こんにちは。
ハイ・パイン・サンキュー!です。
いつもとなりのかがわさんをお読みくださり、誠にありがとうございます。

曇り空が続く週末のかがわです。
少し暖かいようで、それほど寒くはありません。

この記事は一円玉を持って厄除けの寺へ「與田寺」と一緒にお読みいただくと、またその雰囲気が感じられるかと思います。

特に二つに共通点や関係などはないようですが、そろぞれ隣にあるので、何となく、です。

どうしてとらまる公園なのか、と言われるとちょっと困るのですが、前回の與田寺の記事を書く時に、本当は隣にある「とらまる公園」も一緒に、なんて思っていたのですが、どうしてもあわせて書ききれなかったから、別の記事にしました。

そして、恐らく今書かなかったら、この後書かないかも知れない、と言う気もしたので、書く気持ちになった時に書くことにします。

何だろうな、と振り返ってみると、與田寺もとらまる公園近郊では、あまり何かを食べる、ということがありません。

いや、知らないだけで、あるのかもしれませんが、今の僕の力では見つけられませんでした。

ただし、子どもが遊ぶにはとても良いところで、小学校入学前後くらいで行ったら、とても楽しめると思うので、書いておこうと思います。
結構今回の画像は時期がランダムになりますので、草木や空の色が、やはり違うものだな、なんていうところにも着目して読んでみてください。
 

とらまる公園は何で「とらまる」?

與田寺(よだじ)が読み方に困るのであれば、こちらの「とらまる公園」は、
「なんで、とらまる?」
というところからスタートです。

 

 

とらまる公園のサイトを見ると、こんな風に書いてありました。
 
とらまるってなあに?
“とらまる”の名は南北朝の名勝、虎丸山(標高417m)に由来します。
3つの登山ルートがあり、四季折々の風情が楽しめるほか、山頂からの眺めは小豆島や美しい瀬戸内の海が遠望できます。
人形劇場・人形劇博物館のあるとらまる公園 とらまるパペットランドのサイトより)

ええと、わかったようで、ほとんど何もわかりません…。
「南北朝の名勝」というのがいらないのでは?

もしかしたら、近くにあるのでしょうか?虎丸山。
これでしょうかね。
 

とらまる公園から虎丸山

 

ちょうど真ん中を高松道が横切っていて、バスの昇降場があるところだと思います。
ちょうど四国から関西方面、淡路島に行く時には左側にとらまる公園、右側に虎丸山(とらまるさん)という位置関係です。
(反対から来ればその逆です)

とらまる公園と虎丸山、與田寺の場所をを地図で見てみると、
 

とらまる公園と虎丸山と與田寺

 

こんな感じで、それぞれがとても近くにあります。
じゃあなんで虎丸山と言うの、なんて聞かれると困るのですが、とにかく、虎丸山の麓にとらまる公園という公園はあるのです。
 

広い駐車場、そして石の彫像

そして、ちょっとこの公園が変わっているな、と思うのは、「日本で唯一人形劇のテーマ―パーク」なのだそうです。

まあ、そんなに新しくできた施設ではないので、遠足なんかで足を運んだ方も多いだろうし、図書館、体育館やテニスコート、キャンプ場もあるので、利用したこともある方も多いのだろうな、と思います。

それにしても、四国に、かがわで、しかも大内町(東かがわ市)に人形劇です。

僕は與田寺に行った帰り、もしくは行く前に寄るので、北側(海側)に車を停めます。
必要なのかどうかは知りませんが、一応駐車場の画像ものせておきます。

 

その一、北側の駐車場。
 

とらまる公園駐車場

 

その二、南側(高松道、虎丸山側)駐車場。
 

とらまる公園駐車場2

 

なんだ駐車場なんか当たり前じゃないか、と思われるかもしれませんが、あんまり満車になっている感じを見たことがなくて、いつでも停めやすいし、行きやすいですよ、ということが言いたいのです。
ほら、あるじゃないですか、土日になると、一杯になっちゃって、道路にはみ出たり、うろうろしちゃったりするような場所。
そういう心配がないので、小さい子連れで、ゆったり来られる公園です。
そして、駐車場は無料です。

公園全体の案内図を見てみます。
 

とらまる公園案内図

 

ウムム、結構広いです。
北側からあがっていくと、すぐに丘と言うか、坂になっていて体育館が見えてきます。
 

とらまるてぶくろ体育館

 

昔は県立体育館だったように思いますが、いつのまにか「とらまるてぶくろ体育館」となっています。
なるほど、東かがわ市が管理するようになったのですね。

もしここで、手袋を落としてしまったら、「てぶくろ体育館に手袋の忘れ物」ということになるわけですが、名称とは異なって、三角屋根のなかなかかっこいい建物です。

体育館の前は「ダリ彫刻の森」とありますね。
芝生の上に見えているのは、彫刻、彫像です。
ああ、なんで、と僕自身も思うのですが、どうしてもレンズを向けないわけにはいきません。
 

とらまる公園の彫像_1
「ゆかいな六かえるちゃん」 木村英二

 
公園、街並み、瀬戸内海、そして、空。
眺望がとても美しい場所です。
 

 

とらまる公園の彫像_3

「階段を昇る裸婦 マルセル・デュシャンに捧ぐ」  サルバドール・ダリ

 

これがサルバトール・ダリ「階段を昇る裸婦 マルセル・デュシャンに捧ぐ」とあります。

 

とらまる公園の彫像_4

「ウエディング」  和泉良

 
「ウエディング 2004年庵治石 和泉良照」とあります。

 

 

とらまる公園の彫像_7

「ごっこ」 森岡量喜

口の中で遊んでいる様子を描いたのでしょうね、笑っています。
 

 

とらまる公園の彫像_6

「海にうかび・空を想う」山田正治

 

とらまる公園の彫像_5


「海に浮かび・空を想う 山田正治 『石の里のアーティストたち』 出展作品」とあります。

なるほど、牟礼や庵治の方で作られ彫像なのですね。

與田寺でも感じましたが、かがわには石の置き物や彫刻、彫像作品が何となく多いような気がします。
何となくふとみると、こういうところにちょっと変わったオブジェがあるところ、意外と好きです。

反対側(虎丸山)の方にもありましたので、これものせておきますね。
 

とらまる公園の彫像_2

「Fantasia・Poseidon」 アキホ・タタ

 

「人形劇」が先に思い浮かぶのですが、何となくこういうのもいいのにな、という気がしています。
 

冒険の森アスレチック

他にも見ていると、図書館がありました。
これも「名前はとらまる図書館」です。

 

とらまる図書館

 

とりたてて新しいという感じはしませんが、何だかこれはこれでこじんまりした良い雰囲気の図書館です。
ピラミッドみたいな屋根が付いています。

 

とらまる図書館1


横から見ても、良い感じ。

途中にはキャンプ場の管理棟のようなところがありました。
 

キャンプ場1

 

キャンプ場2
 

よくわかりませんが、夏はキャンプができるのでしょうか。

さて、いよいよアスレチック「冒険の森」です。

何でかわかりませんが、普通のアスレチックでも「冒険の森」という名前を冠しただけで、とても魅力的に思えるから不思議です。
もちろん子どものアスレチックがメインなのですが、何だか僕もわくわくしてきます。

「冒険の森 北門」と書いてあります。
 

冒険の森 北門
 

最初は少し階段を昇るアスレチックです。
 

とらまる公園アスレチック_1
 

ちょうどたまたまだと思いますが、僕と子どもで上に行きますと、若い方の先客がおられまして、寝転んでいるので、最初はちょっと「げっ!」としました。
もしや何か事件が?と思いましたが、何のことはなくてお昼寝されていたみたいです。

ふむ、他に場所がないから、気持ちはわかるのですが、ここはアスレチックなので、ここでひっそりと眠ってはいけないですよ、なんて言わなかったのですが、二人で「気持ちいいね!」「よい眺めだね!」なんてわざとらしく大声で言いました。ちなみに大して眺めが良いわけではありません。

となりにも滑り台があります。

 

とらまる公園アスレチック_2
 

そして、また滑り台。
 

とらまる公園アスレチック_3
 

そして、もう一つコロコロのついた20m程の「ローラー滑り台」があるのですが、これはどんな時でも大体子どもがいて、写真が撮れません。
他の子がころころ滑っているところに、何となくカメラは向けられませんし、僕の子どもは「やらない」というので、写真がありません。

アスレチックの上にも、また滑り台…。

 

とらまる公園の滑り台

 

 

随分滑り台に力を入れ、充実しているという印象です。
決して受験生にはお勧めできません。

他にも、昇降をするもの(名前がわからない)や、
 
とらまる公園アスレチック_4
 
昇ると、事前の想像以上に高いので、とても怖い網のアスレチック。
 

とらまる公園アスレチック_5
 

こちらは小さな網。

 

とらまる公園アスレチック_6
 

「ターザンロープ」という名前らしいのですが、ちょっと台が高いので、このターザンロープは小学生低学年向きです。
 

とらまる公園アスレチック_ターザンロープ
 

他の地域はよく知りませんが、かがわの公園(アスレチックではないところ)には、結構このターザンロープがあるので、ターザンロープ好きなのかな、と思います。
ちなみに僕の子どもも好きなようで、思う存分(108回でした)ターザンになっていたようです。

池には名前があって川田池。
「とらまる池」とか「てぶくろ池」でないところが面白いところです。
 

とらまる公園アスレチックの水辺川田池

 

逃げていくので、触れ合えませんが、鴨がいる時もあります。

 

かもなんかもいる
 

春や秋の気持ちの良い季節に、1時間位は楽しく遊んでいられそうな「冒険の森」です。

余計なこととは思いつつ、毎回思うのですが、何というか「冒険の森」という名前と「アスレチックの設備」はしっかりしているのですが、今一つ世界観が足りない気がしています。
「何歳向けコース」みたいな感じでコースを設定して、一つアスレチックを遊ぶすることに10ポイント、20ポイントみたいにして、全部できたら「勇者に認定」とかだと、楽しい気もします。
全部できたら、タイガー勇者とか。
まあ、そういうちょっとした工夫みたいなのがあると良いかもしれません。
何と言っても「冒険の森」なので。
 

人形劇ミュージアムとミニチュア児童館

アスレチックから上がると、人形劇ミュージアムなどの建物がありました。
 

とらまる人形劇ミュージアム
とらまる人形劇ミュージアム

 


なかなか広い施設なので、全体像を把握することは難しいのですが、その名の通り人形劇のミュージアムです。こちらは有料の施設ですが、一応入ってみます。

館内は撮影が禁止らしいのですが、僕が行った際には人形づくりのワークショップ、時間が来たらミニ人形劇シアターなどがありました。

館内には、ここは撮影ができますよという場所もありました。
 

とらまる人形劇ミュージアムの館内_1

とらまる人形劇ミュージアムの館内_2


とらまる人形劇ミュージアムの館内

 
何だか昔テレビで見たことのあるような人形もおられます。
他にも自分で人形を操ってみるコーナーや、有名な人形の展示コーナーなどがありました。

僕はそんなに人形劇が好き、と言うほどでもないけれど、見ていて思ったのは、そういえば「三国志」や、最近では「ホームズ」など、何となく見ていたら、結構面白かったような気もしてきます。
アニメやゲームなどにやや押されている感じもしますが、切り口を変えれば、何となくとても面白くなる可能性のあるジャンルだろうな、と言う感じがしました。

冒険の森の人形劇とか、そういうのが見てみたい気がします。
昔話なんだけれど、あんまり説教くさいのではなくて、男の子が旅に出て、冒険するようなのを、こそりとリクエストしておきます。
(子どももそう言うのがあったらいいね、だって)

続いて時計台とミニチュア児童館。

 

とらまる公園ミニチュア児童館


砂場や噴水の広場になっていて、小さい子どもが遊んでいます。
 

とらまる公園ミニチュア児童館_1
 

正面が人形劇を観覧する「とらまる座」です。
 

とらまる座

 

あまり人形劇のことはよくわかりませんが、全国に人形劇団があるようで、こちらでも定期的に公演をされているようです。
この日はなかったので閉まっていましたが、子どもは「見てみたい!」と言っていました。
そりゃそうだ、人形劇をやっていたら、見てみたい。

大きな屋根の体育館の裏には、広いグラウンドがありました。
しませんでしたが、広いので出来るのでしょうか、凧揚げ。
 

凧揚げができそうです

 

そして、こちらがミニチュア児童館。

 

とらまる公園ミニチュア児童館_2
 

こちらも中に入るには有料です。
この時には、先ほどのミュージアムとセットになったチケットやJAFの割引なんかもありました。

中はこんな感じです。
 

とらまる公園ミニチュア児童館_2

 

とらまる公園ミニチュア児童館_1

 

何がある、ということでもないのですが、子どもは楽しそうでした。

ちょっと小さい街並み、建物なのですが、昇ったり降りたり、特に人形劇とは関係がないような気もしますが、子どもの街、という感じ。
 

とらまる公園ミニチュア児童館_3


2階には「休憩室」というのもあって、大人はゆっくり座っています。
確かに、小さい街なので、腰をかがめたり、狭かったりで大人には大変ですが、そんな大人が退避する場所も設けられていました。

帰り際にふと見ると、屋外円形劇場。
 

とらまる公園円形の野外劇場


使われているところをあまり見ないのですが、先日の五色台やさぬき市のテアトロンも含めて、野外の円形劇場が好きなんだろうな、と思います。
真ん中に立って、手を叩くと、「ぱああん、ぱああん」ととても良い音がしますよ。
興味があったら、試してみてください。
大丈夫、心配は要りません、ほとんど誰もいないから。
 

 

 

 

とらまる公園から大内町の眺望


再び、海の方を眺めながら帰りましたが、何だか「とらまる公園」というのは、不思議な場所です。
アスレチックに、人形劇と、子どもが好きな要素が結構たくさんあるのに、そんなに人で混みあっていないのが、良いところです。
芸術祭の時には、ほとんど高松より西、そして島という雰囲気になってしまうのですが、人形劇とか彫像とか、広い敷地とか、いろいろあるのにな、という気もするところです。

まあ、あとははっきり言ってしまえば食事です。
僕はちょっとおにぎりを持っていくか、生き帰りでうどんということにしていますが、ちょっと何かあると良いんだけれど、無いな、と言う感じです。

與田寺、とらまる公園、帰りがけにドルフィンセンター(実際に行ったコース)なんていうコースは、いろんな楽しみがあってよいと思いました。

長々と書いてしまいましたが、何とかまとめきれてよかったです。
特に「とらまる公園のアスレチック」については、あまりWEB上に情報がなかったので(いや、アスレチック設備全般においてそうだけれど)、おでかけの際の参考?になれば幸いです。

そして、もし高松道を通る機会があったら、ああ、ここがとらまる公園か、なんて思っていただければさらに嬉しいところです。

それでは、今日はこの辺で。

いつもお読みいただき、ありがとうございます。