L-107(Y-side) | ともりの気分

ともりの気分

東方神起大好きなともりです(^^)
チャミを溺愛し、ユノに癒される毎日。
二人を永遠に応援し、愛します。
小説に挑戦しています。
お見苦しい内容もありますが、
共感してくれると嬉しいです(^_^)v

朝方撮影が終わり、疲れた体を引きずるようにホテルに戻る。
移動と初の撮影で肉体的にも精神的にもぐったりだった。

こんなとき、チャンミンがいれば癒されるのに…。
まだ寝ているだろうチャンミンに今仕事が終わったとメールして、ベッドに入ると
吸い込まれるように眠った。
昼前に目が覚めた。
すぐに、メールを確認すると、
チャンミンのこれから家を出ますという内容のメールと、
マネージャーのチャンミンは無事に飛行機で飛び立ったというメールが入っていた。
確か到着時間は…
あっ、もうすぐ空港に到着だ!!

待ちきれなくなった俺は、着替えだけして、タクシーで空港に向かう。
迎えにくるなんて言ってないから、びっくりするかな…。

空港に到着すると、飛行機から降りてきた人達がちょうどゲートから降りてきた。

すぐに、愛しい人は見つかる。

「チャンミン!!」
そう呼ぶと、キョロキョロしている。
「チャンミン!!こっち!!」
手を振ると、びっくりしたような、はにかんだような顔をして近づいてきた。
「ユノ…迎えに来てくれたの…?
ちゃんと寝た?また夕方から撮影なのに…」
「寝たよ!待ちきれなくて来ちゃった。
しかし、凄い荷物だなあ…」
「ユノ…サングラスと帽子被ってくればよかのに…」
「えっ!?」
気がつくと、俺たちを囲むようにいっぱい人がいた。
カメラを向ける人…
キャ~と奇声をあげる人…。

「行こう、チャンミン!!」
チャンミンからカートを奪い、早足でタクシー乗り場に向かった。

「キャ~!!チョン ユンホよ!!」
「こっち向いて~!!」
「あの男の人だれ!? 新しいマネージャーかしら…」
さまざまな声が周りで聞こえてきた。
ま…まずいッ!!
タクシーに乗り込む。
俺もチャンミンも肩で息をした。

「はあっ…ユノ、外に出るときは…」
「はあっ…そうだよなっ、迎えに来るのに慌ててさ…忘れてた!! ごめんな…」
「やっぱりっ…凄いんだね…チョン ユンホ…」
そう言って苦笑いをする。

ホテルについて、最上階部屋にチャンミンを連れつて行く。
「ここだよー」
ドアを開けて、チャンミンを先に入らせた。
「わあ~凄い部屋!! 景色が抜群ですね~!!」
「だろ!? 」
「全面が、ガラスでなんだか足がすくみます…。」
「アハハ…大丈夫だよ」
チャンミンは、窓から離れると、バスルームなんかをひと通りチェックする。
「さすがにいいホテルだから、お掃除は行き届いていますね。」
「うん、そうだね」
「で…僕の部屋は何階!? スーツケース置いてきたいな…」
「をん!?チャンミンの部屋!?
ここだけど?」
「えっ!?」
「俺と同室…だよ」
そう言うと、チャンミンの顔がパアッと赤くなる。
「ここ?僕も…?」
「そうだよ…」
「僕はてっきり…別の部屋かと…」
「ん!? 嫌か!?」
「ううん…嫌じゃない…けど…」
「けど?」
「こんな立派なお部屋で…僕まで…いいのかな…」
「いいに決ってる…」
そう言って、チャンミンを抱き寄せた。
「ユノ!?」
「ずっと一緒…撮影終わるまでずっと一緒だから…」
チャンミンは、俺の背中に手を回し、
小さく頷いた。