娘の強迫行為は主に確認行為です。
学校の準備は1番大変でした。毎日の生活の中でストレスが強くなってくると、強迫行為もひどくなります。学校の準備は、次の日の時間割り、給食セット、筆記用具など、毎日あまり変わりませんが、娘にとってはものすごく大変なんです。
算数、国語、社会、計算ドリル、漢字スキル、、、と自分で言いながら確認をします。言い間違えたり、つまづいたらまた1から言い直しです。ひどい時は2時間くらいずっと繰り返しています。冬の寒い日に、暖房のない自分の部屋で寒さも感じないくらい興奮状態で終わらない準備をずっとやり続けています。
娘はメモをすぐに書くようにしています。忘れないためです。内容は毎日同じですが、毎日毎日新しいメモ用紙に同じ内容のことを書いて、何度も何度も確認するので、メモはしわしわになります。そして、確認の点呼をするのですが、
歯磨き、薬、ドライヤー、箸セット、ハンカチ、ちり紙、水筒、という風に。前の日の夜、当日の朝もずっと点呼するのです。内容を確認したら点呼するのではなく、毎日の呪文のようにつぶやいています。ドライヤーをかけていても、かけていなくても、ドライヤー、と点呼するんです。
これに対して、私があれこれ口出しをしないようにしているのですが、いよいよ時間がない!という時には声をかけます。ですが、声をかけると「焦らせないでよ!」と怒鳴られ、黙って見守っていると「なんで教えてくれなかったの!」と怒られます。いずれにしろ怒られます。
強迫性障害は本人はもちろん、家族も相当なストレスになります。家庭崩壊することも多い気がします。我が家も崩壊しているような、していないような。めっちゃ仲良い時が365日のうちで、2日か3日くらいですかね(笑)