前述の通り、ニューエイジ本やスピリチュアル本、
引き寄せの法則や潜在意識などの本で
すっかり混乱しました
背景には、全く異なる世界があることも知っていたからなんですよね。
あの時代は特に「引き寄せの法則」ブームがありました。
そのせいか、その界隈では何でもかんでも「あなたが引き寄せた」
「あなたが創った」という
風潮があったというか・・・・
あとは、2012年に向けた アセンションブームもありました。
例えば1994年に起きたルワンダ大虐殺や、
今ですとウイグル弾圧の被害者の方たちに
そんな引き寄せ話、通用しません
ルワンダ大虐殺で生き残った女性の手記「生かされて」を読むと、
信仰心の強さと信じることの重要性は痛烈に伝わってきますが
残虐に次々と殺されていく善良な人々は、潜在意識とか引き寄せとか関係ありません。
男女の引き寄せについても、お金の引き寄せについても、
同じです
もちろん、現実の具現化をその個人のエネルギーの状態(波動)
で作っているのは紛れもない事実なんですけど、
それだけで世界は作られているわけではないはずなんだけど、、、
また、一般的に信じられているカルマの法則も
そんなに単純なものではないことも知っていました
例えば・・・
私の知っている人ではこんな方がいらっしゃいました。
Aさんとしますね。
Aさんの実父さんは、Aさんの「運」を(言葉がキツイですが)食いつぶしながら
「生きている」=寿命を得ている人でした。
だから、Aさんがどんなに誠実に、努力しても努力しても、
本当に気の毒なくらい大変な生活でした。
そのうち命まで取られちゃうんじゃないかと心配になるくらい。
自分のエネルギーをどんなに高めても、自分には返ってこず奪われるばかりだったんです。
実父さんが亡くなった途端に、今までの人生は一体なんだったんだろう!
というくらい本当に180度好転しました。
本人のエネルギーを高める・純化させる・霊格を上げる・徳を積むなどはとっても大切ですが、
それだけで現実が出来ている訳ではない。
Aさんの場合、その大変な時期でも誠実に生きていたので
なんとか乗り切れたのだと思いますが。
逆に、ご先祖さまのものっすごい功徳のおかげで、
何をやっても上手く行く!という方もいらっしゃいます。
ご本人に全く非がなくても、一方的な嫉妬を受ける場合もありますし、
愛情の強い方や純粋な方のほうが思わぬ攻撃を受けたり、利用されたりとか
つまり、物事は一つの要因だけで成り立っている訳ではないんですよね。
でも、こういったブームや教えみたいに単純化されてしまっているような
現実の世界は 非のないところに煙は立ちまくりますし、
良いことをしている人たちは良い目にしか合わないわけではない。
でも実際にあの時代、そのブームに乗って
「????に行きついた人も多かったのでは
そのブームの在り方に疑問を感じて、あえてその世界から距離を置きました
・・・・でも結局その後、自分の意思に反して「見えない世界」のほうから、
またこの世界に引き戻されてしまう出来事が起こるのです