こんにちは!
『隣の家族は青く見える』第7話で、それぞれの家族はいよいよ佳境に入ってきましたね。
今回、人工授精から体外受精へステップアップすることを決意した奈々(深田恭子)と、反対する大器(松山ケンイチ)が衝突しました。これまで協力しあい、支えあってきた仲良し夫婦の喧嘩には、ヒヤッとしましたね…。
それでは、一緒に振り返っていきましょう!
リセットして落ち込む奈々ですが、大器と奈々は、二人の時間を大切に、遊びに出かけてリフレッシュしています。
くじ引きでは1等のぬいぐるみをゲット!
しかし、周りでは子供連れファミリーたちが楽しくはしゃいでいて、突如、大器は現実を突きつけられたような思いで、暗い気持ちになってしまいます。
夜、家で資料作りをしている大器は、資料の文字を目で追いながら、この時のことを思い出しました。
「子供が笑えば、大人も笑う。遊園地。昨日まで子供だった若者たちも笑ってる。若くもない、親でもない俺たちは・・・・・・」
そして、考え込んでしまいます。
奈々は、当初予定していた人工授精の回数が終わったことで、医師から「そろそろ体外受精にステップアップすることを考えてはいかがでしょう」と、アドバイスを受けます。
夫婦で事前の説明会に参加する必要があるため、大器に相談しますが、
大器は、
「ちょっと前から考えてたんだけどさ。もうやめない?不妊治療。ここまでよく頑張ったと思うよ。あとは自然に任せよう」「もう十分頑張ったって。体外受精て、人工授精よりも奈々に負担かかるじゃん。肉体的にも精神的にも追い込まれるのは目に見えてるよ」
と、反対します。
驚いた奈々が「そんなの平気だよ、とっくに覚悟はできてるよ」と言うと、
「俺は平気じゃない!覚悟もできてない。ツラそうにしてる奈々を見るのも、見て見ぬふりしているのも嫌なんだよ!」
奈々は、大器が女性のいるマンションを訪れていたと深雪から告げられていたため、
「だから浮気しているの?」
と爆弾を投げ…話し合いは喧嘩へとヒートアップ!
大器は浮気を否定し、この口論も不妊治療のせいだと言い、
「口開いたら治療の話ばっかでさ。お互い余裕ないから気持ちの入ったセックスなんて、もうずっとしてないよ。リセットした後はお互い平気なふりして次の治療のスケジュール淡々と組んでさ、これで本当に夫婦って言えんの!?」
たまっていた不満をぶちまけます。
これまで奈々を支えるという思いだった大器ですが、大器自身も精神的にぎりぎりに追い詰められていたのでした。
夜、奈々はベッドから、ソファで寝ようとしている大器に話しかけます。
大器と初めて出会ったときに、大器から「俺の子供を産んでください!」と言われたこと。
その時に「嫌な気がしなくて温かい気持ちになった」ということ。
「無意識だけど、私の中ではあの時から、大ちゃんと家族を作りたいという気持ちが始まっていたのかも」と、子供が欲しいという願いの根本にある大器への愛情を伝えました。
「まだ(不妊治療を)やめたくない。ゴールが見えなくてツライし、リセットするたびくじけそうになる。赤ちゃんを見かけるたび、妊婦さんとすれ違うたび、なんで私にはできないの、どうしてうちにはきてくれないのと思っちゃう。
でもまだ諦めたくないよ。頑張らなくなったら言うから。もうやめたいって正直に言うから」
真剣に訴える奈々に、大器は、「奈々は強えな」と笑顔になり、
実は「人工授精の結果がでるたんびに落ち込んで、一人で奈々を支えていく自信なくなって」カウンセリングに通っていたことを告白。
奈々が浮気相手と疑ったマンションの女性は、カウンセラーだったのです。
そこで、以前“最近キスしなくなったな”と話していた奈々が大器に言ったセリフ…、
「ちゃんとキスして」
ものすご~くかわいかったですね
この言葉で、また二人の心がひとつになりました。
そして二人は一緒にベッドへ
奈々は、もう一つ勇気を出して頑張りました!
やる気が感じられないので仕事を辞めていいと宣言されてしまった職場ですが、
仕事は辞めたくないため、不妊治療中であることを公表します。
これで、シフトの融通をきかせてもらえるようになりました。
しかし、すでに妊娠しているスタッフのために、休みが週に1日だけになってしまっている環境でのこと。
より負担がかかることになる同僚の目は、冷たいですね・・・。
大器と奈々は、体外受精の説明会へ参加します。
手を握り合って話を聞く奈々と大器。
さあ、今後どうなるのか・・・
現実はそう甘くはないとわかっていても、二人の願いが叶うことを期待してしまいますね!
『隣の家族は青く見える』第8話は、3月8日(木)夜10時から♪お楽しみに!