こんばんは。
公伯です。
私は無知でこの大崎事件を
存じてなかったのですが、
1979年に鹿児島県大崎町で
起こった事件でね。
42歳の被害者男性が事件当日の夜、
酒に酔って道路の溝に落ちてその後誰かが
溝から引き揚げ、
半裸状態で道路に寝かされていてのを
近所の人が軽トラックに乗せて
家まで送って行ったあと、
行方が分からず、
その家の牛小屋の堆肥置き場の
堆肥の中から発見されるというね。
そういう事件がありました。
主犯とされたのは義理の姉にあたる
原口アヤ子さんで
共犯はその旦那さん、その旦那さんの弟、その子
でそれぞれ逮捕されています。
殺されたのは原口さんの
旦那さんの末の兄弟に当たります。
原口さんは逮捕当初から一貫して
無実を主張していてね。
今現在95歳。少し認知症を
患っておられるようなのですが、
まだご存命です。
この原口さんを奇門遁甲で見てみました。
まずね。
この方には強情の星というのが
とても強くでていてね。
とても性格が勝気で、強情で
少しわがままなところも
あったかもしれません。
若干口も過ぎてね。
だから旦那さんなどは
日頃から義理の末の弟のことを
悪く言っている奥さんを
見てきたのではないでしょうか。
ちなみに原口さんの旦那さん、
その弟、その弟の子は
知的障害の方なのでね。
逮捕後犯行を自供したそうですが、
その後この夫らは犯行には関与していないと
全く違うことも言い始めていてね。
今で言えばその自供は証拠として
採用すらできたのか疑わしいのですが、
昔の裁判というのはこのあたりが
かなりダークですね。
亡くなった末の弟は
酒癖も悪く、粗暴だったようでね。
近所の評判も良くなかったようです。
原口さんには
短気の星というのもあって、
もしかしたら随分と末の弟さんと
口論などもされていたのでは
ないでしょうか。
だから、当時の警察も
原口さんが犯人として
目星をつけていたのかもしれませんね。
原口さんにはね。
刑事事件に巻き込まれるという
大凶星があります。
警察や検察は何も無実の人を
最初っから犯人にしようと
したわけではなくてね。
原口さんにも動機として、
充分に疑わしい部分は
あったのだと思います。
それは原口さんの遁甲盤にも
あってね。
この凶星さえなければ
原口さんがこの数奇な
運命に翻弄されることは
なかったと思うのです。
事件当時、原口さんは
52歳でね。
大運は悪くないのです。
はて。
なんで大運が悪くないのに
事件を起こしたりするのでしょうか。
確かに悩みの卦は出ていますが、
この卦が人を殺害するに
至るまでになるのかなと。
さらにこの年も悩みの卦が
重なってはいます。
集まるという卦もあるのでね。
世間の注目を浴びるという
年だったのでしょうけれど、
通常良い意味での注目だと
思うのでね。
この年に殺人事件を
起こしているとはとても思えません。
原口さんはもともと
衰亡の星をもっていて
ツキが非常にわるいのでね。
私は刑事事件に
巻き込まれたのではないかと見ています。
真犯人は別にいてね。
もうお亡くなりになっているかもしれませんが、
当時の捜査能力だと
身内による犯行ということが
精一杯の解答だったのだと思うのです。
ただ、
過ちを改むるに憚ることなかれと
言いますようにね。
もしそれが間違いならば
それは間違いとして
見直していく必要はありますね。
そもそも疑わしきは罰せずなんで、
裁判所は何を見てそう判断したのか
その判断もどうなんだろうと
クエスチョンがでます。
ここはもう一度審理をして
現在の科学的見地も踏まえて、
検証する必要はあるでしょうね。
溝に落ちていて、濡れていてね。
10月の夜に道路に放置されていたら
それだけでも相当体力は落ちるし、
溝に落ちた時に怪我もしたはずです。
そしてなぜ堆肥の中で見つかったのか。
運んだ近所の人を疑わなかったのでしょうかね。
少し解せない事件です。
公伯