こんにちは!

 

『隣の家族は青く見える』第8話では、

ちひろ(高橋メアリージュン)の抱えていたバックグラウンドが明らかになり、

また、深雪(真飛聖)に大大大ショックな出来事が起こりました。

 

 

母親が亡くなったため一緒に暮らすことになった亮太(和田庵)について、最初こそ抵抗があったちひろですが、大好きなハンバーグを作ってあげては喜ぶ姿にワクワクしたりと、まるで新米母のように愛情をかけるようになっていました。

 

誕生日には手作りケーキを作ってあげたいと考えて・・・

 

奈々(深田恭子)の計らいで、深雪(真飛聖)のケーキバースデーケーキ教室開催です!深雪、イキイキとしています✨

 

 

深雪は、奈々とちひろに本心から褒められても「やめてよ本気にしちゃう」と素直に受け入れられず・・・

そこで告白します。

 

「あんまり褒められた経験ないから、褒められると疑っちゃうのよ。兄に比べて私は出来が悪くて、両親の期待にまったく応えられなかった。小学校中学校受験にも失敗して、褒められた記憶もない」「でもね子供ができたとき、はじめて喜んでくれて、ようやく両親に認めてもらえたって思った。子供は私にとっては、両親と私をつないでくれた魔法の懸け橋みたいな存在で。だからつい人にも、子供作れ作れってすすめてしまうのよ。子供たちがいなかったら私は、もう今以上に空っぽだったから

 

マウンティングし見栄を張ってきた、プライドの高い深雪です。

これまで、周囲に「子供を作るべきよ」ときつく言っていたことを謝罪するような、思い切った告白でした。

 

ちひろは「そんな毒親にこびる必要ないじゃない。兄弟と比べたり、ほめられた記憶がないなんて立派な毒親でしょう。そんな親、こっちから縁切るべきだよ

 

深雪は、「え?」と驚きます。

これまでは自分自身を否定し、認められるように頑張ってきたのです。思いもよらない発想でした。

 

ちひろは、“毒親”だった自分の親とは縁を切ったと言い、

「こんな親にだけはなりたくないって思ってある日気付いた。そっか、子供を産まなければいいんだって。あたしみたいな育てられ方をした人間がいい母親になんてなれるわけないから。産んだはいいけど愛してあげられませんでしたじゃ、子供がかわいそうだしね」

 

ちひろは、子供が嫌いではなかったのです。
 

 

亮太の誕生日。

ちひろが「おめでと~!」とケーキを出すと…

 

 

「めでたくない.。今日はお母さんが死んだ日だ」

傷ついた亮太はケーキを手ではねのけて、家を飛び出しました。

誕生日が母親の命日だったのです。

 

ちひろは、「知らなかったの!」と必死で追いかけて、

 
このシーンが衝撃でした。
ちひろは何度も何度も頭を下げて「ごめんなさい!」と謝罪しました。
亮太に対して、まっすぐに対等に向き合っているちひろの気持ちが出ていました。

 

亮太は、誕生日に仕事で一緒に過ごせない母親に「お母さんなんか別にいらない」と言ってしまったことを後悔していると、ポツリと話しました。

ちひろは、「大丈夫。やっと亮太と暮らす権利を手に入れたお母さんが、寂しさの裏返しで言った言葉を本気にするわけないじゃんか!」

 
亮太を抱きしめるちひろと、二人を抱きしめる亮司(平山浩行)。これからの3人家族の形が見えましたね。

 

自分の親を“毒親”と考え、縁を切ってまで、抵抗したちひろ。

自分自身は同じようになりたくないと考えたことで、子供に対してまったく違う母親になれているようでした。

 

 

一方の深雪。

真一郎(野間口徹)は、退職金が100万近く減っていることに声を荒げます。

「一体何に使ったんだ。きみにとっての生活って一体なんだ。インスタ映えする豪華な食事のことか?家族や友達と楽しくやっている幸せアピールのことか?虚栄心を満足させるために娘が行かされている塾代も、生活費だっていうのか?」

 

深雪は、受験は娘のためだと考えています。

徹底して悪役でキツイ性格ではありますが、2人の娘のために頑張ってきたのは間違いありません。深雪は、

「私はずっと後悔の連続だった。だから同じ後悔を娘にはさせたくなくて必死で勉強させてきた。この家だって、あなたが家族のために頑張ってくれていると思っていたから必死で守ってきた。あなたがあなたの人生を謳歌するのは自由よ。でも私の人生は?私の人生はいったいどこにあるの?」

 

真一郎(野間口徹)は「きみ一人に子育てをさせてしまったツケだな」と言い、

「でも俺たちはもう終わりにしよう」

三行半を突きつけました。

 

「子供たちは俺が引き取るよ。だからきみは一人になってゆっくり自分の人生を見つけるといい。とりあえず俺が出ていくから、冬休みまでには身の振り方を考えておいてくれ」

 

子供を引き取る!?離婚?幸せな家族像はどうなるの!?

夫の海外赴任、失業と、妻として深雪なりに頑張ってきたのに、青天の霹靂です。

ぼうぜんと涙を流しました。

 

離婚届には、真一郎の署名とハンコ。本気なのです・・・

 

深雪は、自分の母親と同じように、子供に自分の価値観を押し付ける母親になっていたのでしょうか。

 

・・・ちょっと真一郎、それはないんじゃないの!?と思いましたが、皆さんはどう感じられましたかはてなマーク

 

コーポラティブハウスに住む家族それぞれに、大きな変化が訪れています。

このあと、どうなってしまうのか・・・

 

『隣の家族は青く見える』第9話は、3月15日(木)夜10時からお楽しみに!