劇照一家北京珍道中5
劇装街の劉店主さまのお店で買った物。以前からこれが無くては格好がつかないと思っていた物があった。
槍と女太刀。槍は白蛇伝や虹橋贈珠で主人公が足を使った打出手で宙を舞ったり見栄のポーズで重要な小道具なんです。女太刀も穆桂英の扮装には欠かせない小道具。女太刀を構えると気分はもう女将軍で何処からでもかかって来なさい!ってな気分すな(笑)
剣は青蛇の双剣が増えた。それで全部で3本になった。何が違うか?まず黄色い双剣は言わずと知れた覇王別姫の虞姫が使う物。白は白蛇伝で主人公の白素貞が使う単剣。青は勿論青蛇の双剣。衣装に合わせるのがセオリーなのだ。
以前、論争になった白蛇の剣。発端は白蛇の剣は一本だと私が言ったことに始まる。勿論自分の剣だから一本の物をオーダーした。しかし、双剣では?と言う意見が大勢を占めることに。勿論私も映像を見て確認したので単剣と反論した。しかし、結論は簡単な話で役者によってどちらでも使うとのこと。(笑)
私が参考にした杜近芳師は単剣で演技していたが他の役者さんは双剣を使っていたのだった。要は好みの違いだったようだ。思い込みが激しいのもいけませんね(苦笑)良く見ると房の長さが違うね。個人的には単剣で房を使った立ち回りが好きですよ。出来ませんけどね(汗)