おはようございます。
公伯です。
昨日もずいぶんとひんやりして、
日中でも半そでだと寒々とした一日でした。
ぜひ体調をくずされないように皆様お気をつけください。
大阪に住んでいたころ、
関西のあちこちの神社仏閣巡りをしましたが、
大阪では不思議体験を色々と体験しました。
奈良県との県境に生駒山というのがあるのですが、
こちらには寶山寺というお寺があります。
住所的には奈良県ですが、
大阪市内からもアクセスは良好です。
近鉄奈良線の生駒駅まで行き、
そこからケーブルカーで登れます。
ここには聖天様が奉られているのです。
東京では待乳山聖天が有名ですが、
ここは生駒の聖天様と言われるくらい有名で、
行けば分かりますが、スケールは待乳山聖天の
何倍もあります。
聖天様は一生に一度は一つ願いを叶えてくれると
言われております。
こちらの聖天様では、ある期間だけ福財布という
縁起物を購入することができます。
笹に黄色い財布がついたもので、
確か500円か1000円で買えたと思います。
私はこの福財布が欲しくて正月の松の内に
買いに行ったのですが、
この財布を家の西の側に飾ったのですが、
金運にとても効果がありました。
もう購入して随分経つのですが、
まだ部屋の西側に飾ってます。
そろそろ新しいものを買いに行きたいのですが、
なんせ正月だけです。
今は東京なので、正月に人ごみに紛れて
生駒山まで行くのはちょっと足が遠くなるのですが、
でも機会があれば行きたいと思えるところでした。
寶山寺に行った後、私はこの生駒山の
頂上に行きたくなったのです。
そう高い山ではないので、ケーブルカー使わずに
登れると思ったのですが、
途中でゼッハゼッハと息切れしてしまい、
しかも水もペットボトル一本しかなく
頂上まで持つかなあと多少不安になりながら、
登っていきました。
途中山の茂みがごそごそ行ったので、
熊か何かかと恐怖に身構えたら、
かわいらしい野良猫が現れました。
しかも私の前を横切ろうとしているではないですか。
私はすかざす、「おーい。猫君。お話しようよ。」と
猫に向かって声をかけると、
猫が足を止めて座り、こちらを向いたのです。
おお、通じたと思った私は、
しばらくし猫との会話を楽しんでました。
猫はめんどくさそうに私の話を聞いてましたが、
動こうとしません。
その日は曇り空で雪が時折舞っていましたので、
山道は人っ子一人おらず、
かなり怖かったのですが、
一人だから山道怖いんだよねって
猫君に伝えると、
ひょこっと立って進み始めました。
こちらを振り返りながら歩くので、
ついてこいってことなのかなと思い、
しばらくついていくと、こちらを振り返ったかと思ったら、
また山の茂みの方に進んでいきました。
あーあ、またこの長い山道を一人頂上まで登るのかと
不安でいっぱいになったら、
頂上方面から団体の登山客が下ってきました。
登山客といっても頂上まではケーブルカーでいけるので、
きっとケーブルカーで頂上まで行った人たちが、
くだりだからということで歩いて降りてきたんだと思います。
人が降りてこられるってことは、
登りもとりあえずは安全ってことだよねって
思えたらいつの間にか気も楽になり、
そのあとは安心したせいか、あれよあれよと
頂上に着きました。
頂上にはちょっとした遊園地があるのですが、
あいにくの曇りと寒さで営業もしておらず、
私はケーブルカーで下まで降りることにしました。
生駒山で出会ったあの猫君が
きっと勇気づけてくれたんだろうと
とてもほっこりしました。
聖天様が使わしてくれたのか、
生駒山の精霊が使わしたのか、
分からないのですが、
あの猫君のお陰で、引き返さずに
頂上にいけたので、
本当に感謝です。
大阪では不思議な体験がたくさんできたので、
京都にも近いですし、
スピリチャル好きにはたまらない場所だと思います。
公伯
連れてって 連れてって(from DCT-TV special WINTER FANTASIA 2009 〜 DCTgarden “THE LIVE!!!”)