こんにちは。
ハイ・パイン・サンキュー!です。
いつもとなりのかがわさんをお読みくださり、ありがとうございます。

 

梅雨明けの後しばらくの間まとまった雨が降っていません。

早明浦ダムの貯水率が、という話も少し見聞きするようになってきました。

 

毎年この時期には親子(あるいは子どもが)参加できる「夏休み○○体験教室」の催しが多く催されています。

何だか流行っているのか、7月の下旬にはとても数がとても多くて、いろんな団体が張り切ってイベントを開催しています。

一方で8月に入るとパタリとなくなるのはお盆だからなのでしょうけれど、雰囲気的にはお盆やお盆明けでも人は集まりそうな気がするのですが…。

子どもが学校から持ち帰ったプリントをふむふむと眺め、何をするか相談します。

昨年は「のり染め藍染はんかち」をしたのですが、今年子どもは和三盆木型の何とかに行きたいようです。

そして僕は毎年応募する「給食センター見学」でしたが、残念ながら両方とも抽選で外れてしまいました。食べ物関連はとても人気があるようです。

 

そんなこともあろうかと、先着応募のイベントにも、と思い申込んでいたのが今回の「たまもん」づくりです。

皆さんはご存知ですか、たまもん。

いやあ、僕は最初どんなものか全く想像ができませんでした。

 

例えば似た名前ではポケモンとか、

 

さらには、くまモンとか、

 

 

は見たことがありますが、「たまもん」は知りません。

 

そしてさらに、「消しゴム粘土でつくる」というところが、とてもミステリアスで、どんな感じかわからなかったので、一緒に参加して見てきました。

もし「たまもん」や「消しゴム粘土」なんかにご興味がありましたら、どうぞお読みください。

たまもんって何?

会場はここのところ毎年のように夏になるとお邪魔している「高松市埋蔵文化センター」です。

古墳や史跡の発掘、管理なんかを 担当している団体で、石棺を探す時には、僕もお問い合わせをしました。

場所は高松市役所の北側にあって、以前は小学校の校舎だった建物にあります。

中心部にあって、市役所にとても近いから市の関連イベントはここが使いやすいんだろうなと思います。

 

ちなみに正式なイベント名は『平成28年度親子文化財教室「たまもんをつくろう!!」』となっておりまして、30組ほどの親子が参加していました。

ちなみに参加費は子ども一人100円です。

 

時間になると、早速たまもんの説明から。

 

 

ふむふむ、やはり「たまもん」とは?からスタートです。


 

なるほど、どこかで見たことのあるキャラクターだな、と思っていたら、玉藻(たまも)公園のマスコットキャラクターだったのですね。

そして、今は現存していませんが、かつて玉藻公園にあった「高松城天守」のシャチホコをイメージしているようです。

ですから、正式な名称は「TAMAMOn」となっておりまして、玉藻(たまも)公園の「TAMAMO」に「n」をつけて、「たまもん」としたわけですね。

 

しゃちほこの説明がありまして、実際の高松城の様子を見せてくれました。

 

 

昨年見た本丸跡での耳をすませばの場所には、実際にはこういう天守があったのですね。

よく見ると、確かに天守にありますね、シャチホコ。

 

実際には二つあったそうですが、一つは神戸の方が買われ、一つは地元の方が買われたそうです。

その地元の方が買った現物を、また買戻し、今も展示しているそうです。

 

 

おお、これは何となく見たことがありますね。

まったりとした青銅のシャチホコ。

写真で見るよりも実物は大きくて、2mほどあります。

高松市歴史資料館だから、高松市中央図書館の上、女木島金のピアスと同じところですね。

また今度行くときには見てみようと思います。

 

 

なんで今のたまもんになったのか、ということも詳しく教えてくれました。

 

玉藻公園のブログ「玉藻公園の日々(H26年10月以前)」などを拝見していると、意外と以前からたまもんは活躍しているようで、2011年7月にはTシャツが新登場していますから、もう5年以上はご活躍されているようでした。

たまもん、名前をよく知らなくて、ごめん…。

 

玉藻公園はもちろん、JR高松駅前広場なんかでも見られるようですので、お近くにお出かけの際には探してみてください、たまもん。

 

消しゴム粘土

僕と子どもははじめて触ったのですが、「消しゴム粘土」という素材があるようです。

こんな感じで、粘土のように成形して、お湯につけると固まり、消しゴムになる、ということのようです。

 

では、早速作っていきます。

(念のために行っておきますと、僕ではないですよ、子どもです)

 

 

まずは消しゴム粘土を手でこねて、柔らかくしていきます。

 

 

最初だけ少し硬かったようで、低学年の子は皆揃って「かたくてできなーい」と言っていました。

 

何となく6個の細かい丸型(ひれ)と、2個のL型の胴体パーツを作っておきます。

 

続いて、説明の方が「タルク」と言っていた粉を筆につけ、振っておきます。

なるほど、何となくたまもんの型になっていますね。

 

 

こうすると後から型を外す時にやりやすいのだそうで、この後余計なタルクを振り落としておきます。

 

先ほど作っておいたパーツの半分を型に入れていきます。

 

 

 

作り終えてから思ったのですが、この時にできるだけ型の表面が平らな方がよいと思います。

凹凸があると全体が付かなかったり、線が入るような気もします。

 

残ったパーツを同じように別の型に入れていきます。

 

 

ペタリ、と二つを合わせ、少し力を入れてぎゅっと上から押しました。

 

 

そして再び開けてみると…、

 

たまもんの消しゴム粘土が出てきました。

 

 

 

たまもんの他にも、「瓦づくり」の型もあって、瓦の型に消しゴム粘土を入れて成形していきます。

 

 

手が重なって型がよく見えなくなってしまいましたが、丸瓦などの違う型を作っている方もいました。

 

 

他の方のたまもん消しゴムも色とりどりで、何となく可愛らしい感じです。

 

 

参加された人数が多かったのか、二組に分かれていまして、別の組が作成している間に茹でてくれました。

 

その時間隣の部屋で、屋嶋城の紹介、発掘状況の様子などが展示されていて、係の方が簡単に説明してくれました。

 

 

しばし待つと、出来上がったたまもん消しゴムが完成です。

 

たまもん消しゴム

 

もう一つの瓦の消しゴムも。

 

瓦の消しゴム

 

子どもも自分のオリジナル消しゴムが出来上がったのが嬉しいようで、「できた、たまもん、ブログに書いて!」と言うので、書くことにしました。

係の方が「結構よく消えますよ」なんて言うのですが、使うと消えちゃうのが悩ましいところ。

たまもんと瓦の消しゴム、今のところ夏休み中くらいはそのままにしておこうか、なんて言っています。

結構簡単にできて、子どももたまもんや瓦のことに興味がもてたようで、よかったです。

たぶん1回でも作ると、ちょっと愛着が湧くのだと思います。

関係者の皆様、楽しい講座をありがとうございました。

 

それでは、今日はこのへんで。

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

 

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