『 キンキーブーツ 』 → 『 自虐の詩 』 | たたら劇場

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多々良光洋のブログです

 

さて、じぶん映画の(←ひ! の分。
( 芝居を学び、芸術に触れ、心を豊かにする()←ひ!)

 

 

Vol.334

『 キンキーブーツ 』

監督/ジュリアン・ジャロルド (2005)
 
■Story

父親の突然の死により、倒産寸前の靴工場を相続した優柔不断な青年チャーリー(ジョエル・エドガートン)。工場の起死回生に頭を悩ませる彼は、偶然出会ったドラッグクイーンのローラ(キウェテル・イジョフォー)からインスピレーションを得て、ドラッグクイーン用のセクシーなブーツを新商品として開発しようと思いつく。

 

■感想

先日観に行った鈴木枝里さんのライブ後にシンディー・ローパーさんの話題になり教えて頂いた映画です。

この映画自体は直接シンディー・ローパーさんには関係がないのですが、その後のミュージカル化された時に全楽曲をプロデュ―スされたそうです。

シンディー・ローパーさん、高校時代に良く聴いていたんですが、楽曲もキャラクターも声も凄く好きなんです(▰˘◡˘▰)♪

昨年日本での来日公演があったようなんですが、この動画を見ると客席が大きく沸いていて益々興味が湧きました。

 

物語は実話を元に作られたそうで、人間や仕事の“本質”について考えさせられる内容でした。

中盤ローラが久しぶりに女装(本来の姿)して来た事に対しチャーリーが厳しい口調で否定するんですが、このシーンのローラの涙は強く印象に残りました。

 

 

 

 

 

Vol.335

『 自虐の詩 』

監督/堤幸彦 (2007)
 
■Story

子どものころから不運続きの幸江(中谷美紀)は、乱暴者で酒飲み、仕事もせずギャンブルに明け暮れるダメ亭主イサオ(阿部寛)に健気に尽くしていた。見かねた隣人に別離を勧められ、パート先の店主にしつこく言い寄られようとも、イサオと一緒にいることが何よりも幸せ。そんなある日、刑務所帰りの父親が幸江の前に現れる。

 

■感想

前回観た中谷美紀さんが「嫌われ松子の一生」で、そして今回……。

もうこれ以上中谷さんをいじめないで欲しいです。笑

幸江とイサオの関係は独特でしたが、夫婦の絆ってこんなもんかなぁと心温まる部分もありました。

傍から見たら不幸そうでも、二人にしか分からない幸せってありますもんね。

コミカルな世界観ながら、学生時代の熊本さんとのエピソードや大人になってからの再会シーンなどには号泣してしまう、不思議な物語でした(゚ーÅ)