やっと国宝を観てきました。


歌舞伎の道しか残されず、身寄りも血筋も無いものがか、ただただ芸に魅せられる

その様子が狂人の様に見えました


美しい狂人




何もかも捨てて、死ぬる覚悟 それぐらいの覚悟が無いと、あの場所にはいけないのでしょう


そして私は一貫して、苦しかった

苦しい の説明は無いのに

万菊から醸し出される死ぬる覚悟の圧をずっと感じてたから


東一郎と半弥の青春時代はこちらも救われた

切磋琢磨して支え合った友情、いやそれ以上の絆が2人を歌舞伎の世界からはみ出さずにいてくれたから


だから、半弥との舞台は泣いた

命を燃やす をまさに表現していた

涙の一粒一粒が輝いてみえる




音楽、映像美全てが圧倒的だった

今でも胸が苦しい

それでも、狂人的な美しさにまたみたいと思う

胸ぐら掴まれる映画は初めてだ


一生懸命、死に物狂い、命を燃やす

命をかける言葉がたくさんあるが

死ぬる覚悟

を全身全霊で表現したスタッフ皆さんに拍手と感動を伝えたい


映画館で見れて良かった、、、