2017年06月11日[日]18:00@Zepp Tokyo
【SUGIZO vs INORAN PRESENTS
   BEST BOUT 2017 ~L2/5~ Japan Leg】


SUGIソロとINOソロが1度に楽しめる美味しいイベント。(^¬^)



とは言っても当初は予定していなかったのですが、
お声掛けいただいてSGサイドにて参戦してきました。

前日に鑑賞した映画のレポにひどく手間取って、
結局、完徹・・・それでも終わらず当日の昼過ぎにようやく完成。

すでにズタボロ状態でギリギリ定刻5分前に会場へ到着。

 


お天気はINサイドが優勢って感じの曇天模様ですね。



場外敷地内にお花が飾られていて、
RYUからのはそれぞれに趣が異なっています。



グッズ売り場・・・ロトに挑戦してみたい。



MASTER & DYNAMICの特設コーナー・・・イヤホンを試聴してみたい。



けれども、とにかく時間が無いのでフロアへ直行。
後方1段目までが一般エリアになっていて、
2段目がゲスト専用、3段目(最後方)がスタッフ専用のエリア。
後方1段目の下手センターにて待機。

(;゚д゚)ァ....こっちだとINサイドじゃん。ま、いっか。←

安定の15分押しで暗転。


■SUGIZO vs INORAN Ⅰ

 ステージ全面を白い幕が覆っていて、
 その右半分にバイオリンを手にしたSUGIの影、
 しばらくして左半分にギターを持ったINOの影が映し出され、
 お互いに影が大きくなったり、小さくなったりと
 さながら決闘シーンのようです。

  右腕を伸ばして弓から技を繰り出すSUGI。
  身を捩じらせつつギターで撥ね返すINO。

 影マニアにはたまらん演出・・・( '∇')ウフフフフ

 後半でドラムが加わると同時に白い幕が落ちて、
 赤い照明の元でステージの全景がようやく明かされます。

 SUGI衣装は、脇の開いたシースルーなカットソー、
 黒のガウチョパンツ、厚底の黒靴。

 INO衣装は、グッズの赤イラストTEE。

 演奏を終えると2人とも一旦捌けていき、
 スタッフさんが総出で白い幕を撤収するも段取りが微妙。(^^;


■SUGIZO

 青いライトが客席に向かって突き刺さる中、
 メンバーに続いてSUGIがゆっくりと下手からステージへ。

  「【BEST BOUT】へようこそ。
   INORANセレブのみなさん。
   INORANセレブのNO NAME?のみなさん、SUGIZOです。
   よろしくお願いします。
   SUGIZOセレブのみなさん。
   SUGIZOセレブのSOUL'S MATEのみなさん、
   気合は入ってますか?
   SUGIZOライブは最後までノンストップでいきます。
   次に出てくる憎っくき・・・愛しいINORANのために
   この会場を十分に暖めておきますか?
   気合は入ってますか?・・・では、いこうか?」

01.IRA

 白いフラッシュと低音リズムが空間を切り裂いていく中で、
 めっちゃ速弾きする姿がスリリング。
 右手を真っ直ぐ掲げた瞬間にブラックアウト。

02.TELL ME WHY NOT PSYCHEDELIA?

 赤・桃・青・水・緑のライト群と水・橙のライト群に分かれ、
 ステージ中をうねるように回転しています。
 上手のテーブルに向かい、
 赤いLEDの灯ったリボン・シンセサイザーを手にすると、
 ポジション、プレッシャー、タッチの操作を使い分け、
 思う存分にギュインギュイン鳴らしています。
 それから下手前、上手前へ移動してギターをガシガシ。

03.FATIMA

 水色の照明と海面のVJ。
 バイオリンを受け取り、少し後ずさりしたところで、
 マイクスタンドを倒してしまったのはご愛嬌。
 中盤からVJはベリーダンスがメイン。

04.Lux Aeterna

 両サイドからスモークが噴出され、VJには雲が立ちこめ・・・
 どこか廃れた感のあるマリアが映し出されたかと思った瞬間に
 暗転して白いフラッシュが始まり、
 記憶の断片を探るように様々な画像が切り替わっていきます。
 後半は中東の子供たちにフォーカスした写真。
 最初の微笑む女の子が可愛い(笑)

05.Decaying

 ギターソロとドラムソロの掛け合いみたいな感じで、
 意外とこういうシンプルな構成が斬新だったりします。

06.禊

 赤い照明に白いフラッシュが縦横無尽に。
 下手前へやってきて、ひとしきり弾いた後、
 ピックを投げ込むと小走りでテーブルまで戻り、
 ピックを手にしてセンター、それから上手前へと移動。
 その間にボンゴを持ったパーカッションさんが
 センターを独占するもSUGIに追い返される(笑)

07.DO-FUNK DANCE

 桃・赤・黄・緑・青のスタンドライト、
 さらに上部からも水・紫が加わって客席へ降り注ぎます。
 宇宙空間とインド系っぽい偶像が交錯するVJ。
 両手を曲げて軽やかに左回りで2回転していたり。
 曲終わりに口付けしたピックを上手ブロックへ。

  「みんな、ありがとう。
   次はINORANが最高に盛り上げてくれます。
   ありがとう☆チュ(^・^*)
   愛してます。」

 メンバーと肩組みしつつ一礼。
 水ペットを上手中段あたりに投げ込んだ後、
 右手を大きく2回ほど振りながら下手へ向かい、
 袖前で右手を掲げ、両手を広げて一礼、
 しばらく立ち止まってから立ち去っていきます。
 終了は19時15分。


■INORAN

 転換後の19時40分に暗転。
 衣装は、肩に47の白TEE、黒のバンダナスカート、
 両膝開いた黒パンツ、黒ベルトの付いた白スニーカー。

  「ヘイ、東京ーッ!ハワーユー!?アーユーレディ!?
   最初から飛ばしていこうぜーッ!
   ワン・ツー、ワン・ツー・スリー・ゴー!」

01.grace and glory

 ガンガン煽って、ガシガシ弾いて、ノリノリ揺れるINO。
 広範囲の客席から挙がる手振りも揃ってて、
 これまでの調教の成果が窺い知れます(笑)

02.Thank you

 橙色の照明に横一列に並んだ肌色のライトが降り注ぐ中、
 ただただ自然体な感じで歌い紡いでいきます。

03.Get a feeling

 水・黄・紫・橙・黄緑の照明。
 頭の上で両手を叩き、ハンドクラップを要求するINO。
 演奏を終えて背を向ける時に上手前方を一瞥して、
 “ついてこいよ!”みたいに小さく手招きしてたり。

  「ヘイ、東京ーッ!会いたかったぜー!
   【BEST BOUT 2017】へようこそ。
   SUGIZOは何か喋りましたか?・・・だよね?
   今日は初めての後の攻撃なんで、
   どうやって攻撃しようかなと思いながら、
   SUGIZOを袖で観てました。
   兄貴のあのすごいステージに
   負けないようにしようと思ってます。
   そのためにはみんなの力が必要です。
   SUGIZOは終わったんで、半分終わったんで、
   残り半分も思いっきり楽しんで!いいかーいッ!?」

04.Awaking in myself

 いつの間にか機材群を繋ぐように
 一連になった白い豆電球が灯ってます。
 INOがめっちゃ飛び跳ねまくる中、
 ここでもハンドクラップを要求。
 あんたも好きねぇ。(´ー`)┌フッ

05.2Lime s

 水色に赤色が混じった照明で、
 水色と赤色が交互に並んだスポットライトが客席を照らし、
 Bメロでは左右にスイング、
 サビでは端から順に縦へスイング。
 この曲の“どこかで聞いたことある感”がすごい。(^^;

  「すげーみんな素敵な笑顔してるよ。
   ・・・俺じゃ、ねぇ(笑)
   俺とSUGIZO兄貴が・・・SUGIZO兄貴っておかしいね(笑)
   SUGIZO先生?SUGI氏?S・G・Z?SUGIZO系?
   また違う熱の帯び方で、気持ちいいです。
   INORANのセレブたち、ほいほーい!
   SUGIZOのセレブよ、へいへーい!
   ここでちょっと呼んじゃう~?
   声を出せ、SUGIZOセレブ!」

 袖を切ったグッズのドルマンTEEに着替え、
 足元はサンダルに履き替えたSUGIが下手から登場し、
 すかさずシャドーボクシングを仕掛けます。
 それを見るや否やバタバタとギターをスタンドに立て掛けて、
 おもむろにSUGIの真正面へ立ち向かっていき・・・ハグ(笑)

 音声テストをして、ワイヤードマイクをSUGIに手渡すINO。

  INO「どうですか、SUGIZO?
   MC喋ったんですか?」

  SUGI「盛り上がっておりますか?
   INORANも楽しんでますか?
   今回で2回目ですね。
   これが一つのライフワークになってきたような・・・
   今日の熱をいただいて、次はアジアに行って参ります。
   来年も演りたいね?」

  INO「今日次第だな。
   今日次第で・・・あれだよ?日本最後だから。」

  SUGI「日本が永遠に最後になる。」

  INO「ひどっ(笑)」

 言い出しっぺなのにw

  SUGI「大丈夫。INORANセレブとSUGIZOセレブがいるから。
   この中でRYUICHIセレブ?」

 それなりに手が挙がる。←挙げれてない人

  INO「Jセレブいますか?」

 けっこうな手が挙がる。←挙げそうになる人

  SUGI「真矢セレブ?」

 かなりの手が挙がるw

  INO「u:zoセレブ?」

 めっちゃ手が挙がるwww

  INO「SUGIちゃんと次の曲を演りたいと思います。
   SUGIZOが俺らのステージに来てくれたんだから、
   美しい景色を見してくれよ?」

06.Beautiful Now

 橙色と肌色の照明。
 SUGIはまず上手奥にしばらく居て、
 INOと向かい合わせで弾き合い、
 上手前へ出てきて高速弾き、
 センターのINOの左後ろで背中合わせになり、
 前を向いてINOの首筋に3回ほどチュー。
 そんなINOは歌に集中していてSUGIを放置。(^^;

  「熱が上がってきました、みなさん?
   体温が上がりましたか?
   鼓動は早くなりましたか?
   溢れる想いは強くなりましたか?」

07.Rightaway

 水色の照明の中、白いライトが
 客席に向かって左回りにクルクルと花びら回転。
 サビはコーラスに任せて飛び跳ねまくり。

08.Get Laid

 冒頭のコール&レスポンス合戦では、
 先攻が野郎、後攻はレディース。
 最終的には“その中間の奴ら”も参戦させてたり(笑)
 曲終わりに背を向けて、両足を開いて低姿勢になり、
 右手をめいっぱい広げるように弾いて締め。

  「ライブは楽しいのう?
   楽しいのう?
   ずっと楽しみたいのう?
   ・・・いたいよーッ!

   SUGIZOも俺もソロデビュー20周年の年です。
   ま、記念だから・・・記念だから?(笑)
   なんか、やるよね?
   やりたいよね?
   みんなと一緒にいたいよね?
   ライブ演りたいよね?
   ライブ演るためには、音源が無いとダメだよね?
   8月23日、セルフカバーベストアルバム発売します!
   いろんな曲をチョイスして、
   めちゃくちゃアレンジしてるから楽しみにな。」

 それから9月29日の誕生日ライブと全国12都市のツアー、
 さらに新曲である2曲のMVを今日の21時から40時間限定で
 フル公開されることの告知など。

09.raize

 INOに集まっていた4つの白いライトが
 イントロでの転調と同時に客席へ広がっていきます。
 サビで右手の平を真っ直ぐ伸ばしてたり。

10.All We Are

 上部と両サイトから水色と肌色のライト。
 ラスサビでは、2周目をリズムのみにして、
 前半は客席が合唱、後半をINOが歌い上げた勢いで
 クライマックスへと突入し、
 ラストは全力のコール&レスポンスを4回繰り返して締め。

  「また会おうな!東京、最高だったぜーッ!」

 最後にメンバー紹介して、4人で肩組みしてのお辞儀。
 去り際に下手でピックを投げて、袖で誰かと笑顔で握手。
 終了は20時40分。


■SUGIZO vs INORAN Ⅱ

 INOが捌けてからほとんど間を置かず、
 下手袖からSUGIとINOが肩を組んだままステージへ。

  INO「写真最初に撮ったら?忘れない内に(笑)」

  SUGI「そうだね。」

 客席をバックに自撮りしているSUGIの元にINOがやってきて、
 INOがSUGIの左腰にしがみつくような形での2ショット撮影。
 メンバーを呼び込んで、順番にロータッチで迎える2人。
 ・・・かと思いきやINOにビンタ(のフリ)されるu:zo(笑)

  SUGI「すげぇ楽しかったよね?
   俺らもみんなのおかげで楽しかったので、
   みんなのせいで今日が永遠に
   最後の【BEST BOUT】になることはなくなりました。」

  INO「来年もまた会おうな!・・・ウソウソ(笑)」

  SUGI「今から小屋、取んないとね。
   6月9日、LUNA SEAが入るかもしれないね。」

  INO「(両手で×を作って冷静な声で)ダメです、それは。」

  SUGI「(Xポーズしながら)これも入るかもしれない。
   何を差し置いても6月9日は【BEST BOUT】だね。」

  INO「同じバンドで、同じギターで、対バンできるなんて、
   めちゃくちゃなバンドだけどね、やってよかった。
   こんな素晴らしいバンドメンバーと、
   こんな素晴らしいスタッフに支えられて、
   一生忘れることない瞬間です。
   改めてスタッフとメンバーに拍手をお願いします。」

  SUGI「そして、みんな最高でした。」

 最後に、下手側にINOチーム、上手側にSUGIチームが並んで、
 全員で肩を組んでのお辞儀。
 頭を下げながらも両足をバタバタさせるINOと
 頭を下げながらも左隣の子の頭をグイグイ押すSUGI。

 今度はセンターから下手寄りの客席をバックに
 写真を撮ろうとしているSUGIの姿を
 笑顔で見守りつつ一足先に下手袖へ向かうINO。
 下手袖前で、右手を広げたまま一礼をして去っていくSUGI。
 20時45分に終演。


同じ「LUNA SEA」というバンドのメンバーでありながら、
ソロ活動では音楽性やジャンルが全く異なるのに、
対バンするとどちらも楽しめるってほんと不思議ですね。

ところで。

この2人の決着はどうやって決めるんだろ?

 


プレゼントの数かな? \(^o^)/