『隣の家族は青く見える』第3話はいかがでしたか?
妊活に励む女性にとっては、奈々の気持ちが共感できるようなシーンが第3話には数多くあったのではないでしょうか。
今回はそのシーンを紹介していきたいと思います。
奈々は今回、医師に勧められて「クロミッド」という誘発剤を試すことになりました。
これは生理開始5日目から5日間服用し、服用終了後1~2週間で排卵が起こるという仕組みの飲み薬です。
しかし、試してみるとイライラしやすかったり眠気が襲ってきたりなど…様々な身体の変化に気付くようになります。
そのことに関して医師に相談した奈々
いらいらしやすい、というのは薬の副作用であることを知ります。
自覚症状がある場合は周りの人も気づいてることって多いですよね。
大器も密かに、奈々のイライラには気づいていたようですね。
「残さないで食べなよ」ときつく大器にあたる奈々
でも、その奈々の態度に攻めるわけでもなく、素直にうなずく大器。優しいですね。
そして数日経過し、大器と一緒にお風呂に入った夜、奈々は月経が3日来ておらず、高温期も続いていることが判明
大器と二人でネットでセルフチェックしてみると、
妊娠の可能性があることが判明・・・!
激しい運動を控える為にも、奈々は職場で学科の担当にしてもらうことになります。
そして、家でご飯を作ってる最中、奈々は突然の吐き気に襲われます。
急いでご飯の支度をストップし、薬局へ妊娠検査薬を買いに行くのですが、大器の母に薬局で遭遇してしまいます・・・!
何もコソコソする必要はないはずなのに、お義母さんに妊娠検査薬を買うところを見られるのは、やはり嫁としては恥ずかしい気持ちになってしまいますよね。
その場ですぐに奈々が「絆創膏買いに来た」と嘘をついたものの、お義母様にはバレていました…
自宅に帰った奈々は浮かない顔でトイレから出てきます
奈々は妊娠検査薬を使うことなく、「リセット」が訪れてしまいました。
※妊活中の方にとって月経が来てしまうことを「リセット」と呼んでいるそうです
旦那の大器にも「妊娠してなかった、想像妊娠だったのかも、期待させてごめんね」とメッセを送ってましたね。
その時の奈々の心境を考えると、辛いですね。
大器は奈々が落ち込んでいると悟ったのでしょうか・・・
次の日奈々を外出に誘い出します。
安産・子宝のパワーをチャージできるという御胎内神社へ
場所のチョイスからも奈々のことを想っていることを感じさせられますね。
そして家に帰宅すると、大器は奈々にお好み焼きを御馳走します。
落胆している奈々を想って外出に誘ったり、夕食を振る舞ったりと、大器の優しさを感じさせられます。
でも、本当に優しさを感じさせられたのはその後の対応なのではないでしょうか。
「リセットして落ち込むのは当然だけど、気持ちも一回リセットしない?じゃないと子供出来るまで毎日辛いだけだよ?」といってビールでの乾杯を勧める大器。
その後、奈々は大器に本音を告白します。
前に居酒屋で琴音が初めて胎動を感じ、家族や店にいた客など、みんなで赤ちゃんの成長を喜んでいたのに、奈々は「私だけ喜べなくて、そんな自分が嫌だった。なんか不妊治療をはじめてから、だんだん自分がどんどん嫌な人間になっていく気がして…それが辛い」と大器に初めて弱音をはくのです。
そのあと、「いいんだよ。いいところも、悪いところもあるのが人間ですよ。琴音の妊娠は喜べなくて当然だって。こっちはこんなに必至にがんばっていてできないのに出来ないんだからさ、それで喜んでたらお人よし通り越えてバカだよ」と奈々の涙を拭きながら慰める姿
そして奈々がそれに対して「だったらバカのほうがいい」と言うと、大器は奈々の肩を寄せて「奈々、大丈夫だよ。いつか俺達のところにもきっと来てくれる。だってこんなに待ちわびてるんだから、来ないわけないじゃん。来なきゃ損じゃん」と慰めましたね。
愛する大器からの「大丈夫」は、奈々にとって救いの光だったのではないでしょうか。
「早く来ないかな」と涙ながらに語る奈々の表情も印象的でしたね。
きっと、大器の言葉一つ一つに奈々だけではない女性も救われたのではないでしょうか。
今回は第三話を通じての奈々の心と身体の変化を紹介させて頂きました。
女性のみなさんはどんな奈々に共感しましたか…?
次回もお楽しみに!