どういういきさつだったかのか

今となってはすっかり忘れてしまったのですが

ある日、柏木さんは小Pにまたもや理不尽な命令を受けました。






それは…










書庫の整理と片付け。









柏木さんの会社には、仕事をするフロアとは別に

書類を保管する書庫があります。


その書庫の整理と片付けを

柏木さん一人で行うよう、命令が下ったのです。


何で柏木さんだけなんだろう…?


答えは未だに出ません。

が、しなければなりません。(結局誰かがしなければならないんだし)






そして、書庫で一人片付けをする柏木さん。

書庫ってね、下だけじゃなく、

上の手の届かない場所にも

しっかり書類やファイルが詰まっているのです。

そんな所は書棚をよじ登るか脚立を使わなければなりません。





え~…っと









柏木さん、スカートですけど。( ̄▽ ̄;

(制服だもん)








まぁ、仕方ない。

誰もいないわけですし。(笑)


柏木さんは書棚によじ登っていると

何故かそこに現れた小P。

柏木さんのパンツ見たさ?





そして、小Pも一緒に書庫の片付けをはじめました。

(何か言われたような気もしますが忘れました)












数時間後。

へとへとになった小Pと柏木さんは、しばし休憩。

その時、小Pは柏木さんに(小Pの)財布を渡して言いました。



小P「ジュースでも飲もう」


柏木さん「え?」


小P「買って来て。俺、コーヒー。砂糖とミルクが入ってるヤツね」


柏木さん「はい…」




その書庫は4階。

自動販売機は1階。

エレベーターなんてありません。

柏木さんは小Pの財布を持って

階段で自動販売機の所まで行きました。



そして、柏木さんは思いました。

小Pのコーヒーは小Pの財布から買って良いだろうけど…






柏木さんのは???






小Pの財布から取っても良いような気もするけど

やっぱりそれはとても抵抗ある事なワケでして。




ちょっとだけ悩んだ末

柏木さんはポケットの中に入っていたお金(柏木さんのお金ですょ)で

ジュースを買いました。



その後、小Pは柏木さんから財布を受け取ると

中身も確認せずにそのままポケットにしまい込みました。




もしかして、ジュースおごった気分でいる??( ̄ー ̄;

ジュースは柏木さん、自分で買いましたよ。

…なんて思いながら、真実は闇の中へと消えたのでした。





ちゃんちゃん。






…しかし、どうして小Pは柏木さんに財布ごと渡したのでしょうね?

(カードとか大事そうな物も全部入ってましたよ)

今考えても謎です。




隣の会社の軒下で  隣の会社の軒下で  ←小Pの財布から買っちゃって良かったんじゃないの?と思った人クリック