2017年03月19日[日]18:30@中野サンプラザホール
【河村隆一 RK 20th Anniversary Action #001
  「Love」Special Live】


97年に約280万枚の売り上げを記録した『Love』という
アルバムCDの楽曲が中心になった公演です。


ちなみに同じ会場で、昼には
【Special Talk & Acoustic Live】もあったわけですが、
完徹明けで見事に寝過ごしました。。。


せっかくの1階11列11番というゾロ目だったのに。(-o-;


というわけで、夜からの参戦です。

さすが売れたアルバム効果なのか、1階席はほぼ満席。
座席は27列目の上手ブロック。

ステージ構成は定番通りで、
下手からピアノ、アコギ、エレキ、ベース、ドラムの順で、
センターを囲うように半円状で並んでいます。

ステージの奥には9本のドレープが垂れ下がっていて、
公演中はドレープの前に白無地のスクリーンが出てきたり、
ドレープ自身が上げ下げされたりします。

定刻5分前にブザーと影アナ。
3分押したところで、波の音が流れ始め、
ゆっくりと暗転すると場内が青い照明に染まっていきます。

黒衣装で統一したメンバーが登場し、
これまた黒TEE、黒ジャケ、黒パンツ、黒靴と
見事なまでに黒尽くしの隆一が下手から現れ、
右手を軽く振りながらステージへ。


01.I love you

 ステージ上部の左右から水色と赤色のライト、
 客席に向かって11個のフットライト、
 ランダムに降り注ぐ9個のスポットライト、
 さらに客席側の左右に青、黄緑、紫、赤、橙、黄と
 次々に変化していくライトなど、ほぼフル仕様の照明演出。
 序盤では、マイクスタンドに左足をぴったり寄せていて、
 ラスサビでは、両足を大きく開いて左足の内側でリズム刻み。
 右手を腰の高さで上手から下手へ
 鋭く切り払うように拳を握って締めた後は、
 右手の平を掲げるような投げチュー。

02.好き

 橙メインに赤を添えた照明。
 マイクスタンドを下げ、シールドを左手に巻きつけたり、
 やや前傾でゆったりと左右に揺れながら歌い上げます。
 両手をゆっくり広げてからの投げチュー。

  「みなさん、こんばんわ。河村隆一です。
   20周年を迎えました。
   自分も久しぶりのナンバーが多いんですけど、
   20年前の『Love』というアルバムの曲を
   みなさんにお届けしたいと思います。」

03.涙色

 やや暗がりな肌色照明の中、
 ステージ後方に4つ並んだスタンドライトが水色に点灯。
 両方の親指をパンツのポケットに差込み、両手の平をパタパタ。
 間奏ではギターのYOUさんをフューチャーしつつ、
 左右に大きくステップを踏んでいたり。
 右手を胸にあてて、演奏の終わりと合わせるように一礼。

 ジャケットを脱いでTシャツ姿になり、
 黒いアコースティックギターを抱えています。

  「一色紗英ちゃんの誕生日だったんですよ。
   ドラマ『ふたり』のプロデューサーに
   “紗英ちゃんに記者会見の囲み取材の場で、
   ハッピーバースデーの歌を歌ってください”と
   言われまして作った曲です。」

04.Birthday

 シンプルな肌色スポットライト。
 隆一がゆっくり3カウントを数えての歌い出し。
 伴奏はアコギのみになっていて、
 リードが福ちゃんで、隆一はリズム。
 “今日自分の手で”で少し凄みのあるシャウト。
 いつの頃からか、演奏後に口付けしたピックを
 客席へ投げ込んでくれなくなりましたね。

  「今日思いついてギター弾いてみたんだけど(笑)
   当時“記者の人たちこんなにいるの?”って思いながら、
   “俺、そんなにギター弾く感じじゃないんだけどなぁ”
   みたいな感じだったんですけど、懐かしいですね。」

05.Love song

 橙、赤、肌など暖色系でほんのりした照明。
 間奏ではピアノの葉山っちをフューチャー。
 “変な顔して”で顔を少し左に傾けつつ右ほっぺをつねり、
 “神様に感謝して”で十字を切って、
 “キミに”で両手を揃えてゆっくり前へ差し出していたり。

06.BEAT

 赤と橙がメインで、サビになると明るくなります。
 イントロ中に黒パーカーを羽織り、
 フロントのジッパーを締めるのにちょいと悪戦苦闘。
 “永遠に繰り返す”で右手を真っ直ぐ伸ばして戻したり、
 “波のように”で右腕を大きくウェーブさせたり。
 間奏ではベースのあっきーをフューチャーし、
 両手を広げてゆっくりと右向きに1回転半。
 [I love you]とは逆に下手から上手へ右拳を振り切り、
 ペットボトル開けながら右手を小さく振り下ろして締め。

  「97年はとても短い時間だったけど、
   常に興奮していて、約2~3時間という睡眠時間で、
   8ヶ月間ぐらい生きてた気がします。

   ドラマの撮影が朝の6時、8時からあって、
   サーフィンもしないといけないから(笑)
   夜中の12時までドラマを撮影したら、
   家に帰り、仮眠をし、また海に行き、
   朝の3時からちょっとサーフィンして、
   また現場に行く、みたいな。
   時々、周りの女優さんたちに
   “何か隆一さん、潮くさいですね”
   “あ、海の匂い?”みたいな(笑)
   “そうそう。俺の香水、海のだから”みたいな(笑)

   一番、ドラマ『ふたり』で恥ずかしかったのは、
   バイクに乗るシーンがあるんですけど、
   バイクは元々乗ってたんで、
   普通に乗れるじゃないですか?
   でもね、撮影中に事故があると
   ドラマがトんじゃったりしますよね。
   ・・・何か車に引っ張られてるんですよ。
   15kmぐらいのスピードなんだけど、
   めちゃめちゃ早く走ってるような顔でやってくれって
   言われて、“俺、こういうのちょっときついなぁ”
   と思いながら、バイクにまたがりながら、
   “そうか、役者の仕事ってこういう仕事なんだ・・・
   うーん、もしかしてちょっと向いてるかも”(笑)

   今、そっちかよ!って思ったでしょ?

   1個目のオチとして用意しておいたの(笑)」

 20年経ってまさかここまで話芸が伸びるとは・・・
 ゴールド免許自慢ばっかりの頃が懐かしいです。ヾ(´ー`)ノ

07.蝶々

 水色の照明と肌色の照明が蝶々の羽ばたきみたく、
 交互にゆっくりと入れ替わっていて、後半は重なり合います。

08.Love

 横に2つ並んだ6個のスタンドライトが肌色に点灯、
 間奏明けから上部にある6個のライトが点灯し、
 フットライトも加わって客席を眩く照らし続けます。
 “少しずつ怖いけど”と歌い切ります・・・(^^;

09.Evolution

 ラジオボイスのエフェクトはかなり弱め。
 間奏ではストレッチするように両腕を左右に伸ばし、
 そのまま円を描くようにしてから両手でマイクを握ってたり。
 ラスサビで客席(下手→上手)に手を振ってたのはこの曲?
 歌いながら手を振ってくれるってすごい久々かも。
 アウトロで後ろに下がって振り返ると、
 ガバっとパーカーを半脱ぎし、それからゆっくりと脱いで、
 チェアのところにパーカーを置いて前へ戻ってきます。

  「『Say a Little Prayer』っていうアーティスト、
   生まれたばかりのアーティストって言うんでしょうか、
   育てて、曲を書いたりしてましたけど、
   次のナンバーもセイアのために書いたものです。」

10.小さな星

 黄色メインでステージ全体が明るくなり、
 イントロやサビで隆一も大きくハンドクラップ。
 間奏では口を尖らせながら、やや中腰になり、
 右手で太ももを激しく叩いていたりとノリノリ♪

11.Glass

 一転してステージが暗がりとなって、
 隆一と葉山っちにスポットライト。
 “扉を叩いてほしい”でゆっくり右手で3回程ノック。
 間奏の長さと歌い方は原曲通りになっていて、
 シャウトと同時にスポットライトと天井ライトが
 黄緑色に一斉点灯。

  「最初、ラララの曲がここまでちゃんとした形になるとは、
   あの当時は思わなかったけど、
   当時の自分がやりたかったこと、
   また不完全だったことがここにいっぱい詰まっていて、
   この曲をリハーサルしながら、
   “何でここ、こうしなかったんだろう”っていう・・・

   後悔(強調)!

   後悔が無い人間だと自分は思ってたんですけど、
   やっぱり久々に歌ってみると、
   “こうしておけばよかった”“ああしておけばよかった”
   というのは時々ありますね。

   でも、ほとんど無いかな。

   これ2つ目のオチだから(笑)
   あまりウケなかった・・・間が悪いよね。
   サラッと言い過ぎたね。
   もうちょっと溜めるべきだったんだよなぁ。」

 今まさに後悔してません?w

12.でも淋しい夜は...

 ハンドクラップ有り。
 間奏ではアコギの福ちゃんをフューチャー。
 ラスサビでは両足を揃えて、ピーンと背伸びしたような姿勢で
 マイクの上から歌い上げます。

13.SE,TSU,NA,

 引き続きハンドクラップ。
 “上手く泳ぐのも”で両手クロール・・・
 でもちょっと犬かき泳ぎっぽい。_・)ぷっ

  「暑い・・・上着を着たいんだけど、着れない。
   最近、半身浴を1日1時間してるんですね。
   その後、ジムに行って走ったりいろいろするんで、
   妙に汗っかきな感じ?・・・良くないね。
   服をいっぱい持ってないといけない、みたいな。
   1日何度も着替えてます、みたいな。
   2つ目のお店の時はまた服が違う、
   みたいな感じになってきてて・・・

   ま、着替えないんですけど(笑)」

 たぶんこれ3つ目のオチですよね?w

14.Love is...

 左足を後方にぐーっと下げて、かなりの前屈み姿勢。
 2番有りで、間奏でのYOUさんの鳴きが素敵。
 曲が終わると結局ジャケットを着直してます(笑)

  「『Love』というアルバムには、
   クリスマスソングが入っております。
   当時はサーフィンばっかりだったんですよね。
   だから[小さな星]もそうだし、この曲もそうだし、
   [BEAT]もそうだし、ずっと波が良いとか波が悪いとか、
   そんな歌ばっかなんですね(笑)
   もちろんSEも波の音でしたしね。

   ちょっとまだ春ですけど、時間を飛び越して
   クリスマスにお連れしたいと思います。」

15.Christmas

 ステージの上部左右からは赤、下部左右からは緑のライトが
 隆一に向けられていて、まさにクリスマスイルミネーション。
 “唇を尖らせて”で突然の思い切ったフェイク。
 “今夜はもしかしたら雪”の“雪”という部分での
 上げ下げを強調した歌い回しがどことなく好きです。
 アウトロでドラムの岩丸さんをフューチャー。

16.Hope

 場内が暗転した後、ステージ奥に星空みたく豆電球が灯り、
 天井にはミラーボールが光を放ちながら回り始め、
 まるで宇宙空間を漂っているかのような世界観が広がります。
 歌い終えた隆一が一足早く下手へ捌けていきます。

 アウトロから波の音が徐々に被さってきて、
 メンバーが捌けた後は、夜が白み始めたように
 ステージ奥が少しだけ明るくなっています。
 本編終了は19時55分。


*encore*

 グッズの20thTEE(赤)の上に、黒い網かけ長袖を重ね着した
 隆一が登場して、葉山っちと福ちゃんを紹介。

  「(長袖をめくってみせながら)
   これはみんなが着ているTシャツです。
   あんま分かんないよね。
   赤が欲しいんだよな、黒がいいな、とか言ったら、
   こういう結果になったんですね(笑)」

 両肩の後ろ辺りがざっくり開いているんですけど、
 自分で切ったんですかね。
 あと、やや首周りの露出が多いような。

17.CIELO

 伴奏は葉山っちと福ちゃんのみで、
 隆一と合わせて3人にスポットライトがあたっています。
 “君を重ねて ずっと見つめていた”で
 両手の平を重ねた隙間から覗き込むようにしていたり。
 ラスサビの後半から指揮するように右手を弾ませていて、
 ブレイクを挟み、合図と同時に歌とアコギが入ります。

 岩丸さん、あっきー、YOUさんを紹介して、スタッフへ拍手。

18.xyZ

 赤い照明に、細いスポットライトとフットライトが
 高速に交差していて、サビでは同時点灯。
 マイクスタンドにぴったり寄せた左足でリズムを刻んでます。

19.ジュリア

 いきなり97年曲じゃなくなった・・・(^▽^;)
 ステージが明るくなって、
 ステージ奥ではドレープが下りてきます。
 ほぼ定番となった2番無しバージョン。
 後方席なので久々に咲いてみた。←

  「20周年ということで、20曲用意しています。

   当時、やりたいことはたくさんあって、
   常に音楽を作りたいと思いながら、
   『Love』というアルバムに16曲入れて、
   1枚のCDにできるギリギリまで
   波の音を入れたりして作りました。

   僕の中で、この第1期ソロ、
   そして終幕後にまた始まるソロのこの辺までが
   なんとなく1つの系譜として似た世界と思っています。
   ほんとに20年間どうもありがとう。

   まだまだやりたいことも
   やらなきゃいけないことも山積みです。
   バンドLUNA SEAももうすぐ30周年だしね。
   今年は各アルバムのライブを
   ぜひ演りたいと思っています。
   そして『RKS』というアルバムを
   セルフカバーしたいなと思ってるし、
   オリジナルアルバムも作りたいと思ってるし、
   そしてそして・・・
   LUNA SEAのアルバムもできたらいいよね。
   でもLUNA SEAのアルバムは5人で作らなきゃいけないから。
   OKが出るまでのハードルがけっこう高いんですよ。
   それでもけっこう勤勉なんです、LUNA SEAのメンバーは。
   音楽大好きですし。
   きっとね、そう遠くない未来に
   全てお届けできるんじゃないかと思っています。

   20周年、そしてこの20年を応援してくれたみんなに
   心を込めて贈りたいと思います。」

20.深愛

 イントロが始まり、シンバルカウントと同時にシャウト。
 間奏はYOUさんソロのためか、コーラスなどは全て無し。
 ラスサビから客電も全点灯して場内全体が明るくなります。
 両手をゆっくり広げてから深く一礼。

  「今夜はどうもありがとう!
   これからも走っていきます。期待しててください。
   みんな愛してます!どうもありがとうーッ!!!」

 右手を振って投げチュー。
 左右にメンバーをフューチャーしてから、両手で投げチュー。
 左手を振りながら下手へ向かい、
 袖前でもう一度お辞儀して去っていきます。
 メンバーが後に続き、終演は20時20分。


3日前に誕生日を迎えたばかりなので、去年に続いて、
終演後の握手会で隆一から直接“おめでとう!”を
言ってもらおうと思っていたのですが、
なんか[Birthday]が聴けて満足しちゃいました。(*^^*)

当時はちょっと馴染まないなぁと思っていた楽曲も
こうして改めてライブで聴いてみるとかなり良い印象に変わり、
またCDを聞き返してみたくなりました。

・・・でもCDどこにあるんだろ?←


プライベートでこっそり新しい活動を始めてみたので、
これまでのように付いていけないかもしれませんが、
できる限り20周年を一緒に楽しんでいこうと思います。(^ー^)ノ