先の記事で触れた、先頃完結した“タイタニア”と“アルスラーン戦記”、今夏完結予定の“創竜伝”、よくぞ完結及び完結予定まで持っていってくださいました(T人T)長期に渡る放置…もとい中断を経ての完結及び予定です、まずはありがとうございます、と申しあげます…
だがそれはそれ、こんなに読むのが苦痛な作家さんだったけか…個人的には、完結第一で内容は二の次のやっつけ感しか感じませんでした。こっちも年取ったからなぁ、と思って読み返しても、やっぱ中断以後は読みにくい…まぁご贔屓のアリアバート閣下もダリューン卿も職業軍人ですから、完結まで生存は厳しいと思うてました、特にアリアバート閣下は中断前で既に死亡フラグ汗と思ったし…それでも何かが違う。“アルスラーン”が“マヴァール年代記”と対なら“タイタニア”は“銀英伝”の対と思う私としては、うまい表現でないのを承知の上で、同じ“皆殺しの田中芳樹”とは思えん。無意味とまでは言わんが、これってありかよ…とひねくれてしまいました。生死の意味云々てか、キャラ達の生き様・死に様が感じなくて…まぁ年取って感受性は落ちてるようだし、未だに“銀英伝”で泣くのは単に刷り込みかもしらんし。
片や今夏(これが来夏でも驚きませんが(^^;)完結予定の“創竜伝”は職業軍人でない分死亡オチはないと思いますが…一応神様だし。まぁ既にストーリーが破綻してるような状態、こちらもろくに覚えてないという何だかなぁ…な有り様なんで、せめて完結時に始兄ぃと茉理ちゃんの仲が少しでも進展してること、数年後の14巻文庫化でCLAMPさんイラストの表紙がお当番通り始兄ぃであること、ぐらいしか(^^;あとノベルス版は本編にイラストなかったのも寂しかったんで、そちらも期待したいです…ホント内容どうでも良くなってら(^^;
言っても詮なきことですが、中断期間がせめて最長一桁年で気力体力があるうちに完結していただけてたら、今のような酷評の嵐な状態にはならなかったかも、と思わざるを得ないですねぇ…あんなに楽しめてた作家さんが楽しめん、読むのが苦痛で読む気が失せるなんて悲しいもんです、そんな経験がこれで最後であって欲しいです。
ってことで、他の作家さんが引き継いだ作品群はバッサリカットです、これはもう“田中芳樹の文章で続きを読みたい・完結して欲しい”以外ないんで…ご本人が書いてるお涼さんは…泉田警部補頑張れ!!しかないです、はい(^_^;