皆さんこんにちは。トミーTです。
選挙期間中ですね。
選挙日は明日なので、今日24時になったら書いたらいけないことと判断される可能性のあることを今のうちに書いておきます。時間がないので、手短に。
私は選挙には必ず行くようにしています。
選挙権を得てから40年近く、今まで選挙に行かなかったのは、
- 若い時、投票日2日前に日曜日出発の海外出張が決まり、チケットの手配やら出張の準備やらでバタバタしてしまい、期日前投票に行くことができなかった時
- 夕方に投票しに行こうと思っていて優雅に昼寝していたら、起きたら20時だった時
の2回だけです。
...いきなり余談になってしまいました。急ごう。
今回の選挙で、最近ようやく政治に興味を持ったから投票に行くという人たちに出会っています。いいことだと思います。
様々な報道を見ると、今話題になっている参政党には、自民党政治に愛想をつかした有権者が流れているとか、今まで選挙に興味のなかった若い層を取り込んでいると言われています。
今回脅威なのは参政党。私が憂慮しているのは、政治に興味を持ってそれほど時間の経っていない方たちが、この短い選挙戦での「雰囲気」で彼らに投票してしまうことです。
参政党は4-5年ほど前から認識はしていたんですが、なんだかワチャワチャしているだけの党というのが当初の印象。活動はよくやっていましたが、取り巻きの人たちが宗教的というか、胡散臭かったんです。
ですので最初から良い印象はなかったんですが、そうこうしているうちにオーガニック的な話題やマルチ商法やジャンボタニシ農法の話が出てきたりし、その時点で「ここはアカン」と思うようになりました。
そして2025年。「新日本国憲法(草案)」というものが参政党から発表されました。
一通り読みましたが、それまでの「ここはアカン」の思いを更に強くしました。
明らかに戦前回帰。現行の日本国憲法ではなく大日本帝国憲法により近い内容になっているんです。
詳細はSNSなどで分析がされていますので、投票までにできたらご一読いただきたいです。一番わかりやすく分析されているのはポイントを絞って解説している「弁護士ドットコム」のサイトです。
全般的には、この「新憲法」は国家が国民に対して「ああしろこうしろ」という内容が多く記載されていて、憲法の体をなしていないと思いました。権力側を縛っていないので、もしこの「新憲法」が施行されたとしたら、日本は一気に独裁国に走ります。国民の発言・言論の自由もなくなるでしょう。
そして、そもそも国家の憲法というものを勉強していないのかなと思いました。
そして注目すべきなのは、第二次安倍政権時代に自民党が発表した憲法草案や、統一教会の考えと近い、という点です。直感的に「自民党の極右部隊なのか」と思いました。
(そもそも、政党が単独で作る憲法草案にろくなものはありません。その政党の思想がそのまま反映されているだけですので。)
そして選挙戦開始。東京の立候補者が過去に徴兵制について肯定的に言及したり、核の抑止には核武装が安上がりとの発言があったり、代表者が長崎・佐世保に原子力潜水艦を、のような発言をしたり、朝鮮半島の人たちに対する侮蔑的な発言をしたり、そもそも発達障害なんてものはないとか、更には他の候補者は自らのカウンターに対して「反日」と言ったりと、言いたい放題やりたい放題。
(この他にもとんでもない発言がここに書けないくらいあります)
いやいやこれはダメでしょう。
被爆国の日本としてやるべき方向と真逆としか思えないんですね。
障がい者に対する発言などを聞くと、ナチスも想起させます。
全体的にやっていること、言っていることがネトウヨ様たちのようにチープ過ぎる、でも考え方は自民党でも極右系の思想を持った方面と近いこともあり、この人たちは危険だと確信しています。
ということで、どこの政党・どの候補者に投票するかは、皆さんも投票の自由があるのでとやかく言いません。
ただ、とりあえずちょっと若い人が引っ張っていて何となく参政党がいいなと思っている方は考え直してほしいと思っていますし、自民党に辟易して参政党に入れようとしている極右思想以外の方たち、気をつけてほしいです。
では。