手術後、麻酔でよく寝た私でしたが、朝起きてからは少しずつ痛みが増して来ていました。明け方に座薬を入れてもらっていたので、痛みを訴えてもあまり積極的には薬を出してくれません。午後には痛みが10のうち5〜6くらいになっていました。夜に寝たいからと思ってしばらく我慢し、７時半くらいにようやく座薬を入れてもらいました。でも、全くと言っていい程効きません。1時間後くらいに更に痛みを訴えて、点滴を入れてもらいました。少し効いたのか、1時間くらい眠りました。そこからまた目が覚めるとすぐに激痛が。その時すでに、痛みは8から9になっていました。再度痛みを訴えても、今使える痛み止めはない、と言われるばかりで、一睡も出来ないままに激痛に耐えることになりました
ベッドの手すりにしがみつきながら、陣痛より痛いじゃないかと悶絶していました。朝ご飯はほとんど食べられず、回診の先生方が来ても、痛み結構ありますか、んじゃ痛み止めを上手く使って下さいねーとか。全然上手く使えてないんですけど！！
その後、看護師さんから私の強い痛みの訴えを聞いた担当医の先生が来てくれた。腫れ上がった指先、しびれ、強い痛み。先生はう〜んと首をかしげていたが、ちょっと検査してみましょう、ということになり、そこからバタバタとベッドごと集中治療室へ移動。そこから何人ものドクターがベッドを囲み、あーだこーだ話している。よく分からないが、結構深刻そう。。。
そのままCTをとり、造影検査を行う。どうなってるんだ〜先生たちの話から、再手術になるような話をしている。朝ご飯食べたどうかを何回も聞かれる。
検査後、担当医の先生がやってきて、手術や骨折等の外傷後に、中の圧が強くなりすぎて血流が止まったり神経や筋肉を圧迫するコンパートメント症候群の兆候があるとのこと。血液検査の結果も悪く、この時CKという数値が6000くらいあったそうな。これは筋肉が壊れされている時に上昇する値だそうです。手術をするかもしれないと言われてから約4時間、違う痛み止めを飲んでも全く効果なし！結局午後2時過ぎに手術決定、1時間後に緊急手術ということになりました。内圧を下げるために筋膜を切開するという手術です。
手術室に呼ばれたのが午後3時15分くらい。2時間後には病室に戻ってきました。麻酔も効いていましたが、目が覚めた時に、さっきまでのあの激痛から開放されたことが何より幸せでした。前日一睡も出来なかったので、その晩は痛みもなく、本当にぐっすり眠りました。
今回私が発症したコンパートメント症候群は、調べてみると10万人に３人くらいしかならない症状らしい（笑）宝クジも男運もないくせに、なんでこれになっちゃうかなぁ〜笑笑笑笑笑笑
私の母や上の娘は、術後管理がなってなかったんじゃないか！？病院は、何をやってたんだ？あんなに痛かったのに、なんでそんなに時間がかかったんだ？！なんて憤っていましたが、今更何を言っても、もう起きてしまった事実は変えられないし、もう現状を受け止めて治療とリハビリを頑張るだけ、と思っています。
というわけで、私の今の右足は、もともとの手術の傷から、さらに長〜く筋膜を切開し、今も切りっぱなしになっています。そして傷から内圧を下げる機械を繋げている状態です。
緊急手術から早くも2週間がたちました。ものすごい強い痛み止めを飲んでるので、筋膜を切りっぱなしにしていても全く痛みはありません。あいにく年末年始の休みに入ってしまったので、年明け５日に縫合手術を受ける予定です。まさか3回も手術することになるとは。。。私の人生ただでさえ波乱万丈だけど、本当に次から次へと色々なことが起きるよね
でもなぜだか悲壮感は、まったくない（笑）夜な夜な、何日入院するから保険代はいくら入ってくるな〜痛い思いの代償だなぁ〜とか考えてます
次回は2回目の面会の様子を書いていきますね。
