今日は他のGAUDIの作品を紹介します。
まずは、コローニア・グエル教会(1908年~1916年)です。
ここで、GAUDIは「逆さ吊り実験」と言うものを行いました。
天井から固定された糸を幾本も垂らし、その先にオモリを
つけその結果の構造を逆さまにした形として描きました。
一歩足を踏み入れると、なんかミステリアスな
気分を感じます。
切り出しされたままの玄武岩の柱が斜めに
立っていますが、「逆さ吊り構造」の実験の
結果通り、重力に引っ張られる通りの形に
置かれているので、決して不安定な感じは
受けません。
むしろこの空間は、自然の秩序と完全に
調和しているので心地よい安定感に満ちて
います。
しかし、この天井レンガなんだけど……
どうやって施工したのかね?
1916年には、残念な事に建設は中断されました。
不安定な社会情勢とかいろいろありましたが、決定的
なのはコローニア・グエル教会の施主でありGAUDIの
理解者であるエルセビオ・グエルの他界でした。
このころから、サグラダ・ファミリアの建設に専念
するのですが、自分を助けてくれる存在をことごとく
失っていき、人生で最も過酷な時期に入って行きます。
そして「逆さ吊り構造実験」の夢は、サグラダ・ファミリア
の建設に託されました。
つづく……























