第7話では、コーポラティブハウスに住む4家族それぞれに、家庭内バトルが勃発しましたね。
バトルの末、家から飛び出したところでばったりと出会った大器(松山ケンイチ)、亮司(平山浩行)、真一郎(野間口徹)。3人は、まっ昼間から大器の実家が営む焼き鳥店『いがらし』に飲みに出かけました
この顔ぶれで飲むなんて、名優たちのオフのようにも見えて楽しいですね!
しかも、お酒をふるまうのが高畑淳子さんが演じる大器の母・聡子ですから、パンチのあるシーンになっていました♪
真一郎は、日頃のストレスを発散するように妻を非難して、
「幸せでもないのに幸せぶってどうすんだって話ですよ。見栄なんか張ったところで虚しいだけじゃないか!」と机を拳でドンと叩き・・・。
普段、クールでかっこつけている亮司は、泣き上戸・・・笑。ギャップがいいですね。
大器は、「あいつ男でもいるんですか!」と、妻の浮気を疑い、絡みはじめました!
すると、聡子が登場!
最初は「「誰だって昼間から飲んで、愚痴のひとつも言いたいときだってありますよね」とニコニコとお酒をふるまい、「私、上行っているから」と言っていたのに、やっぱり話を聞いていましたね。
男たちが愚痴を言い合っているのに我慢できず、大器の頭をぴしゃりと引っぱたいて、
「なにバカなこと言ってんの!すれ違いが起きるのは奈々ちゃんの気持ちに寄り添ってあげていない証拠!」
「バカなこと言ってないで、帰って女房の手伝いでもしなさいよ。
このバカ亭主どもが!」
お酒の瓶をひったくり、ガルルルル!とうなりました
一喝されて我に返った男たちは、家に帰っていきました。
母親といえば・・・第7話では、深雪(真飛聖)の母・百合恵(多岐川裕美)も登場しました。
深雪をさらに強烈にしたようなセレブ志向の強いお母さま・・・
娘の幸せを思うがために、深雪に、暗に圧をかけています。
深雪は、家計が苦しくなったから勇気を出して実家にお金の無心に行ったのに、言い出せませんでした。
また、渉(眞島秀和)の家には、突如、渉の母・ふみ(田島令子)が訪ねてきました。
朔(北村匠海)は慌てて2ショットの写真を隠したり、ベッドに置いている二つの枕を一つ減らしたりして、同棲していることがバレないようにしたのですが…。
壁には、二人の約束である、「三つの誓い」が
一.喧嘩した勢いで別れない
二.喧嘩してても電話に出る
三.寄り道するときは電話する
そして、二人のサイン。
ふみは目をとめて・・・家にあがってからものの数秒でしょうか。あっという間に関係を知ってしまいました
自分自身を責めて、何が原因だったのか必死で探すふみに、
渉は「原因なんてないよ。ゲイは病気じゃないんだから」と声を震わせます。
朔とこの先も付き合っていくつもりだと宣言しますが、
息子を心配するふみは「目を覚ましてちょうだい」と真剣です。
渉は「俺は正気だよ。自分や、自分の好きな人を否定されることがこんなにも悲しいことだなんて、今の今まで知らなかったよ。カミングアウトしてよかった」
この場にいる渉、朔、ふみ、全員が傷つき、大切な人のために悲しんでしまいました。
しかし、これで、正々堂々、誰に隠すこともなく二人は交際していることになったのです。
きっとこの先に、大きな幸せが待っているはず・・・!
今回、コーポラティブハウスの住人たちに大きな影響を与える母親の存在も、見どころのひとつでしたね。
徐々に、それぞれが抱えていた秘密が明らかになってきました…今後の展開が気になります
『隣の家族は青く見える』第8話は、3月8日(木)夜10時から♪お楽しみに!