2017年05月13日[土]18:00@オリンパスホール八王子
【河村隆一 RK 20th Anniversary Action #003
    「深愛 ~only one~ 」Special Live】


20周年における歴代アルバム再現ライブ第4弾です(よね?)。


朝から大荒れな天候過ぎて、
ますます八王子まで向かうのが憂鬱なことに。(゚-゚;)ウーン


会場となるオリンパスホールは、八王子市民会館として
2011年に一旦閉館して現在地に移転したため、
今回が初めてになります。JR八王子駅から直結で超便利。


ロビーにはチラシがそこそこ山積みされています。


ギネス級に山積みだった多賀城公演を思い出しますね(笑)


あと、窓際の一角から市内を一望することもできます。


グッズは春色というか、赤色・桃色のデザイン中心で華やか。
ちょうど黒色のトートバッグが売り切れるところです。


場内は濃い茶色の木製を用いた劇場感のある趣で、
1階席から3階席まで最大2021人収容できます。
各階のサイド(バルコニー)席はほぼクローズ状態。
1階14列の超上手にて待機。

ステージ構成は、下手は端からピアノとギター、
上手は端からドラム、ベース、ギターという並びで、
センターを囲むように半円状の配置です。


定刻から5分押しで影アナ、
さらに5分後にSEが切り替わっての暗転。

まずメンバーが下手から登場し、その後に隆一がステージへ。
センターにやってくると、右手を振ってから一礼、
さらに投げチューと序盤から大盤振る舞いなファンサ。

隆一の衣装は、前閉じ部分が黒いラインの白シャツで、
両方の肩から脇にかけても黒いライン?と思いきや
後ろがY字型のハーネスだった模様。Σ(- -ノ)ノ エェ!?
下は安定の黒パンツに銀バックルの黒ベルト、足元は見えず。
髪はかなり強めに後ろへ流した横わけで、後ろはちょいハネ。


01.Ne

 上部手前に並んだ4つのライトの内、端の2つが桃色、
 中の2つが黄緑色で隆一を照らしていて、
 サビに入ると上部後方に11個ずつ交互に並んだ
 肌色と青色のスポットライトが客席前方に向かって降り注ぎ、
 後半には黄色のスタンドライトが眩く照らしたりと
 1曲目から照明をフル活用してくるところなんかも
 中野サンプラザ公演を彷彿とさせます。
 隆一の歌い出しと葉山っちのピアノ入りが
 微妙に噛み合わないもののすぐさまリカバリー。
 片手ずつパンツのポケットに入れたり、
 両手を同時に入れながら歌ってたり。
 間奏ではギターのYOUさんを紹介。
 2回目の“愛は手を差し伸べ”で右手を差し伸べ・・・
 ないで折り畳んじゃった。(・x・)ぷっ
 曲終わりに投げチュー。

02.in the sky

 青色の照明に水色と肌色が交互に並んだスポットライト。
 “光と影みたい”で右手の平を顔の前に掲げて、
 拳を握りながらゆっくり下ろしていったり。
 1番サビの出だし“今”の「い」で左足、
 「ま」で右足をその場で大きく足踏みしていたり。
 曲終わりに投げチューから一礼。

  「みなさん、こんばんわ。河村隆一です。
   久しぶりに開演時間が押しました。
   えーと、曲順を急に変えたのは僕です。
   たぶん照明チームとか音響チームとか舞台監督も
   てんやわんやしながら駆けずり回っていませんでした?
   ここにメニュー表があるんですけど、
   曲が矢印で移動してて、あんまりよく分かんない(笑)」

 自業自得やんw

03.forget about you

 曲が始まる直前にマイクをスタンドから外したかと思うと
 イントロでまたすぐに付け直してたり。
 福ちゃんが頭の上で手を叩いてハンドクラップを先導。
 隆一もメロの途中やラスサビでハンドクラップをしたり、
 ポケットに入れた右手やマイクを握った左手を
 手拍子のリズムに合わせてパタパタさせていたり。

04.君の前でピアノを弾こう

 “君を見ている僕だよ”で両手を翳して客席を覗き込んでたり。
 間奏後半で突如としてピアノの葉山っちを紹介。
 “その瞳に今”という歌詞の改変バージョンが好き。
 アウトロでの“ラララ”は、隆一と客席の掛け合いになって、
 原曲コーラスが流れているので盛り上がってる雰囲気(笑)
 曲終わりにもう一度、葉山っちを紹介。

  「話し声が枯れてると思うんですけど、
   別にカレーを食べ過ぎたとか、
   辛いものをいっぱい食べたとかじゃなくて、
   毎日のようにレコーディングとかリハーサルをしてて、
   ある意味、一番喉が鍛えられている状態なんですね。
   歌うのが楽しくてしょうがないんで、
   本当はカートリッジが3つぐらいあると、
   カチャっと換えて“はい、ブランニュー”みたいな(笑)
   今日はちょっとしゃがれた声を
   楽しんでいただこうかなと・・・
   まだそんなにしゃがれてないよね?
   まだまだだよね?こっからだよね?(笑)

   (マイクスタンドを下げながら)
   ちょ・・・あ、ドラムス、岩丸正!
   正、約束したのに“ここ歌ってください”っていう
   目合図がずいぶんこないね。
   いつも目を合わせているわけ。
   “ここですよ。ここ始まるとこですよ”って。
   今日、必死でしょ?1回しか目、合ってない。
   一応、事故が起こらないように、
   お互いアイコンタクトをとりながら。
   別に目で合図しても、そこの2人ができてるとか
   そういう話じゃないです(笑)
   バンドって目合図すごく大事なの。
   特に溜めるところとかさ。
   うん、大事だからね。頼むよ?」

 基本的にプレイ中の岩丸さんは楽譜をガン見ですからね。(^^;

05.夢で逢える

 橙色と青色が交互になった照明で、バックスクリーンには
 赤色の照明でぼんやりと円を浮かび上がらせています。
 ハンドマイクでやや中腰が多め。
 “そっと目を閉じるんだ”で目線を遮るように
 右手を左から右へ流していたり。
 どうしても“押し倒したりできない”が
 “押した押したりできない”に聴こえてしまって、
 どんだけ押したいねんってツッコんじゃいます。←
 アウトロでベースのあっきーを紹介。
 曲終わりに両手の平を小さく差し出すように投げチュー。

06.my first love

 引き続き、橙色と青色が交互になった照明で、
 さっきより青色が多めになっています。
 間奏でギターの福ちゃんを紹介。

07.confession

 バックスクリーンに橙色の長方形が逆末広がり状に
 13個積み上がった模様が映し出されます。
 演奏が終わると隆一は下手袖へと一旦捌けます。

08.憂鬱 -instrumental-

 バックスクリーンに淡い水色の羽扇を
 いくつも重ねたような模様を描写。
 序盤の静かなメロディーから、
 YOUさんの鳴きが入って、ドラムがリズムを刻み出し、
 後半へ向かって盛り上がりをみせていきます。
 通常盤に収録されているこの曲を演奏するということは、
 もしや[Merry X'mas and Happy new year]は無さげ?

 ・・・それにしても、ものすごい着席率。(^▽^;)

09.きらら

 ピアノソロが始まると黒TEEと水色シャツに
 着替えた隆一が再登場してピアノの傍らで佇んでいます。
 珍しくシャツは腕まくりをしていて、
 ボタン留めせずにジャケット風な着こなし。
 その上、胸板も厚くなっているので、
 遠目だと『シティーハンター』の冴羽リョウみたい。
 隆一と葉山っちに真上からスポットライト。
 マイクスタンドを両手で握り締め、両足は地にべったり。
 落ちサビからブレイクを挟み、短い沈黙の後、
 “ねぇ”で両手を広げて、“抱きしめて”で振り下ろす。
 ラストフレーズではブレスの息遣いが聴こえるほど、
 全身全霊を込めて歌い上げていきます。

10.静かな夜は二人でいよう

 青暗い照明に、バックスクリーンには先ほどの
 長方形の模様が映し出され、下側は淡い緑色、
 上へ向かうに従って水色へと変化しています。
 “窓辺で聞くんだ”は“眠るんだ”に。
 うっかり寝落ちw
 “二人”という歌詞が出るたびにVサイン。
 ラストフレーズ前に葉山っちが
 右手を体の後ろまでめいっぱい振り下ろし、
 直後に隆一が“離さない”で
 右手を真上から勢いよく振り下ろし、
 最後に右手を小さく振りかぶりつつ拳を握っての締め。
 曲終わりに投げチュー。

  「ここからちょっと盛り上がっていきたいと思います。
   MCの変化が一番難しいです。
   MCをする時にどのテンションかを・・・
   いきなり“おりゃー”って言うのも変だし(笑)
   いつもリスネタとか(笑)
   Tourbillonやる時は復活しますけど、
   ちょっと今、鮮度を保つために・・・
   この前フリがダメだよね。
   あと、夏に合うキャラクターじゃないよね、リスは。
   みんなが家で栗ご飯とか食べ始めた頃に
   リアリティを以ってやっぱりリスの話をすると
   “あ、確かにドングリの季節だな”とか
   “栗の季節だな”っていう感じになる。
   春・夏は違うね。秋から蓄えとく冬だね。

   ・・・。

   じゃ、いきましょうか(苦笑)」

 まるで葉山っちが全力でスベった感w

11.恋をしようよ

 赤色、肌色、橙色を中心にした照明で、
 ここからのアップテンポ曲はほぼ同じ構成になります。
 “勇敢な君よ”で下手から順に右手で指差し。
 1番サビの“Love me”で自身を両手で指差し。
 文章じゃ表現しにくいのですが、
 “諦めたり”の「た↑↑」「り↑」と
 半音上げたような歌い回しがいいですね。
 曲終わりに投げチュー。

12.きよしこの夜

 バックスクリーンが赤色、黄色、緑色の順にループ変化。
 あれ?ここ盛り上がりセクションですよね?(^^;;
 ファルセットの終わり際が弱め(マイクが拾えてない?)。

13.Tomorrow

 イントロで隆一がワイパーを始めちゃったので、
 Aメロに入っても客席はワイパーのまま。
 ちなみに隆一がワイパーする右手の形は、
 たいていの場合、手を自然と開いたものですが、
 稀に人差し指と親指だけを立てたパターンもあります。
 間奏でYOUさんを紹介。
 ラスサビでのアレンジがライブバージョンに戻ってるのが
 何より一番嬉しいところ。(/・ω・)/ ブイィィィィィ...

14.ジュリア

 “君は泣いてる”で下手から順番に指差し。
 “ずっと見つめられたら”で両手を翳して客席を見渡してたり。
 “劣情の嵐に”で再び順番に小さく指差し。

  「どうもありがとう!」

 左手を振りながらそのままスッと下手袖の中へ。
 本編終了は19時30分。


*encore*

 メンバーに続いて、隆一がステージへ上がると
 即座にメンバー紹介へ。

  「八王子のこの綺麗なホールにやってきて、
   とてもアツイみなさんと共にライブを演れて、
   今夜は本当に幸せです。ありがとうございます!」

15.I love you

 1番サビの“I love you”で右手の平を大きく左から右へ。
 ラスサビでは両手を大きく広げてたり、
 “この胸を”で心臓辺りを左手で押さえてたり。
 アウトロでは左手でマイクを持ちつつ、
 足を交差させながらのロングトーン中なので締めはせず。
 曲終わりに投げチュー。

16.BEAT

 “繰り返す波のように”でまず右手を自分の胸に右手をあて、
 それから右腕を伸ばして客席へ。
 間奏ではあっきー、YOUさんの順に紹介。
 曲終わりに勢いよく両手を広げてから右手で締め。

  「ソロ活動を始めて20年という時が・・・
   ありがとうございます。
   バンドももうすぐ結成30周年ということで、
   それなら歳も取るわなと(笑)
   曲との出会い、人との出会い、場所との出会い、
   時間との出会いというのがあって、
   ミュージシャン一人一人の出してくれている音が
   自分の歌を引き立ててくれたりとか、
   引っ張ってくれたりとか、
   それはバンドLUNA SEAからずっと同じことなんですけど、
   これからも進化していけるんじゃないかと思ってるんで、
   到達点というよりは出発点にしたいなと思う20周年です。

   自分ができなかったことが
   できるようになるっていうのがすごく好きで、
   それはこのステージにたくさん落ちてるっていうか、
   浮遊してるっていうか、それをキャッチした時に
   “今、すごい!”“楽しいことがあった”
   “嬉しいことがあった”っていう毎日の20年だったので、
   これから10年、20年とまたたくさんの宝物を
   探しに行きたいなと思います。
   ぜひみなさん、付いてきてください。
   よろしくお願いします(一歩下がって深々と一礼)。」

17.Glass

 青色と紫色の照明があるものの光度はかなり低め。
 間奏に入った瞬間、これまで一度も使われなかった
 ステージ後方に並んでいるスタンドライトが一斉点灯。
 さらに赤い照明も加わって客席に向かって強烈に放射。
 ラストは隆一にのみフットライト・・・
 のはずが角度的に福ちゃんにもモロ当たっていて、
 バックに投影されている影も大きく映った隆一の横に
 めっちゃ小さい福ちゃんがいて何気にツボります。_・)ぷっ

  「では、次のナンバー行きます。

   ・・・(アコギを用意している福ちゃんに気付く)。

   大丈夫だよ、福ちゃん。
   僕が早かっただけだから(笑)」

18.Love is...

 ベースのメロディをピアノにするか、ギターにするかで
 急遽、葉山っちと福ちゃんがじゃんけんで決めることに。
 最初はチョキ同士で引き分け、
 次に葉山っちがチョキで、福ちゃんがパー?
 なので、葉山っちのピアノベースです。
 隆一、葉山っち、福ちゃんの3人にスポットライトが当たり、
 曲の進行と共に徐々にライトの幅が広がっていきます。
 曲が始まる前に隆一がリズム隊にも“レ(゚□゚レ)カカッテコイ!!”
 みたいなジェスチャーをしていたためか、
 1番メロからベースとドラムも参加。
 そういえば、珍しく福ちゃんが上手袖に向かって
 上げ指示を2回ほど出していたり。
 曲終わりにマイクを通して、“チュっ☆”という生音が
 微かに聞こえるような投げチュー。

  「今日の会場はちょっと響く会場なので、
   一節だけマイクを使わない声をみんなに届けます。」

19.Love is... -no mic-

 ステージ前に出てきて、ラスサビ部分をピアノ伴奏で。
 拍手と歓声に応えるように右手で投げチュー、
 水ペットを一口飲んだ後に左手でも投げチュー。

  「今夜はどうもありがとうございます!
   では、今夜のラストナンバーをお届けします。」

20.深愛~only one~

 1曲目と同じように上部から黄緑色のライトと桃色のライト、
 さらに青色、赤色、肌色の照明が加わり、
 バックにはいつの間にか幕が下りていて
 赤い照明で一面染まっています。
 イントロでのシャウトはかなり尖らせた感じ。
 逆に間奏でのシャウトやコーラスは無く、
 マイクスタンドに手を掛けたまま上手をジッと凝視。

 今の心境的にこの曲はちょっと堪えます。。。
 “ずっと あの日の時間に ずっと さよなら言えない
  今も 深く 深く”

  「みんな、愛してまーす!
   今夜はどうもありがとう!!
   また会いましょう。どうもありがとう。」

 両手で投げチュー、
 右手でメンバーをグルッと回りながらフューチャー、
 再び両手で投げチュー、右手を振りながら下手へ移動、
 下手袖で振り返り右手を振って去っていきます。
 続いて、メンバーが一斉にお辞儀をして、
 葉山っちを先頭に下手袖へ向かいます。
 捌けながら前を歩くYOUさんの背中を撮っているあっきー(笑)
 20時に終演。


隆一の間違いというよりも、よく響く音響のせいなのか、
歌詞の一部がモヤっとする箇所が目立ちはしましたが、
それよりも投げチューの多さは去年の藤岡公演とほぼ同等で、
とても温かみの感じられるライブでした。(*^▽^*)


今後の予定については、チケット争奪戦に敗北したため、

 ・#005「very best of songs & Dear...」Special Live
 ・#006「ЯK S」Special Live

はお休みすることになりそうですが、
もし『バニラ』『ORANGE』の再現ライブが決まれば、
是が非でも参戦したいと思います。[壁]_☆)キラーッ