公伯です。

 

日本では奇門遁甲は、方位術で知られていますが、

中国ではどっちかというと未来予測に使われます。

 

遁甲方位術は、その方位占の技法を切り出して応用しているのでしょうけど、

吉凶を決める際に単純に目的方位の吉凶を見るだけではいけないようです。

 

私は出張が多いので、月に何度かあちこち遠出している形になってますが、

6月は、大阪に一泊することがあり、別の部署のAさんも大阪に行くことになってました。

当然新幹線で向かうのですが、乗る便こそ違いましたが、同時間帯にのっているので、

時盤で見れば同じ盤で同じ方位、日盤に至ってはその日は何万人が同じ方位に

向かっているので区別しようもないのですが、まあ、まったく同じ方位を使用したことになります。

 

結果、私は出張明けから39度の大熱が三日も続きました。

日盤にはそういうことは出ていませんが、吉方位ではないです。

時盤には、病気の暗示が出ているのですが、この日は暦的にグレーな日でして、

暦にも流派により、色々ありまして、一般的なものは伝統的な超神接気ですが、

私はこれを使いません。

ですが、たまたまどの暦を使っても病気というキーワードは出てきてしまうので、

どれが正解の暦かまでには至りませんが、明らかに時盤が病気を意味しているのです。

 

出張が日常茶飯事なのでいちいち遁甲やら気学やらを気にすることがなくなったのですが、

この日ばかりはさすがに大熱が続いたので、気になってみてみたのでした。

遁甲おそるべしと思いましたが、気になったのはAさんです。

私と全く同じ盤を使っているので熱39度出たんじゃないかと思いましたが、

体調は崩したものの大熱には至らなかったというのです。

しかしAさんは1日会社を休んでます。私は3日休むことになりました。

 

これが個人差にあたるものなのでしょうが、体調を崩したという点では共通です。

もっと細かく見るにはこのAさんの風水まで見る必要があるのでしょうけど

私には激しく出たわけです。これを遁甲盤だけの個人差でとらえるべきなのか、

それとももっと細かく生まれた生年月日まで分析するのか、

それは別の機会に譲りますが、あらかじめ知っていれば絶対に使わなかったであろう

方位を仕事だとそうもいかず使ってしまうというのはいろいろと面白いデータも得られるわけです。

 

奇門遁甲で吉を出すにはスイッチが必要です。

ですがそのスイッチを意識しなくても盤が未来を暗示することもあるんだと、思った次第です。

こういう機会が与えられて本当に感謝でいっぱいとしか言いようがなかったです。

明日からまた新しい週が始まります。

 

皆様が明るく楽しい週となりますよう。お祈りいたします。

 

公伯

 

熊木杏里 「Hello Goodbye & Hello」