柊馬の葬儀についての悪夢のお話です
柊馬はあたしたちだけでひっそりと見送るつもりでした。
でも自宅にはリオがいて吠えるし近所にも知られたくなくて葬儀屋さんにお願いしました。
柊馬を連れて葬儀屋さんへ向かって葬儀の打ち合わせ。
結果、大々的に葬儀はせずに火葬のみってことで和尚さんも了承。
しかし火葬場の都合で葬儀屋さんに2泊することに・・・。
あたしは柊馬とゆっくり過ごせると内心ほっとしながら自宅へ荷物を取りに戻りながらオババとあやっぺを迎えに行きました。
そこで柊馬を見せものにしたくないので親戚には連絡しない・・・。
オジジは妊娠中に「誰の子だ」と暴言を吐かれたので会わせたくなくて葬儀には欠席してもらうことを決めていたのに翌日・・・
オババを柊馬に会わせてるときにオジジは義姉に連絡していたことが判明。
仕方なく旦那の姉兄たちに連絡・・・。
夕方大勢で押し掛けてきて勝手などんちゃん騒ぎ
挙句、遅れて夜9時過ぎにやってきた1番目の姉夫婦は酒のんで散々騒いで一緒に泊まっていたあやっぺも朝まで寝れない始末・・・。結局姉夫婦につきあって飲んでいた喪主である旦那は二日酔いで泣きつかれたため顔はひどいものに
あたしは丸2日寝れないまま柊馬とゆっくりお別れも出来ないまま火葬場へ・・・。
いったい柊馬は何のために産まれてきたの??
何にも悪いことしてないのに何で最後の時間を邪魔するの??
あれ以来あたしは義姉に会うと寝れなくなります。
あの人たちは悪いことしたなんて思ってないみたいだけど我が子を失ったあたしの気持ちをほんの少し理解してくれたら・・・あの日にあんなことは起こらなかった気がする。
こんなことがあったおかげであたしはいまだに柊馬に区切りをつけられずにいる。
それなのに・・・
どんどん薄れていく柊馬との思い出。
柊馬・・・あなたは幸せでしたか??
柊馬・・・守ってあげれなくてごめんね。
ママ、どんなことがあってもあっくんは守るからね。