派遣社員が社内のシステムを使えるようにするには

稟議書が必要です。

その稟議書を起こすのは、人事関係を扱う庶務。

庶務にいる社員はFさんとU子。

 

ここで感の良い方なら、嫌な予感しかしないと思います。

 

ええ。案の定、いつまで経っても稟議が下りた報告も無く

不便な日常を送る柏木さんやN子さん。

 

N子さんが柏木さんのいる会社に派遣で来たのが3月。

今、7月。

いくらなんでも稟議が下りるの遅くない??

そう思った柏木さんはFさんに聞きました。

 

 

柏木さん「N子さんの稟議はまだ下りないのですか?」

 

Fさん「はぁ?とっくに下りてるよ」

 

 

なんですって!?

 

 

柏木さん「いつ下りたのですか?(ずっと待ってたんですけど!!)」

 

Fさん「もう大分前だよ」

 

柏木さん「下りたのなら言ってもらわないと。ずっと待ってたんですけど」

 

Fさん「言ったよ」

 

柏木さん「誰にですか?」

 

Fさん「誰だったか忘れたけど、俺は言ったよ」

 

 

Fさんはこう主張しましたが、O課長もN子さんも

もちろん柏木さんも稟議が下りた事を誰も聞いていません。

 

 

 

多分…いや、絶対これは言ってない!(確信)

 

 

 

それは置いといて。

稟議が下りたのなら、今度はその稟議書を添付して

柏木さんの部署が本社に申請をしなければなりません。

(ややこしい業務だこと)

 

稟議書をコピーさせてもらう為

U子に稟議書を出してもらいました。

U子は言いました。

 

 

U子「稟議が下りた事はちゃんと言いました!」

 

 

またかよ。(-_-;)

 

 

柏木さん「誰に?誰に言ったの?」

 

U子「それは覚えてないけど、ちゃんと言いましたから!」

 

 

U子はそう捨て台詞を残して席に戻って行きました。

 

 

それを聞いていたN子さんは言いました。

 

 

N子さん「誰も聞いて無いんだったら、言ってない事と同じですよね~」

 

 

 

いつも不平不満の文句が多いN子さん。

どうやらN子さんもU子の事がわかって来たらしい。

 

N子さんはN子さんで問題だらけですけどね。

 

 

 

ちなみに稟議は5月に下りておりました。

…そんなに前に下りてたとは…

何もアクションが無くて変だと思わなかったのかしら。

 

 

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