それぞれ作風は違いますが、特徴はざっくりこんな感じかなな遠藤淑子さん・大野潤子さん・川原泉さんのお三方。今回の発掘で川原さんの“ワタシの川原泉”と遠藤さんの“なごみカフェ”以外とは久々にご対面でございますチョキ特に花ゆめコミックの川原さん&遠藤さん…文庫版購入で手放してなかった自分に驚いたわ、つか自分が思う以上に手放してなかった汗
どなたも中高生時に出会い、作品タイトルが妙にツボに入りました。特に大野さんの初期作品なんて“きみたちは緑の胃ぐすり”とか“カレーうどんツリー”とか、「なんじゃそら!?」なタイトルで衝動買いでした(^^;どことなくいわゆる女の子らしさを感じさせない、ちょいとおとぼけ気味だけど何となく背中を押してあげたくなる、そんな健気な子たちが溢れてます。あとは完全な悪人というか、正真正銘の性悪なキャラクターが極端に少ないという安心感でしょうか、そういう面はある意味ファンタジーですかね。お三方ともずば抜けて絵が上手い感じはしませんが、キラキラ感がない方が落ち着く身としては安心感もあります。そしてこれは単にこちらが歳食って涙脆くなったのもありまして、以前は普通に読んでたのに、何でか涙が浮かぶことが増えました…まぁ大野さんの作品は、ご自身の近況などでこちらも過剰に反応してるのもあるかもですが、そうした欠片のない作品ですら目が潤んでしまうので、感受性がおかしくなってるんですかねぇ…
特に最近は新型コロナの影響で、あらゆるイベントやスポーツの延期や中止が相次ぎ、ちょいと気持ちが荒んでしまいそうなんで、お三方の作品に再会できてほっこりしています📚