こんばんは。

 

公伯です。

 

ちょっと心が繊細な方や

 

HSPの方とかは今日の話題は

 

パスされた方がいいので

 

回れ右の内容かもしれません。

 

昔モッ君が主演した「おくりびと」という

 

映画を見たのですが、

 

世の中にこういう仕事があるのかと

 

衝撃を受けてね。

 

人の死というのは昔は忌み嫌われ

 

死は穢れとされてきたのでね。

 

死にまつわる職業の方は

 

ちょっとした差別にもあっていて、

 

今でも葬儀屋さんとかもそうですね。

 

ですが明治以降きちんと葬儀をして

 

火葬するというのは当たり前になって

 

人生最後のイベントとまで

 

言えるようになっていますし、

 

生まれてきた以上必ず死があるのでね。

 

我々は常に死に向かって真っすぐ

 

進んでいてそれは例外なくみんなそうです。

 

だから人の死に関わる仕事を

 

されている人には畏敬の念さえ思えてきて、

 

最後の旅たちを演出してくれるのでね。

 

私はすごいなと思います。

 

 

 

これだけ寿命が延びると

 

その多くが病死という最期を

 

迎えることになると思いますし、

 

いわゆる老衰というのも

 

心不全の一種だとも言われていて

 

心臓の機能が低下して亡くなるというね。

 

でも老衰が一番いい死に方のようにも

 

思えますが、人それぞれの

 

最期を迎えると思います。

 

今日納棺師の記事をネットで読んで、

 

映画おくりびとを思い出してね。

 

家族のためにご遺体を処理して

 

綺麗に見せる技術は

 

きっと亡くなれたかたも

 

嬉しそうに傍で見ているんだろうなと思うと

 

それはそれはありがたい存在でね。

 

 

事故や自殺で亡くなったり、

 

孤独死で長期間発見されない場合は

 

遺体の損傷も激しくてね。

 

遺族が見るとショックを受けるので

 

遺体を見せずに荼毘に付されることもあって

 

私の知り合いも事故でとても遺体を

 

見せられる状態ではないということで

 

袋に入れられたまま

 

葬儀をしてすぐ荼毘に付されました。

 

自殺とかですと葬儀もせず

 

そのまま荼毘というケースもあるみたいでね。

 

私の友人の働いてる職場で

 

後輩が自殺したらしいのですが、

 

社員寮だったので

 

発見したのは会社の人でね。

 

死後1日も経ってなかったそうですが

 

苦しそうな表情のまま亡くなっていて、

 

長野の出身だったので

 

当日ご両親を呼び

 

即日荼毘に付されたと

 

聞いたことがあります。

 

こうやって納棺師が携わらない

 

こともあるので、

 

故人の顔を見れないとか

 

苦しいままの表情で送るとか

 

遺族には辛い状況になりますが、

 

できれば綺麗な状態で

 

送られたいなと思います。

 

人は死んだら多くがあちらの世界へ

 

還っていくのでね。

 

死に間際にはお迎えも来るので、

 

安心して旅立てるのですが、

 

死後何日かこの世に残ってる場合もあって

 

それも最大49日と言われていてね。

 

念もまだ残ってるし

 

喪中に故人が傍にいるような

 

感じを受けるのはそのためでね。

 

私の親戚が事故で亡くなった際

 

もう何十年と会ってないのに

 

死んだ日に私のところに来て

 

電化製品を付けていったのですが、

 

死後すぐだとこうやって

 

知らせてきたりするので、

 

親戚がなくなったときに

 

勝手にテレビが付いたり、

 

電気がついたり

 

扇風機が動き出したり

 

そういう時はお別れの挨拶に

 

来たからねという故人が

 

分かりやすくアピールしている時でね。

 

恐がる必要はないと思います。

 

亡くなったのを知っていれば

 

来てくれてありがとう。

 

知らなくて後日訃報を耳にしたら

 

同じく来てくれてありがとうと伝えれば

 

故人に伝わるのでね。

 

いつか自分の番になるので、

 

体から魂が抜けたら

 

気になる人のところには

 

挨拶に行くといいと思います。

 

とまあ少し話が脱線しましたが、

 

どんな死を迎えても

 

なるべく綺麗に見せてくれる

 

納棺師のみなさまには

 

脱帽の思いです。

 

公伯