こんにちは。
私は昭和30〜40年代の日本の喜劇映画が大好きです。
きっかけははっきりと覚えていないのですが、大学に入った頃(1980年代半ばあたり)に「ハナ肇とクレージー・キャッツ」がリバイバルで注目されたことだったと思います。
そんな中、テレビで「クレージー大作戦」という東宝の映画(1966年作品)が放送され、サスペンス調なのにちゃんとした喜劇になっていることにちょっとした感動を覚え、その流れでクレージーシリーズをテレビやビデオで鑑賞。そこから同じ東宝で昭和30年代に製作された「社長シリーズ」「駅前シリーズ」が深夜のテレビで放映されると録画し、後から繰り返し観たりもしました。
これらの中では、「社長シリーズ」「駅前シリーズ」が痛快で、日本の喜劇映画はこの頃がピークだったと思っています。
時が流れ、ビデオデッキを使うことがなくなり、録り溜めたビデオテープたちも処分。それ以来こういった映画を観る機会もなくなっていたのですが...。
先日YouTubeのおすすめ動画を見ていましたら、期間限定で「社長漫遊記」が期間限定で無料配信しているというニュースに当たりました。
「社長漫遊記」は1963年の東宝作品で、社長シリーズではお馴染みの面々が出演しています。
社長シリーズのキャストと役回りはだいたい同じ。
・恐妻家で浮気性だがリーダーシップのある社長には森繁久弥
・社長を支える真面目な秘書役には小林桂樹
・役員や部長など社長に次ぐ役職が多い加東大介
・宴会好きの軽いノリで森繁に怒られる営業部長に三木のり平
・方言の強い地方の名士ややや日本語がカタコトな日系人役で毎回快演するフランキー堺
・社長夫人に久慈あさみ
・小林桂樹の母親がはまり役の英百合子
・芸者役で登場し森繁を誘惑する池内淳子
など、そうそうたるメンバー。
「社長漫遊記」は、アメリカの外遊から帰国した塗料メーカーの社長が、社内をアメリカナイズさせる、つまり社内の人間を役職で呼ばない、残業はしない、社有車に乗るときはレディーファースト、芸者を呼ぶ宴会やバーやキャバレーの接待禁止、などを宣言する。
それを良しと思わない社員たち。そんな中、会社の塗料が多く使われた若戸大橋の開通式に招待されることになり、社長一行は九州へ。女性にモテてお目当ての芸者のいる九州で社長は...というお話。
開通まもない若戸大橋や、当時の街並みや会社の雰囲気などが見られるという面でも、結構楽しめる映画となっています。
フランキー堺の怪演ぶり、そして、芸者の〆奴役の池内淳子と、独身の小林桂樹とお見合いをする大浦タミエ役の藤山陽子がきれい!
2026年5月28日から6月11日まで、YouTubeの東宝クラシックスチャンネルで無料配信中です!
