こんばんは。

 

公伯です。

 

昨日のNHK大河ドラマ「光る君へ」は、

 

長徳の変を描いていたのですが、

 

そこに安倍晴明が出てきてね。

 

藤原道長が安倍晴明に

 

呪詛の件をぼやいていたら

 

「そのようなことは気にしても意味がない」

 

「道長の世になる」

 

と淡々と未来のことを話すシーンがあります。

 

 

 

 

そのシーンで安倍晴明は

 

おそらく兎歩か北斗七星の形に沿って

 

歩こうとしていたのですが、

 

私も昔遁甲の実験をしていた時、

 

出発時に兎歩をして家を出たことがあります。

 

厄除けに近い効果があるのでね。

 

旅の安全を保つことができます。

 

昔はかなり無茶していたので、

 

月に1回は100キロ以上離れた場所に

 

移動していましたね。

 

しかも一人で運転するので、

 

道中の安全は重要な課題でね。

 

居眠り運転なんてもってのほか、

 

旅先でのトラブルも御免蒙りたい。

 

兎歩のお陰かは知りませんが、

 

事故に遭うこともなく

 

旅先でトラブルに巻き込まれることもなく

 

様々な遁甲実験ができてね。

 

それで今の結論を導くことができて、

 

若さゆえの行動力のおかげで

 

貴重なデータを得ることができました。

 

兎歩と言えば、

 

私はある神社の祈祷を

 

集団で受けに行ったことがあってね。

 

たまたま神社では拝殿が改装中で、

 

仮の拝殿が用意されていて

 

そこで祈祷を受けたのですが、

 

祈祷の最中に

 

祈祷を行っている神職の方が

 

兎歩をしていたのです。

 

私は自分以外の人が

 

兎歩をしているのを

 

初めて見てね。

 

おそらく同席した仲間は

 

兎歩にすら気づいていなかったと

 

思うのですが、

 

紛れもなく兎歩でね。

 

実はその時合格率5%前後の

 

ある国家資格試験の前で、

 

合格祈願をしたのですが、

 

祈祷してもらった人のうち

 

7割が合格するというね。

 

神様のお力プラス神官の

 

お力もあったのではないかと

 

その後振り返る度に

 

考えてしまいます。

 

もう15年くらい前の話なので

 

あの神職の方がいるのかどうかも

 

分かりませんが、

 

いるのであればまた祈祷して

 

もらいたいなと思うのですが、

 

神社の祈祷で兎歩をする神社は

 

見たことが無いのでね。

 

正直驚きでしたが、

 

貴重な体験でした。

 

仮の拝殿での祈祷で

 

神様をそこに降ろしてから

 

祈祷していたと思うので、

 

それで場を清めるために

 

兎歩をされたのかも

 

しれませんけどね。

 

昨日の安倍晴明の動きを見て

 

そのことを思い出しました。

 

 

ちなみに光る君への

 

長徳の変頃の安倍晴明は

 

もう75、6歳でね。

 

ドラマとは全く年齢が違うのですが、

 

私は晴明神社とか

 

行ったことが無いので

 

直接安倍晴明に

 

触れたわけではないですが、

 

生前安倍晴明は霊感の高い人

 

だったと私は思っていて、

 

占いとそれを組み合わせて

 

脅威の的中率を

 

あげていたんだろうなと見ています。

 

現代にも自称陰陽師が複数いますが

 

みんなろくでもなくてね。

 

脱税を告発されてるような人もいて

 

そもそも自分を陰陽師として

 

売るってことは

 

安倍晴明の虎の威を

 

かっているだけなのでね。

 

今は神となった安倍晴明が

 

どういう目で見ているやらと思うと、

 

現代の陰陽師とは滑稽な存在です。

 

 

光る君へは

 

来週から越前編になるようで、

 

紫式部のその生涯を

 

よく知っていないだけに

 

毎回楽しく見ています。

 

源氏物語を原文で

 

挑戦してみようかと

 

そういう気にさえなります。

 

公伯