とんとんです。


私の今履いている靴。



だいぶ履いちゃったけど、中敷に花柄があります。


私なら絶対セレクトしない🤭


じゃあこの靴なんなのって話。






実は亡くなった利用者さんの靴です。

利用者さんの亡くなる少し前から、ご主人のところへも訪問する様になりまして。


利用者さんが亡くなって、しばらくしてからでした。


利用者さんが亡くなっても、節目節目でお参りさせてもらってました。


ある日、ご主人に訪問した時に足のサイズを聞かれて、

「これ履けるか?」

と、差し出されたのがこの靴。


ご主人がこの靴を履けないのは一目瞭然。


履いてみたらピッタリ。


いや、もらっちゃいけないだろうと、思いつつ形見分けだと言われて。


その時思いだしたのが、

「素敵な靴は素敵なところにあなたを運んでくれる」

と言う言葉。


何かの漫画で読んだ気がします。


この靴で、生きられなかった彼女の分まで、いろんなところに行こう。


こんな素敵な靴で、彼女はどこに行こうと思っていたのだろう。


私が目指しているところへこの靴で行こう。

彼女もきっと、この靴と一緒に行ってくれる。


そんな気持ちでこの靴を履いています。


地団駄踏んじゃう時もあるけど。


だいぶ履き潰していますが、もう少し履いていきます。


ありがとう。

こんな素敵な靴を私にくれて。