これは先月の話なのですが…

ある日の午後2時。
K次長が言いました。


K次長「柏木さん、ちょっと出掛けるから…」

柏木さん「お気をつけて…お帰りは何時ですか?」

K次長「4時すぎになるだろうな」


そう言って、K次長は消えて行きました。






午後3時。
受付嬢が柏木さんの所へやって来ました。


受付嬢「今日、掃除のおばちゃんがぜんざい作ってくれたんですよ~♪給湯室に来て下さ~い♪」



わ~いラブラブ



柏木さんはフロアの人達に声をかけ、食べる人の人数を確認し、喜んで行きました。
給湯室へ行くと、Tさんが鍋の番をしていました。
そして、恐れ多くも(笑)Tさんが注ぎ分けてくれたのです。


Tさんは言いました。


Tさん「K次長は?」

柏木さん「外出中です」

Tさん「あらら。K次長、すごく楽しみにしてたのに」

柏木さん「そうなのですか??」
(ということは…K次長はぜんざいの事、知ってたんだ)



そこに受付嬢がやって来ました。


受付嬢「そうですよ~☆K次長、朝、作ってる時にお鍋の蓋を開けて“もう食べれるのかなぁ?”って聞いてましたもん」


K次長、そんな事してたんだ…(^_^;)


受付嬢「それで、“食べられますよ。まだお餅は入れてませんけどね”って言ったら、K次長、無言でお鍋の蓋を閉めて、出て行っちゃったんですよ~☆」

Tさん「そーとー食べたかったんだろうね!(笑)」



その話を聞いてすぐに柏木さんはK次長のマグカップを洗って
マグカップいっぱいにぜんざいを入れ、K次長の机の上に置いておきました。






そして…K次長は15時40分頃帰社。(予定より早い!)
K次長は帰って来て、まっすぐに席に行き、言いました。


K次長「おっ。これがぜんざいだな!いっぱい入ってるなぁ~」

柏木さん「そうですよ~☆いっぱい入れておきました♪あ。漬物もありますよ♪」


そうなのです。
気のきく掃除のおばちゃんは、漬物まで用意して下さっていたのです!


K次長「どんな漬物?」

柏木さん「昆布です」

K次長「昆布?塩昆布か!…やめとこう!」

(本当は佃煮なのですけどね…)

柏木さん「「え?何故ですか???」

K次長「血圧が上がる」









(笑)






そうでした。




K次長は高血圧なのでした。






その後、ご機嫌良くぜんざいを食べるK次長。
そんなK次長に柏木さんは一言申します。


柏木さん「K次長、お座りして食べましょうね!」








はい。
K次長は喜びのあまり(?)
立ったまま食されていたのでした。









そして夕方。

Tさん「もう食べる人いないかな?お鍋いっはい余ってるんだけど…」



あらら。



それを聞いた柏木さんはK次長に言いました。


柏木さん「K次長、ぜんざいがまだいっばいあるみたいですけど、おかわりいかがですか?」

K次長「もういらないな~。歯みがきしたもん」



















早っっ。








いつの間に歯みがきしていたのでしょう?K次長…(;^_^A


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