:幻の橋を渡って島の神社へ。「津嶋神社」)、行った後にもこれはなかなか神社までの橋や屋台なんかがよい雰囲気だな、と思っていました。
まあ、昨年行ったから今年はいいかな、と思っていたのですが、ご存知のようにこの神社、海の上に架かる橋が、
1年に2日のみ、8月4日と5日
と決まっておりまして、日にちが変わらないとすると、今年以降来年(2017年)からは、週末、土日となっております。
(普通は来年の暦なんて見ないんですが、これだけはどうしようもない)
ちょうど昨年の自分の記事を見ていたら、子どもを連れて夕方から行ってみようかな、年に1度だし、という気持ちになって、ちょっと見てきました。
昨年は遠慮してあまり詳しく書かなかった津嶋神社の駐車場のことや夜の人出なんかについてご興味がありましたら、どうぞお読みください。
津嶋神社への駐車場
まずは場所からですが、津嶋神社はかがわ県の三豊市にあります。
近くで最近訪れた観光名所に「紫雲出山(しうでやま)」なんかがありますが、やっぱり公共交通機関では行きにくい地域です。
いや、JRさんもこの日には「津島ノ宮」という臨時駅を作っているのですが、平日の17時頃から高松を出て、JRで使って行ってみる、という意気込みというか気持ちには僕ら家族はどうしてもなれないようです。
一応聞いてみたのですよ、「JRもあるけど、どうする?」って。
二人(奥さん、子ども)とも「クルマ、絶対!」だって。
確かにまだ暑い時間(かがわの夕方は無風で超絶暑い…)だし、高松駅まで行ってJRで行く、という選択は確かに採りづらいような気もします。
仕方がないので、西に車を走らせますが、予想通りというか、いつも通りというか、夕方はとても混んでいる時間帯です。
これは会場周辺は一体どんなことになっているのやら、と思いながら国道11号を走ります。(まあ、急ぐ方は高速を使ってください)
一応親切なことに、津嶋神社のホームページがありまして、その中には駐車場の案内図もあります。
一度行ったから大体わかるような気もしますが、昨年は「初めて行く方にはわからないだろうな」という感じ。
瀬戸内海沿いを走る通称「浜街道(はまかいどう)」は混むだろうから、南側から入り、「←今回はここに行ってみました」とある場所へ向かってみます。
津嶋神社に関するブログやSNSの記事はとても多いのですが、駐車場に関する情報は本当に少なくて、「2、3キロ歩く」とか「3、4キロ山道を歩く」とかの情報が、本当に独り歩きしているようです。
毎年変わるかもしれないので、やや曖昧にしつつも、今年(2016年)駐車場として案内してくれた場所をお馴染みの地図で表すと、大体このあたりでした。
ちょうど到着したのが19時過ぎでしたが、2、3台出て行くのを待ってから停めました。
ああ、それからこの日は花火が20時から上がる日らしい、と聞いていたので、この時間にはもう渋滞で動けなくなるんじゃないか、なんて心配していましたが、そうでもなかったです。
お参りしたら、混雑を避けて、ささっと帰ります、と言う地元の方々も多いようで、車の出入りは結構多い印象でした。
ここだけでも50~60台停まっていましたが、地元の方が誘導灯で親切に誘導してくれます。
特に駐車料金はかからずにそのまま停めさせてくれます。
(あんまりこれに触れると、有料になるから小さな声で…)
神社まで交差点を渡って5分ほどですが歩きます。
行き交う方は若い方が多く、ベビーカーを押している家族連れとよくすれ違います。
なるほど、子どもの守り神だから、小さい子を連れて来ているのですね。
これなら、なおさら車ですよね…。
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浜街道を見ていましたが、身動きが取れないなんてことはなくて、ちょっとこの地域にしては混んでいるかな、というくらい整然としていました。
地元の方もこのお祭りの交通整理に慣れているんでしょうね。
はじめて行く方でも駐車場のことはあんまり心配しなくても大丈夫だと思います。
屋台の前は人の波
では、神社の橋の方へ降りて行きましょう。
年に二日営業するJR津島ノ宮駅
ちょうど列車が通った後ですが、結構多くの方が乗っていて、降りてきました。
そうか、若い方のグループなんかでお祭りに行こう、となると列車ですね。
昨年昼間に来た時より格段に人が多いです。係の方がロープを使って作る踏切にも多くの人がいました。
ちょうど屋台の出ている辺りから混雑してきます。
特に右側、左側と整列するわけではなくて、左の屋台に並ぶ人、これから行く人、もう帰る人、右の屋台に並ぶ人と、概ね4列で構成されています。
ちょっと注意が必要なのは、大人の腰の高さ位に子どもたちが一杯いて、カバンやリュックが当たりそうになります。
また、多くのベビーカーもありまして、ここから橋まではちょっとずつ、ちょっとずつ進む感じです。
いか焼き、串に刺した牛、わたがし、光るおもちゃ、たこ判、たこやき、かき氷、玉子焼等の屋台がしばらく続いていて、ああ、お祭りだなあ、と言う雰囲気です。
この奥に渡橋料(橋を渡る為の料金大人300円、小人100円)の受付がありまして、どうもそこで詰まっているようです。
僕はこうして前が見られるし、どうなっているか予想がつくけれど、子どもは人の背中しか見えないだろうし、屋台の美味しそうな匂いやキラキラした感じをみると、橋を渡るなんてどっちでもよい、という気持ちになるのも理解出来ます。
大体踏切の辺りからじんわり進んで20分ほどで橋の入口に到着です。
なかなかかがわで混雑することはないので、これはこれで珍しいことです。
上の写真は昨年昼間の風景(夜は人が多すぎて撮れなかった)ですが、随分印象が違いますね。
ゆっくり行きたい方、見たい方は昼がおすすめです。
ここからは左が島に進む列、右が戻る列とロープで別れているので、2人くらいが一列で進みます。
本当は「つしまばし」という名前の橋ですが、他の方のブログなどを拝見していると渡ると幸せになれる「しあわせ橋」と呼ばれているのだとか。
なるほど、年に2日のしあわせ橋なら、そりゃ渡ってみたいですよね。
戻る方が少なくて、行く方が多いのですが、少しずつ進みます。
歩みが止まると、皆さんカメラやスマホでパシャパシャ撮っています。
確かに、ぼんやりと電球がついていて、何となく撮りたくなる雰囲気がありますね。
赤ちゃんから2、3歳くらいの子を多く見かけましたが、よく考えたら結構ハードなお参りです。
前後で子どもに「もう少しだよー」「がんばろうねー」なんて言う声が聞こえてきます。
海の上を歩いていると、何となく春日様が海の向こうから船でやってきたりしないかな、と僕も不安になりましたが、その心配はいりませんでした。
お参りが終わった方々は花火に備えてスタンバイ。
潮が引いているので、多くの方が海岸に降りていました。
この方向に見えるのでしょうかね、花火。
荘内半島の方を見ると、何となく海の色が変わっていて綺麗な感じでした。
少し暑さが和らいで、海を渡る潮風が吹きぬけていきます。
うむ、これはなかなか心地がよい…。
地元消防団の方々でしょうか、結構狭いところですが、待機しておられました。
よくよく考えると、ここしかないですね…。
徐々に神社の灯りが見え、ドンとかシャリンなんていう音も聞こえてきました。
神社も大勢の人
皆神社に行ったきり帰って来ないのか、と思うほど行きが混んでいますけれど、島の海岸にも大勢の方が下りていました。
またベビーカーはここまでで、この先は階段です。
この付近には30台くらいのベビーカーが置いてありました。
階段を登って、振り返りますが、次々と人が来るので、ゆっくりとはいきません。
神社もなかなかの人出でして、周囲にぐるりと列ができていました。
初穂料3000円だそうです。
お守り(500円)も大繁盛で、皆さん次々に手にされていきます。
帰りに屋台で買おうね、と子ども言っていたので、早く行こう、早く行こうと急かします。
それはそうだ、と思いながらすたすたと来た橋を戻ります。
すると、右側、詫間の方面から「シュッ…、ドドーン」と花火が上がります。
なるほど、ちょっと山に囲まれた感じになるので、花火の音が反射してよく響きます。
しかしながら、次々に打ち上げられる、という感じではなく、ポツリ、ポツリ、という感じ。
すれ違う方の中には小さい子もいて、花火の大きな音に驚いたのか
「こわいよぉ、かえるぅ」
と泣いている子が数人いました。
確かに、この橋の上で花火って、良さや楽しさが小さい子にはわからないかもしれませんね。
屋台で一通り食べ物なんかを買って、駐車場に戻ります。
ドオーンなんて花火の音を聞きながら屋台に並んでいると、いかにも夏のお祭りという感じですね。
「花火見る?」と聞くと、奥さんも子どもも「いい」だって。
僕は好きなんですけどね、花火見物。
短い時間でしたが、楽しい雰囲気のまま帰ります。
20時半近くでしたが、列車からはまだまだお客さんが降りてきていました。
結構人が多い感じでしたが、そんなに大混乱と言う感じではなくて、皆さん整然とお参りされていました。
1、2組海外の方は見かけましたが、ほとんどが子連れの若い家族でした。
薄明りの下、ちょっと軋む橋の板を歩く感触や海を見ながら神社を目指す雰囲気は、他にはあまりないように思います。
暑い中なので、ちょっと体力と気力が要りますが、年に一度の津嶋神社の夏季例大祭は5日まで。
これからお出かけの方はどうぞお気をつけて。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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