これまでの話では、まず第一歩として、自分の過去を振り返って自分が好きだったこと、
興味や関心があったことやものを書き出すこと。
次になぜそれをすることが好きだったのか、それをやっているときに
何が楽しかったのか、というところまで掘り下げるという話をしました。
なんとなく好きとやっていたことでも、
それを通じてどういう感覚(五感)を味わっていたのかという
レベルでも考えてみることもお奨めしました。
さらに、自然に楽しみながら使っていた技術があったかどうか、
ということも考えてみます。
読む、書く、話す、教える、創造、クリエイティブ、スピリチュアル、体を動かす
お金、経営する、芸術的なこと、管理する、分析する、人を癒す、話を聞く
笑顔にする、教える、お話しする、情報を集める、創造力を使う、
観察する、人をつなげる、人を勇気づける・・・・
このように自分の好きだったことや
楽しんで使っていた技術を認識していくと、あなたはどんな人間なのか、
あなたにとって大切なものは何か、人生で何を求めているのか、が明らかになってきます。
あなたにとって大切なものは何か、
あなたを動かす原動力は何か、それが明らかになるということは、
どんな人生を送りたいか、理想の人生を垣間見るということでもあります。
なぜなら書き出した要素が満たされているときが、あなたにとって何よりの喜びであり、
最高に自分を活かすことになるからです。
ということは自分の人生の中に好きなことやその要素を満たす体験を
たくさん取り入れていくことが、より充実した毎日となるわけですね。
そしてこれらは回りに自然に一番貢献できるものにもなります。
ちなみに、僕が好きな要素(本質的レベル)で捉えたものから1部を紹介しますと、
奉仕、学び、情報、SF、書く、教える、ユニーク、自由、スピリチュアル、癒す、
想像(創造)・・・・・のんびりする、マイペース、平和、リラックス、やさしいといった感覚・・・・・などです。
僕が好きなことや関心をもつことなどは、これらの要素のいくつかに必ず該当しています。
今の仕事も、これらの要素を同時に満たしているので、かなりど真ん中だと思います。
もちろん、ハートから単純にこれがしたい、あれがしたいとリストUPして、
それをどんどん生活に取り入れることはもちろんいいのですが、
こういった本質レベルで理解しておくととても深いレベルで自分を理解することになります。
該当する職業がない場合でも、仕事を自分で創りだす青写真ともなります。
要素がわかれば、意図してその方向に歩き出すということですね。
その青写真が今の自分とかけ離れている場合は、すこしずつ生活に取り入れていけばいいでしょう。
いずれにせよ、自分がワクワクすること、楽しいことをどんどんやるべきです。
ちなみに社会では、好きなことよりも、向いている(適正)ことを探したりしますが、
向いているではなく、好きなことをするほうが自分のためです。
嫌なことをするときに、修行とか成長の糧(訓練)になるからといった考えがありますが
楽しいことをしているときのほうが、もっと成長します。
それをやっていると楽しくてしょうがないことを選んでいくことをおすすめします。
あと実際に自分の人生の中に好きなことやその要素を満たす体験を取り入れていこうとするとき、
いっぺんにとか、環境が整うまで待つとか考えず、小さな一歩、
最初の一歩という動きからはじめることも大事です。
環境が整ったらとか、時期が来たらと考えると、その時期はなかなかやってこないからです。
行動すれば整っていくものと考えて小さな動きからはじめることをおすすめします。
たとえばまずは、筆を買いに行くことかもしれませんね。
今日はここまで、次回も続けます。
■トーナリティのワークおよびセッションから。