夕焼けがすごくキレイな
海が見える
そんな駅のホーム。
そんな中での
君の恋バナ。
[ねぇ、誰なの~??]
もしかしたら、
万が一…
あたしかもしれない。
たぶん、あの時のあたしは
すごくすごく
必死だっただろう。
必死に君に
この問いばかりぶつけた。
でも、君は
いたずらっぽく
笑ってるだけで…
教えてくれない。
電車が来た。
二人席に
隣どおしで座った。
寒い冬の中
君の温もりが
ほんとに幸せで…
でも、心は
モヤモヤしたままで
もう壊れそうだった。
終点で降りて
ここからは、別々の方向へ
帰って行ってしまう。
分かれ道で立ち止まって
まだ、私は問いただしていた。
[ねぇ、教えてくれても
いーじゃーん!!]
[えー??もーう…
ハハッ。お前かーもね]
…え??
嘘でしょ??
うん、嘘だ。
だって、口調がいつもみたいに
ふざけてるときと同じだし
顔だってすごい、笑ってる。
でも、もしかしたら…
[そんなこと言われると…
本気にしちゃうぞ☆??]
心の中では
だいぶ必死なあたし。
でも、口調だけ
軽いあたしを演じてみた。
すると君は
[…あ??
あぁ、それなら言わない]
一瞬で君の顔から
イタズラっぽい笑みが消えた。
…なんで??
え、そんな
言い方…
冗談で
軽く断ってくれたのなら
こっちだって、
まぁ、そうだよね
ってとらえられたのに。
なんで、なにそれ…
この日から
あたしは、
もしかしたら…
ってもう考えなくなった。
可能性なんてないんだ。
あの夕焼けに照らされた
すごい幸せそうな
グッドポーズは
やっぱり、あたしじゃない
誰かを思ってだったんだ。
女の勘って、やっぱり
あたるんだね。
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