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はじめましてKAZUです。自然観察博士の私は現在シンガポールにいて椰子の芽の観察日記を書いています。生まれたての椰子の芽には果てしなく偉大な生命の息吹がぎゅう~っと込められているのが特徴。この椰子の芽くんの初めて出会ったときの日記は
http://blogs.yahoo.co.jp/yankomario69/55615547.html
を参照。職場に向かう途中の道で毎朝椰子の芽くんが元気に育っているのを見守るように観察していた。しかし悲しい事にある朝気が付くと彼は空き地のフェンスの隅っこの方で変な格好で苦しそうに横に倒れていてしかも枯れかけているように見えた。誰かがいたずらしたのだろう。椰子の芽君が自分で動くはずはない。ボクはそんな彼のことがとても心配になったのでどうしたものかと3日3晩考えて、結局結論として我が家に引き取る事にした。そう決まると引越しである。アート引越センターに連絡したがシンガポではサービスをしていないとことわられたので、しかたなくスーパーのビニール袋に彼を入れてバスに乗って運んだ。椰子の芽君はテラスの緑ちゃん(愛称)の植木鉢にひとまずは間借りである。その日以来、毎日少しずつ水をやり、たまに忘れる日もあったが毎日のように観察した。いまでは少しは元気になったように思う。しかし科学的には椰子の芽はココナッツの栄養分ですくすく育つのだなあと考えたら、水道水よりもココナッツジュースの方がいいのかもしれないと思えた。シンガポなら新鮮なココナッツジュースなんてどこのスーパーでも売っているので明日にも買いに行こうと思う。我が家の家族がまた一人増えた。実ににぎやかである。きっとあっという間に私の背丈を越えてしまい、天井の低いテラスでは十分に育てられなくなる日が来るのだろう。それはそれで実に喜ばしいことである。ああ、椰子の芽君よ健やかに育ってくれ。私のささやかな願いである。