『隣の家族は青く見える』第9話では、奈々(深田恭子)大器(松山ケンイチ)夫婦にとてつもない悲しみが襲いました。

泣きながら観られた方も少なくはなかったのではないでしょうか…。

あと1話でついに終わりです。最終話の放送を待ちながら、みなさん、9話を一緒に振り返りましょう!

 


体外受精に挑戦し、やっと授かった命に心の底から喜ぶ奈々と大器。

 

片岡医師(伊藤かずえ)から「心拍の確認はひとつの目安。次は母子手帳を持ってくるように」と言われ、

心臓の動きをモニターで見て感動します。

大器は「動いてる、動いてるよ奈々!」と目を輝かせ、奈々はそんな大器を、温かい目で見つめています。

 

 

「7週目で、まだ手放しでは喜べない段階」と言いながらも、大器の母・聡子(高畑淳子)、奈々の母・春枝(原日出子)も集まり、お祝いです!

 

 

奈々と大器は、大器の妹、琴ちゃん(伊藤沙莉)夫婦がおむつを替えている様子に自分たちの未来を重ねて、ほほえましく見ています。

 

 

奈々は、職場にも妊娠したことを報告します。

不妊治療に理解があり、協力的なオーナーは喜び「うちは二度も流産しているからね。12週までは安心できないよね。体調優先して、元気な赤ちゃんを産むんだよ」とエールを送ってくれました。

 

 

さっそく、母子手帳をもらってきた奈々。

 

 

奈々は、コーポラティブハウスの共有スペースにオリーブの苗木を植えました。

奈々が「オリーブは初夏に花が咲くから、どっちもすくすく成長してくれたら…」と言うと、大器は「女の子ならオリーブだな!男の子ならポパイ」と冗談めかして、じゃれあいます。

二人とも、改めて喜びをかみしめて、「男の子女の子、元気に生まれてくれたらどっちでもいい」と話します。

 



コーポラティブハウスの住人たちも、奈々がおめでたと知り、体調をいたわるようになっています✨

そんな折、4家族全員で開催したバーベキューで、奈々は突然腹痛に襲われ……

 

 

奈々、大器の願いも虚しく……流産でした。

 

 

医師からあっさりと言われた言葉が、すんなり飲み込めず、うなだれる大器……

 

 

大器から報告を受けた聡子(高畑淳子)も悲しみ、大器に、奈々を支えるように言います。

 

 

 

大器は、あまりにもの悲しみに、食器を洗いながら涙が溢れてしまいます。

 

 

奈々は流産を受け入れ、これまで通りの笑顔で家事などもこなしていたのですが、

病院へ出かけるときに鞄につけていた「マタニティマーク」が目に入ると、マークを引きちぎって取り、その場に泣き崩れました。

 

 

奈々は、大器の前から姿を消しました。

大器には置き手紙。

手紙には、「私はママになりたかったのではなく、大ちゃんをパパにしてあげたかったんだと気づきました」
という言葉と、大器と赤ちゃんへの謝罪が綴られていました。

 

 

あまりにもショックな出来事。

しかし、妊活に励む女性にとっては、奈々の気持ちに共感できるようなシーンが数多くあったのではないでしょうか。

妊活での様々な出来事がとてもリアルで、見ていて思い出した方、自分だけじゃないと勇気づけられた方。

また、近くにいる人を思いやろうと思った方も、いたのではないでしょうか。

 

あと1話。次で最終回です。登場人物の幸せを願う声や、「終わってほしくない」という声が多く寄せられています✨。

奈々&大器がどう乗り越えていくのか、次回をお見逃しなく!!

 

『隣の家族は青く見える』第10話は、3月22日(木)夜10時からお楽しみに!