2017年05月29日[月]18:30@日本武道館
【LUNA SEA The Anniversary 2017】


28回目を迎えるバンド結成日です。
とはいえ、ド平日の月曜日なのでテンションは微妙です。(^^;



天からも祝福されているのか、びっくりするほどの快晴。



会場に到着すると、さっそくSUGIのギターと物販エリアの
電源供給に使われているFCV(燃料電池自動車)がお目見え。



トランクの中には燃料電池らしきものが。



お隣の物販エリアは予想通りの大混雑で、
最後尾は東スタンドの回廊まで続いているため、
一度は並んだものの早々に撤退・・・



でもグッズは手元にあるという不思議。←
最近は定番になりつつある「B5ステッカー」(\1,000)です。



横断幕は2種類あるようで、一つはフリーメッセージ、
もう一つがデビュー25周年祝いという住み分けっぽい。





お花は開場後に並べられていたらしく、
西口正面口の右手には、DAITA、西川貴教、松岡充、DEAD END、
BUCK-TICK、土屋昌巳、高島礼子、東海林のり子、YOSHIKIなど。



ちなみにスレイブシート専用の入場口「SLAVE GATE」は、
南スタンド側(南口玄関)にひっそりあります。



むしろ入場口より退場口を作ってほしいですよね。
特に、たまアリとか味スタとか。


座席は北スタンド2階下手の上段1列目。
柵(手すり)が有るのでちょっと楽ですね。

ステージ構成は360度開放ということで、
上部にLEDスクリーンが吊るされているだけのシンプルなもの。


定刻にアナウンスが流れた後、20分押しで暗転。
水色掛かったライトが客席に向かって放射され、
SE[月光]に合わせて客席が手拍子でメンバーを迎えます。

RYU:左胸にワンポイント柄の黒TEE、黒ジャケ、サングラス。
J:白シャツ、紺のタキシードジャケを前留め。
INO:黒ジャケを腕まくり。気合入りまくりのアイメイク。
SUGI:黒Vネックインナー、ベロアっぽい黒ロングジャケ。
真矢:紫や黒を基調にしたシャツ、淡いブラウン模様のジャケ。

01.Metamorphosis ~Beginning part

 長い長いSUGIギターの余韻から4カウントを挟み、
 幕開けに投下されたのは恐らく誰一人予想し得なかったこの曲。
 イントロで真っ赤な閃光にRYUのシャウトが鋭く響き、
 そこから紫、青、そしてまた赤へと照明が繰り返し変化。
 Aメロで右手を大きく振り下ろしながら一音ずつかき鳴らすJ。
 間奏のクリーントーンになったところでフェードアウト・・・?
 (「・・)ン? 何故ここでJとINOが楽器を持ち替えてるの・・・?

02.PRECIOUS...

 と思ってたところに特効。ド━━━(゚ロ゚;)━━ン!!
 水色と橙色が交互に変化。
 間奏でソロを弾くSUGIの元へRYUが歩み寄り、
 左手をSUGIの左肩に回しつつSUGIマイクでシャウト。
 3番メロに入ると今度はSUGIが小走りでセンターにやって来て、
 RYUの左隣でモニターに足を掛けていたり。
 左右のモニターの間にプロンプターが置かれていて、
 黒画面に白文字で歌詞が映し出されています。
 左寄せで2~4行ぐらいの色塗りが無いカラオケな感じ。
 MCのところでは画面の中央に2~3文字・・・「MC」かな?

 下手寄りのドラム前でJがRYUに話し掛けていて、
 RYUが軽く頷くとJが右手でRYUの左肩を
 ポンポンと軽く叩いて送り出してます。
 いっつもJは客席に背中を向けてRYUと話をするので、
 それを正面から見ることができた北スタンド最高♪

  「会いたかったぜーーーッ!
   我等が1万4千人のスレイブたちよ、元気ですかーッ!?
   5月29日、日本武道館・・・
   我等の結成日にこうしてみんなと共にいられるのが
   本当に幸せです。どうもありがとーッ!
   フジテレビNEXTでも観てるやつらがいるから、
   テレビの前でもハチャメチャやってください。
   いいですか?家の中を壊さないように。」

03.Dejavu

 赤、紫、水、橙、黄の照明が折り重なるように変化し、
 客席へ向かって四方八方にライトが放射。
 1番ではまだ掛けていたはずのサングラスを
 2番が始まった時には外していたRYU・・・見逃した。o(TヘTo) クゥ 
 序盤で上手へ向かおうとするINOが、RYUの右肩を
 右手でポンと叩いて駆け抜けていきます。
 “繰り返す”で3回ほど右人差し指を左回転させるRYU。

04.JESUS

 赤地に緑が映えた照明。
 上手前で強烈に吹き上げる風を受けながらイントロを弾くSUGI。
 その間にジャケットを脱いでTシャツ姿になるRYU。
 抱え上げたマイクスタンドをジャンプと同時に
 振り下ろして締めるRYU。

05.Image

 赤地に紫が差し込んだ照明。
 3曲目からここまでの流れがリハーサルそのまんま・・・(^^;
 リハーサルではせめて順番を入れ替えるとか、
 ダミー曲を入れてほしい。。。

  「今夜は熱いね、みんなー?
   今夜は最高だぞーーーッ!
   年々、年を食うばっかじゃなくて、
   クォリティを上げていきたいと思ってるんで、
   俺たちが70歳になる頃には、
   めちゃめちゃいなたい音楽を演ってるか、
   逆にめちゃめちゃハードコアになってるか・・・
   今夜は12月24日以来のLUNA SEAのライブなんで、
   思いっきり盛り上がっていけよぉぉぉーーーッ!!」

06.The End of the Dream

 赤地に白いフラッシュが点滅。
 ついさっき“熱い”と言ってたRYUがフード付きの
 黒いサマーガウンを羽織ってます(笑)
 イントロを弾き終えたSUGIがクルクルと
 右回転しながら後ろへ下がっていきます。
 ふとINOの足元を見るとこちらにもプロンプターがあって、
 表示される内容やタイミングはRYUと全く同じ。
 他のメンバーのところには設置無し。
 “突き進め”で右人差し指を斜め上へ真っ直ぐ伸ばすRYU。
 CメロでRYUの左側にSUGI、右側にINOが集う傍ら、
 Jは下手後方まで下がり、北スタンドへ向かって
 身を仰け反らせながら大きく両手を広げ、
 それから悠々と下手前へ出て煽っていたり。
 いつの間にやらINOがジャケットを脱いでいて、
 黒無地の大きめノースリーブ姿に。

07.HURT

 イントロでツーステップを刻みつつ交互に腕を振り回したり、
 足早で∞の形に歩き回り始めた後、
 急に上手袖へ向かって両手親指を激しく突き立てて、
 背中を指差すような指示を出しているRYU。
 確かにイントロのバランスが少し変だったような・・・?
 間奏に入るとRYUが上手後方へフェードアウトしていったので、
 スタッフさんに直接言付けしに行ったのかと思いきや
 単に北スタンド前の花道を通って下手から戻ってきた模様。(^^;
 INOの左隣を横切る際、軽く顔を見合わせて笑い合うRYUとINO。
 ラスサビ直前にRYUが頭の高さに両手を挙げていて、
 その後、スクリーンを見るとフードを被っていたので、
 先ほどのところで被ったんだろうなぁと思っていたら、
 おもむろに脱いでいたり(笑)

 ここで事案が発生。

 両手でゆっくりワイパーを始めるRYU・・・
 しかもご丁寧に変調子まで入れてたり・・・
 アリーナの客席も意外とワイパってる・・・

 自分的に[LUV U]の手拍子はできましたけど、
 これには付いていけなかったです。。。

08.NO PAIN

 円形で暖簾状なLEDスクリーンが降りてきたのですが、
 照明機器がメンバー全員にモロ被りするという悲劇(涙)
 しかも場内スクリーンはオフになっているので、
 暗がりの中、白い光が行き交うLEDを眺めているだけ。
 後半にLEDが赤く染まっていくのは、
 てっきり自分が血の涙を流しているのかと。。。

 ちなみに白い光の幾何学模様にしか見えなかったLEDには、
 SUGIがヨルダンで出会ったシリア難民の子供たちの写真の他に、
 平和を願う様々な写真家たちの写真が入っていたそうです。

09.I'll Stay With You

 水色のライトに照らされたSUGIがバイオリンを奏で、
 肌色の照明の下でRYUとINOがアコギを弾いている・・・っぽい。
 少し明るくなったとはいえ、ほぼメンバーは見えず。

 受け入りですが、この曲が“非力を嘆いた[NO PAIN]に対する
 力強い意志を綴ったアンサーソング”という解釈は素敵ですね。

  “抱きしめても すりぬけて”
    ⇒“さぁ 抱きしめさせて”

  “透けた瞳で 見ないで”
    ⇒“目を逸らしやしないよ”

  “何を求めてるの 僕にはわからない”
    ⇒“散りゆく日まで 側にいるから”

10.Drum Solo ~ Bass Solo

 青色と肌色に照らされた黄緑色に光るドラムセットは、
 ちょっとしたイルミネーションになっていて、
 スクリーン越しに見る全容は神々しさを感じる程の威厳と風格。

  「もっと来いよーッ!もっと来いよーッ!
   まだまだイケんだろ?
   今日は今まで一番熱い日にしようぜ!
   イケるかーッ!?
   ・・・ちょっとどっち向いていいか、分かんない(笑)」

 ぐるっと見渡しながら煽りつつの真矢コールから
 高速ドラムプレイを経て、気合の雄叫びと特効で締め。

 続いて、白い水玉の黒シャツの上に
 ライダース風な黒いレザージレを重ねたJが登場。
 なんか初心に返ったようなベースソロの構成で、
 オーーーイッッ!!☆ヾ(`Д´*) ×4を4セット繰り返した後、
 真矢も加わるもののセッション部分は無くて、
 12セットという長丁場な掛け合いをひたすら続けて締め。

  「最高だな、武道館ーッ!
   (北スタンドを向いて)後ろも最高だなーッ!
   ちょっと武道館みんなで燃え上がっていこうぜーッ!
   テレビで観てるやつらも燃え上がっていこうぜーッ!
   全員でいこうぜーッ!
   イケるかーッ!?イケるかーッ!?イケるかーッ!?
   ワン!ツー!スリー!GO!」

11.BLUE TRANSPARENCY 限りなく透明に近いブルー

 白シャツに黒ジレのINO、セミロングな黒コートのSUGI、
 黒ロングコートを腕まくりしたRYUがステージへ。
 1番が始まるとRYUの右半身に寄りかかって弾くINO。
 2番で下手端から戻ってきたSUGIを
 下手前でINOが通せんぼしてからの向かい合わせ。
 後半のRYUのシャウトがロングなのにキレッキレ。

  「やっぱりLUNA SEA晴れたね。
   まぁ、これはひとえに僕のおかげです。
   どうしてもこのバンドをやってますと
   雨男が多いようで、雨の日が多いんですけど、
   今日は晴れましたね。」

 しれっと晴れ男を主張するも軽く流されるSUGIw

  「もう少しで30周年ですからね。
   28年・・・つい最近、あるファンの子に
   “え?どうして来年30周年なんですか?”って言われて、
   “あれ?88年じゃなかったっけ?”みたいな。
   ・・・あれ?みんな、シーンとしてる?(苦笑)」

 隆一ソロでウケた鉄板ネタだったのにねw

  「LUNA SEAはこれから自分たちが作ってきた世界と
   そしてまた新たに生み出す世界と
   その融合したラインをずーっと突っ走っていこうと
   思うんで、新たな世界を早く届けたいなーって思ってね。
   その話はまた後でゆっくりするとして・・・
   もう30分もすれば話してるかもしれないでしょ?
   “すいません、今年は間に合いません”とかね。
   ・・・もう、その駆け引きみたいなの止めよう(苦笑)」

 個人的には10年後でも全然構わないですよー。(゚ρ゚*) ボー

  「今夜はみんなに感謝の想いを込めて、
   次のナンバーを贈りたいと思います。」

12.I for You

 曲の進行と共に深い紫色の照明は淡い桃色へ。
 1番サビでスクリーンにRYUの左斜め前からのアップが映り、
 “拭ってあげたい”の瞬間に左こめかみ辺りから
 ツーっと頬を流れ落ちる一滴がまるで涙のよう。
 “集めてあげたい”で両手の平をそっと前へ差し出し、
 曲終わりに右手を高々と掲げるように投げチューするRYU。

  「武道館、まだまだ楽し・・・足りないでしょ?(甘噛み)
   このままじゃ、いい子ちゃん過ぎるからね。
   怪我しなきゃ何してもいいから、いい?みんな?
   怪我しなきゃ何してもいいぞーッ!」

 だからと言って、ステージへ駆け寄ったり、
 サイリウムや団扇を振ったりすると後で怒られそう。(^^;

13.STORM

 スクリーンにはLEDスクリーン上のVJと同じ演出が重ねられ、
 メンバーのショットにエフェクトが掛かった感じに。
 中でもノイズ風なのはちょっと斬新。
 “あの光さえ掴めない”で右手を握り締めるRYU。
 間奏では上手でRYUがSUGIに寄り添い、
 下手でJとINOが向き合ってからの同時ターン。
 アウトロでRYUがマイクスタンドを抱えてジャンプ。

14.TIME IS DEAD

 間奏前に上手からJ、下手からINOがセンターへ向かい、
 一足先に後方へ下がったRYUのシャウトが無いものの
 その場でターンするJとINO。
 直後に下手前で吹き上げる風にスカートがめくれるように
 コートの裾をヒラヒラさせているSUGIがソロを弾き倒し、
 そのまま下手奥でINOと向かい合わせ。
 SUGIギターの弦をチョイと弾いたりした後、
 センターを右手で指差してSUGIと一緒に向かいます。
 右端に立ったINOが振り返って、真矢へなのか、
 北スタンドへなのか、何かの合図のように前方を指差し。
 フロント4人が勢揃いしてる時よりも
 Jが少し残ってRYUと隣り合わせになっている瞬間が好き。

15.ROSIER

 赤と紫の照明が交差する中、激しく降り注ぐ白フラッシュ。
 珍しく“見上げた夜空を 切り刻んでい”なかったRYU。
 珍しいと言えば、1番サビまでは上手に居ることが多いJが
 ずっと下手のほぼ定位置からほとんど動かず。
 いつもならJの英詞で“飛んで行っちゃう”マイクスタンドが
 今回は“飛んで来ちゃう”という貴重な体験。(*^^)v
 間奏でRYUの右前でソロを弾いた後、RYUのロングトーンから
 メロまでお互いに顔を交差させながら付き添うSUGI。
 2階、1階、(左親指を下に立てて)アリーナの順に煽って、
 ラストスパートへ突入。スモークは少なめ。

 (「・・)ン? INOが捌けずに楽器を持ち替えてる・・・?

16.Metamorphosis ~Ending part

 一旦イントロから始めて、3カウントを挟んで、
 1曲目の続きとなるラスサビへと繋げていきます。
 “羽根をひらいて”で両手を広げてみせるRYU。
 北スタンド席へ飛んでいくように真上ではなく、
 後ろへドラムスティックを放り投げる真矢。

  「どうもありがとーッ!」

 最後にSUGIが水ペットをアリーナ上手へ投げ込んで、
 20時15分に本編終了。


*encore1*

 どこからともなく客席からスマホのライトが灯り始め、
 いつの間にか[Happy Birthday to LUNA SEA]の合唱へ。
 開演前に配られていた青いポンポンをライトに翳すことで、
 白と青の星々を散りばめた満天の夜空みたいな景色。

 ほどなくしてJを先頭にメンバーがステージへ。

 RYU:黒グッズTEE、黒サマーガウン。
 J:先ほどの白水玉だらけな黒シャツを前はだけ。
 INO:白グッズTEE?
 SUGI:ドレープ状の黒無地、右腕に黒いアーマーガード。
 真矢:本編と変わってない?

  「みんな、最高の眺めをありがとう。
   今、めちゃくちゃ綺麗だったよね。
   じゃ、みんなにアンコール、
   もうちょっと楽しんでもらおうかな?
   まだイケるよね?」

18.Anthem of Light

 LEDスクリーンに小さな光が夜明けのように放たれ始め、
 RYUのタイトルコールから真矢の4カウントへ繋ぎ、
 イントロと同時にステージから光が一気に溢れ出します。
 ラスサビの“今かがげよう”で両手を額の前で重ね合わせる
 RYUを少し引いた位置で左斜め下から舐め回すように
 スクリーンに映し出しているカメラさん d(-_☆) グッ!!

19.TONIGHT

 縦2×横4の8連ライトが点滅し、ステージ全体が眩い照明。
 RYUの“カモォォォンッ!”に応えて、
 INOがセンター下手前へ出てきてのカッティング。
 2番が始まると同時にSUGIとJが
 阿吽の呼吸なタイミングでサイドチェンジ。
 “ひとつになれる”の時にJの姿を探すも見当たらず・・・(悔)

 メンバー紹介では、久々の“宇宙一の”シリーズ。
 真矢コール、Jコール、に続いてのINO。

  RYU「INORAN、じゃ一言。」

  INO「ちょっと長くなっていいですか、Jさん?」

 つかつかと前へ出てきて、左手の腕時計(実際はしてない)を
 右人差し指でトントンして、
 ストップウォッチで計測を始めるフリをするJ(笑)

  INO「というわけだ!」

  RYU「それじゃ、ダメなのだ。中身を言わないと。」

  INO「いや、でも・・・Jさん、すいません。」

  J「一応でもドーナツの話は絡めて?(笑)」

  RYU「それ長いでしょ?長くなるやつでしょ?」

  INO「RYUちゃんが遊びに来てくれたんですね、
   ライブハウスに。
   で、やっぱり遊びに来ると差し入れっていうのが
   世の常というか、ありますでしょ?
   で、ド、ド・・・ドーナツをくれたんですけど、
   1個しか入ってませんでした!」

  RYU「でもさ、ここで話す話?(苦笑)
   でも俺、ちゃんと5個入れたはずなんだけど、
   2個って証言もあるし、1個って証言もあるし・・・
   真ちゃん食べたでしょ!?」

  真矢「ブン( ̄ロ ̄= ̄ロ ̄)ブン」

  INO「28年後、こんな景色を見せてくれて
   どうもありがとうーッ!」

  SUGI「ドーナツ、2個だった記憶があるんですけど。
   地元のただの悪ガキたちがこうやって28年間も
   ロックバンドで走り続けてこれるってのは、
   本当に心から感謝以外何物でもありません。
   ・・・もう1個あった。
   今日は水素の恩恵を受けまして、音を立たせております。
   環境や地球に良いエネルギーで、
   最高のロックパフォーマンスをやっていければと・・・
   この場でありますが、ここで締めさせていただきます。」

  RYU「僕はMCでずーっと思いの丈を語ってますんで、
   最後にうちの巨匠から一言いただきたいと思います。」

 スクリーンには黒扇子で口元を隠したSUGIが
 カメラに近づいてきて、ギリギリまで寄ってきたところで
 ウィンクするまでの一部始終が映っていたり。

  真矢「(マイクスタンドを斜めに構えて)
   ども、巨匠です☆
   今日でLUNA SEAは28歳、そしてこの間、
   RYUちゃんも誕生日を迎えて・・・おめでと。
   28年前、RYUICHIくんの気合に圧倒されまして、
   眉毛が無くてですね、緑の頭をしてたんですね。
   俺たちはその28年前を忘れちゃいけねぇ。
   緑の頭を忘れちゃいけねぇってことで、
   今日のドラムセットは緑なんだよ!」

  RYU「そこなの?そこでこの緑なの?(笑)
   ありがとうございます、巨匠。

   ここでちょっと告知をしようかなと思ってるんだけど、
   新しいアルバムは、テーマを“愛”に決めました。
   今、世界的にもいろいろ問題があるし、
   友情とか愛情とか音楽の愛とか、
   たくさんの愛が必要な時代だから、
   次のアルバムを“愛”を中心に
   LUNA SEAのアルバムを作りたいなと思ってるんです。
   時にはサディスティックな愛もあるかもしれないし、
   優しいバラードもあるかもしれないけど、
   LUNA SEAらしい愛の形っていうのが
   きっと俺たちにしかできない作品になっていくと思うから
   楽しみにしていてください。

   そして、そのニューアルバムを今年中に
   しっかりみんなに届けて、
   さらに12月の23、24をまた
   さいたまスーパーアリーナでやりたいと思います。
   夢の終わりを歌ったけど、
   新しい息吹が常に始まっているんで、
   ワクワクしながら待っててください。」

20.WISH

 ここでもいつもなら“飛んで来る”銀テープが
 “飛んで行く”という眺めになって、キラキラと輝く客席。
 LEDスクリーンにも通常スクリーンと同じ映像が映されます。
 ステージ前へ出ている弦楽器隊もその様子を堪能した後、
 それぞれ花道へと散っていきます。
 途中のラララ♪ではRYUの先導無しでワイパーとすっかり定着。
 締め前の溜めが短い・・・ということは、もう1曲ある?

*encore2*

 センター前へ集まるメンバーに対して、
 客席から盛大な手拍子が起こります。
 すると突然、INOが一歩前へ出てメンバーの方に
 振り返ってドヤ顔の仁王立ち。
 RYUに何かしら耳打ちした後、INOは下手前へ。
 今度はRYUがJとお互い腰に手をあてがいながら耳打ち。
 そこへINOが戻ってきて、Jと真矢に後ろから肩組み。

  「俺たちもまだステージを降りたくなかったんで、
   本当にみんなの気持ちが嬉しいです。
   刺さってます、どうもありがとう。
   今夜、みんなが見せてくれた星空を忘れません。
   もっともっとスリリングなバンドとしての道を
   刻んでいきたいと思います。
   みんなが描いてくれた星空に・・・」

21.MOTHER

 青い照明の中、メンバーに花びら形のスポットライト。
 間奏が明けると、南スタンドへ向かって、
 赤、紫、青、水、橙、黄、緑の七色ライトが
 ゆっくりと交じり合うように照らされています。
 最後はバイオリンの余韻を十分に引っ張って、
 ドラムの合図と共に静かに締めます。

  「どうもありがとう。
   みんな、愛してます。
   どうもありがとうーッ!」

 サラっと捌けていくRYU。( ̄△ ̄;)エッ・・?

 Jがタオルを下手客席へ投げ込むと
 クレーンカメラに引っかかるという(笑)

 一方でSUGIが下手2階スタンドへ水ペットを
 投げ込もうとするも壁に阻まれるという(笑)

 SUGIがセンターでお辞儀をし終わった頃に
 RYUやINOが下手袖から小走りで登場。
 絶対に手つなぎジャンプを忘れてたやろ?w

  「最後に全員で一つになりたいと思います。
   武道館全員でいくからね?
   いくよ?いい?みんな?・・・せーのッ!
   どうもありがとうーーーッ!!!」

 RYU、J、そして深々と頭を下げたINOが捌け、
 上手から順にドラムスティックを投げ込んでいる真矢、
 水ペットを2階スタンドや北1階スタンドへ
 次々と遠投し、センターで長いお辞儀をしてから最後に
 SUGIが手を振りながらゆっくりと袖へと消えていきます。
 20時20分に終演。


終演後は規制退場になっていたはずなのですが、
特に規制されることは無くて(自主規制に近い)、
いつも通りゆっくりと出口へ向かうだけ。(゚-゚;)ウーン



グッズ売り場へリベンジすることに。

 

 


開演前の超絶大々行列がウソのように空いていて、
スレイブシート優先入場とほぼ同じ。

 


お目当てのフラッグも楽々撮れました。柱|-^)v


今回のライブは、まさにミラーワールドのような感覚で、
いつも観ているものが見えず、
いつも見えないものを観てる
という全く新しい体験をさせてもらいました。ヽ(*^^*)ノ

さらにステージからの景色も疑似体験できて、
特にアリーナ席の様子はけっこうはっきり見えるので、
“一人一人の顔を覚えて帰る”というのも
まんざら嘘じゃない気がします。←

それと。

意外と白グッズTEEの割合が多いなーって(笑)

最後に。



今日は一日お疲れ様&ありがとうございました!

また12月まで元気にお過ごしくださいませ。(^ー^)ノ