公伯です。
ある目的地に行く場合、たまにどうしてもまっすぐ着かない時があります。
恐ろしく道を間違って、遠回りして目的地に着くこともあります。
そういう時は、おそらく自らを守る見えない存在が方違えをさせているわけです。
そのまま目的地へ着くと良くないことが起こる場合、
敢えて遠回りをさせているんだと思います。
私もある目的地へ行く際、何度か行ったことがあるにもかかわらず、
道を間違え、遠回りしたことがありました。
青臭い時代の私なら、ぶーぶー文句をたれていたのでしょうけど、
最近ではこれをありがたく思い、意味があって遠回りしたんだろうと
解釈できるようになりました。無駄な怒りは運を下げるだけですし。
何より、自然と方違えしてもらったんだと思えるようになりました。
私はこれまで誰にも信じてもらえないような不思議な体験をしました。
だからこそ思うのですが、遁甲で出した吉方位が全てにおいて吉とは限りません。
所詮は占いです。魔法ではないのです。吉門が入った方位45度全てが、
吉になるわけではないのです。そのエリアには良い波長を持った場所も
悪い波長を持った場所も当然存在するわけです。
悪い波長の道を通れば事故にも遭います。無用なトラブルに巻き込まれる恐れもあります。
吉方位を使ったのになんだか遠回りしたり、道に迷って時間がかかって
目的地に着いたなんていう時、それはきっと見えない存在が変な波長をもらわないように
方違えさせてくれたんだと思います。だからそういう時は、凶方位かもなどと心配せずに
むしろ無事着いたことをラッキーと思った方がいいかもしれません。
公伯
安室奈美恵 「Baby Don't Cry」