ご無沙汰の更新となってしまいました。
実は12月14日から入院をしています。内蔵系の病気ではなく、膝の手術のためです。30年前、バスケットボールの試合中に前十字靭帯断裂をし、再建手術を受けていたのですが、長年酷使して来た代償からまだ50歳手前なのに変形性膝関節症になってしまったんです
手術を前提に検査を進めるうちに、以前再建していた前十字靭帯は全くなくなってしまっていることが判明。そんなことってあるんですね??
今回私が受けた手術は、高位脛骨骨切り手術といいます。変形してしまった骨の角度を調節するために、脛骨の一部を切るという手術です。前十字靭帯は同時には再建せず、1年後にボルトを抜く手術の際にやりましょうと話しています。
14日に入院、15日に手術、リハビリもあるため、3〜4週間の入院と言われていました。私は、手術が決まってからすぐに実家の母に相談し、入院中何とか助けてもらえないか話しました。母は快諾!私が元気なうちにやりなさいと言ってくれ、入院する前日から実家から出てきてくれました。
我が家は12歳と21歳の娘がいますが、上の子は看護師の国家試験目前、下の娘はなんてったって強迫性障害という病気があり、私と1日だって離れていたくない、とにかく母である私への依存が激しいのです。そんな中で長期間の入院は心苦しく不安しかなかったのですが、将来のことを考えて、若いうちから杖ついたおばあちゃんになりたくない、元気に孫の世話だってしてあげたい、という一心で、手術へ踏み切ることにしたのです。
さて、入院前日。皆で一緒に食事をしている時に、急に不安になった下の娘はハラハラと泣き出してしまった。。。切ないでももう決めたことだし、しんみりならないように何とか盛り上げながら前日の夜を過ごしました。
当日の朝。適当指導教室に行く娘は朝から気分がドヨーンとしている。我慢して、我慢して、針が刺さったら破裂しそうな感じ。時間が来るといきなり、私に何も言わずに行ってきますと玄関から出て行った!慌てて追いかける私!背中に向かって、じゃあね、と声をかける。多分涙が溢れていたんだと思う、何も言わずに一度も振り返らず、自転車に乗って出かけて行った。。。
別に今生の別れでもないし、また会えるんだけどね。もうストレス発散出来る相手がいなくなるというだけで、娘の心の中は絶望でいっぱいだったのかもしれない。私は留守宅をお願いする母と姉(癌手術後の療養?を兼ねて母のサポートに来てくれた)、そして上の娘に言った。
「相手(下の娘)は普通の精神状態の人ではないから、まとに受け止めないでほしい。そう思って相手をしないと自分が壊れちゃうから」
上の娘にはこうも伝えた。
「錯乱状態や半狂乱になったら迷わず救急車を呼んで」
一つの可能性として、依存する私が不在になることで、ただでさえ不安定な娘が、本当にガタガタと壊れることだってあるかもしれないて思った。もし、そんなときには、入院させるしかないと考えていた。
とりあえず、やってみるしかない。。。
こんなわけで私の入院生活がスタートしました。
そこからまた、想定外のことが起こります長くなり過ぎるので、次の記事に書きますね。