2017年06月13日[火]19:30@マウントレーニアホール
【河村隆一 RK 20th Anniversary Action #006
   「ЯK S」Special Live】


隆一プロデュースの元で、KOKIAとRisaの2人がボーカルを務め、
2000年12月に発売されたアルバム『彼方まで』の
セルフカバーによって構成されるライブです。o(*^▽^*)o~♪



敢え無くチケット争奪戦に敗れてしまったので、
大人しく一人焼肉でヤケ食いの予定でしたけど、
直前になって救っていただきました。O(-人-)O アリガタヤ・・



座席はE列の上手ブロックセンター寄り。

この会場は音の響きが本当にストレートで、
ギターをスタンドに立て掛ける音、イスを引き摺る音、
楽譜をめくる音などステージ上の何気ない音も伝わってきます。
あと、虫の音みたいな機材音が微かに鳴っていて、
仄暗い照明と相まって晩夏な雰囲気がお気に入りです。

ステージ構成は、下手側にキーボードとアコースティックギター、
上手側にパーカッションとサックス(&タンバリン他)という形。


定刻ぴったりに暗転して、まずメンバー、
そして隆一が上手袖から登場。

隆一の衣装は、無地の紺TEE、
フロントがドレープ状の黒いロングカーディガン、
黒パンツをキラキラ黒ブーツにイン。
左手にシルバーの腕時計。
髪はボリューミーな強めのウェーブ(雨の日対策?)

センターで軽く両手を広げて小さく会釈。


01.goes on forever

 水色と橙色がほんのりした照明をバックに、
 4つ並んだ白いスポットライトが隆一を照らしています。
 早速マイクスタンドを左後ろに下げると、
 マイクコードを左親指に絡ませつつ、
 ワイングラスを持つように右手でマイクを軽やかに携え、
 伏し目がちなまま柔らかく歌い上げていきます。
 サックスとパーカッションの落ち着いたアレンジが
 一足早い夏の夕暮れにぴったりな雰囲気です。
 曲終わりに右手を胸にあてて会釈。

02.生まれたてのブルー

 たまに少し身を起こしてたりするもずっと俯き加減で、
 無駄な力が一切入っていない包み込むような歌声。
 ・・・もしかして眠たいのかな?(゚×゚*)プッ
 曲終わりに小さく会釈。

03.missing

 ここでようやく顔を上げ、
 真っ直ぐ遠くへ強い視線を投げ始める隆一。
 ラストフレーズはウィスパーボイスで、
 さらに右手首を返すようにしての投げチューという
 悩殺コンボ。(*ノωノ) イヤン

  「みなさん、こんばんわ。河村隆一です。
   ほぼ15年とか20年経っている時を巻き戻して、
   タイムマシンに乗って、
   あの頃に帰ったような気持ちで
   レコーディングしていました。
   当時、色褪せない世界というのをテーマに、
   色褪せない楽曲、そして色褪せない情熱、
   心の風景や街並みも10年、20年経っても
   変わらない夢がそこ宿っていて、
   決して汚れない、決して廃れない、
   そういう世界をイメージして書いたんですけど、
   今、改めて歌ってみて、
   楽曲って時間を超える能力を持ってるなと。
   まさにアンチエイジングというか(笑)」

 上手袖に引っ込んだパーカッションの正を紹介し始め、
 正が袖から出てくると追い返したり、
 すぐまた呼び戻したりするというドSっぷり(笑)

04.激痛

 跳ねるようなアコギに、句点を意識したようなボーカルで、
 原曲のイメージとはかなり異なるボサノバ風アレンジ。
 これはけっこう好みが分かれそう・・・(^▽^;)
 上半身を深く折り曲げ、喉の奥が見えそうな叫びの連続。
 曲終わりに右手を軽く掲げての投げチュー。

05.a voice

 軽く握った右手が胸の高さでリズムに乗って
 踊るように宙を舞っているところが好き。
 曲終わりに投げチューからの会釈。

 (゚口゚;)うっ・・・・・

 急激な眠気が。←

06.聞こえる

 この辺りから中盤は歌い方がストレートになってきて、
 ノーマイクと錯覚しそうな力強い歌声。
 アウトロに合わせて口笛を吹き、会釈と投げチュー。

 (睡魔の囁きが聞こえる)

07.彼方まで

 ランダムに真下へ降り注ぐ肌色スポットライトの中、
 自然体で立ち尽くす隆一を微かな橙色のフットライトで
 浮かび上がらせています。
 伴奏はキーボード、間奏にサックス、
 ラスサビにパーカッションが入ってくることで
 次第に厚みが増していき、最後はロングトーンとコーラス。
 Bメロの緊張感たっぷりなキーボードが素敵。

 (意識はほぼ夢の彼方まで)

08.自由な人

 橙・水・赤・緑の照明。
 マイクスタンドを立てて、両親指をパンツのポケットに入れ、
 真正面を向いて軽く左足でリズムを刻んでいたり。
 曲終わりに両手を太ももに乗せて会釈。
 水ペットを一口含み、タオルで首筋を拭いていたり。

 (おはようございます!)

  「今夜が終わると次は教会シリーズが待っております。
   今回はピアニストの葉山拓亮さんと一緒に。
   エレピの音はオルガンの音みたいですけど、
   教会に合うかなってことでエレピと廻るツアーです。
   これもまた“ノーマイク・ワンスピーカー”ですかね?
   “ツースピーカーズ”ですかね?
   このスピーカーってコーンいくつ入ってるのかな?
   2つか、3つだよね?
   ・・・じゃあ、なんかそんなです(笑)

   福ちゃんとはずっと廻ってましたけど、
   今、大阪とかいろいろ忙しいもんね?
   これからまただよね?宝塚のお仕事?
   宝塚の男役ですよ!(笑)
   それは違うね。
   分かってるんだけど、一応面白いかなぁって(笑)」

 膝を上げて爆笑する葉山っち。
 同じ会場で22日にある葉山っちライブの告知で、
 1人8枚のノルマを課してくる隆一。(^^;

  「居ないでしょ?
   こんな可愛いルックスの・・・
   ねぇ・・・?
   『アニマルプラネット』とかに出てきそうな・・・
   ルックスで20周年ですよ・・・?
   今までそんなピアノ弾けたリスが居ますか?(笑)」

 最終的にリスって言っちゃう隆一。_・)ぷっ

09.スラ セセラ

 マイクスタンドを掴む右手の親指がピンと立っているところや
 ポケットを探す左手の親指がクニクニ動いているところを
 観察するだけの曲。( ̄m ̄* )ムフッ♪
 前曲と違って上半身を少し右側に捩る仕草が多め。
 曲終わりに両手を合わせて会釈。

  「(リバーブが掛かったまま)まさに・・・
   今の時代にぴったりのナンバーだと
   今日改めて思いました。」

10.風

 上手から小さめな白いスポットが3つ、
 その上へ重ねるように下手から大きいスポットライトが1つ、
 隆一を眩く照らしています。
 そよ風みたく、緩やかな抑揚が吹き抜けていきます。

11.この旅を続けて

 橙&水、赤&桃、水、緑&黄の4パターン照明をループ。
 お馴染のアコギ伴奏に、お洒落なサックスと
 お気楽なパーカッションで色付けたちょっと贅沢な感じ。
 伸びやかというより、艶やかな歌い回し。

12.melody

 横一列に並んだ薄緑色の小さなスポットライトが
 突き刺さってくるように客席へ照射され、
 隆一を真後ろからスタンドライトで照らすことで、
 客席後方の左右の壁に隆一の大きな影が浮かんでいます。
 珍しく両手を重ねてのハンドマイクで、
 サビのフレーズを超絶シャウトしていたり。

  「今夜はどうもありがとうございました。
   今一度、メンバーに熱い拍手を!」

 上手袖へ隆一が捌けると、メンバーが一礼して後に続きます。
 20時45分に本編終了。


*encore*

 メンバーがスタンバイした後、
 上手袖から勢いよくピョンと飛び出てくる隆一。

  「葉山拓亮くんのソロライブが6月22日にあります。
   今、怒られました、スタッフに。
   7枚は無いだろうと(笑)
   ノルマは2枚です(笑)
   300人で2枚、ちょうど2回公演が満員です。
   よろしくお願いします(笑)

   『ЯK S』のナンバー、プラス3曲ということで、
   ブログの中でみんなに選んでもらった曲たちがあって、
   そんなのをアルバムにしてみました。」

13.裸足の天使

 赤・紫・橙の照明に、ややテンポを落とした哀愁ある曲調で、
 夕暮れ時(マジックアワー)の海辺というイメージ。
 歌詞は隆一の原曲バージョンではなく、
 GiFTのオリジナルバージョン。
 以前のアコギツアーでは手拍子がありましたが、今回は無し。

  「メンバー紹介します。
   ドラムス・・・パーカッション、岩丸正!
   ごめんね、ドラムスって言っちゃったよ(苦笑)
   パーカッションだよね、今日はね。」

 小首をかしげながら謝る隆一が可愛い。(*´∇`*)
 YOKANさん、福ちゃん、葉山っちとメンバー紹介が続き、
 スタッフさんへの熱い拍手。

14.時のきざはし

 薄暗い水色の照明。
 メリハリの効いた声のトーンを使い分け、
 サビのラストでは芯の強いロングトーン。

15.いつかの宇宙

 赤・青・橙・緑の4色グループが左右対称に並び、
 両サイドは紫・橙の照明が照らしています。
 「ウルトラマンタロウ」をテーマにしているだけあって、
 闘いを終えた後に流れる悠久な時間を感じさせる壮大な曲。
 映画化の際には是非エンドロールで聴きたいですね。

 歌い終えるとフーッと大きく一息ついて、
 右手を高々と掲げての投げチュー。

  「どうもありがとうございました!
   今一度、熱い拍手をお願いします!」

 客席はスタンディングオベーションで拍手。
 上手から順にメンバーに向かって拍手を贈る隆一。

  「みんな、愛してます。
   次回は教会でお会いしましょう。

   葉山くんのマウントレーニア、22日ですよ。
   いいですか?リスに会えますよ?(笑)

   ありがとうございました!」

 両手で投げチュー、右手を胸にあてて一礼、
 右手を振りつつ笑顔で2階席を見上げながら上手へ向かい、
 袖で振り返って右手をもう一度振って去っていきます。
 21時10分に終演。


今回はグッズ購入の他に、カバーアルバムの購入でも
握手会に参加できるという嬉しい想定外。ヾ(*ΦωΦ)ノ ヒャッホゥ



会場内が狭いため、握手会の列はロビーの最後尾から順に、
上手奥扉、客席の上手端通路、最前通路で折り返し、
中央通路、中央奥扉、ロビーで再び折り返し、
下手奥扉、下手端通路と九十九折りになって進んでいきます。

下手横扉を抜けるとすぐ目の前に隆一が立っていて、
しかも高速で握手が進んでいくので焦りまくり。(゚O゚;

 とな「お疲れ様でした。」

 隆一「ありがとう。」

 とな「今日はとても隆一セレブ(言い慣れず甘噛み)・・・
   な感じでした。」

 隆一「ほんとに?よかった。(^O^)」

かなりのご機嫌ライブだったのか、
いつになく握ってる右手を激しく上下にブンブンする隆一。
急過ぎて衣装とか確認する余裕も無かったです。。。
(たぶんライブ衣装のままだったような)


当時は“難しい曲ばっかりだなー”と一度聞いたきりで、
ずっと閉じっぱなしのアルバムでしたけど、
今回の隆一カバーを聴いて、
久しぶりに開けてみたくなりました。ヽ(*^^*)ノ



そのアルバムがどこにしまってあるのか覚えてないですけど。←