おはようございます。

 

日本で今年2月頃、有名人からの情報発信などもあって大きな話題になったClubhouse。新しいタイプのSNSであり、また招待制であったことから招待状がオークションで売買されるという異常事態にもなっていました。

ただ、アプリがiOS対応のみであったため、Androidユーザーと招待されない人たちはやきもきしていたと思います。(私も一時期そうでした)

 

そんなClubhouseもAndroidに対応し、先月には「この夏に招待制も撤廃される」なんて報道もありました。

その元ネタがこのツイート。

 

そしてようやく本日、iOS版ではver.1.0.0となるアプリが公開され、ここから招待状を持たないユーザーもClubhouseに登録できるようになりました。

 


 

Clubhouseのツイッターアカウントでも、"Clubhouse is now out of beta"とのツイートが。

 

今まで招待を受けられなかった方たちは、このバージョンを立ち上げたときの挙動の変化に驚くかも知れません。

 

これはClubhouseにとっては大きなターニングポイントとなるリリースという気がするんですが、その割には盛り上がってない気がします。

確かに、あの一大ブームとも言えた2-3月辺りの盛り上がりはないです。「飽きた」と言う声も聞かなくもありません。先程のApp Storeのページを見たら、Clubhouseアプリの順位も78位にまで落ちていますし。

 

いや、ただこの類の「音声系メディア」は落ち込むことはないと思っているんですよね。確かに目新しさの時期は過ぎていますが、情報共有の方法として、自然に耳に入れられる音声系メディアは、まだまだ増加しても良いと思っています。

 

ただ。

 

Clubhouseの場合はAndroid対応・招待制撤廃のタイミングをちょっとだけ逸してしまったのではと思います。その大きな理由は、ツイッターでサービス開始した「スペース」の運用開始です。

私自身、Clubhouseと比べて「スペース」が圧倒的に見劣りする点を見つけられていません。あえて言うなら、「スペース」はアプリのインターフェイス的にちょっと横に置いとかれてる感があることくらいでしょうか。逆に、ツイッターをやっている人にとってはハードルが低い、フォローしてるアカウントがスペースをやっていたら画面上部に自動的に表示される、など「スペース」のいい面が目立っているように思います。

あと2ヶ月ほど早ければ、Clubhouseは更に盛り上がっていたのではないかなと思います。

 

とは言え、Clubhouseを含めた「音声系メディア」(ポッドキャスト、Radiko、Voicy、音声系SNSなどなど)は、これからも世の中に浸透していくと思っています。まだ自分で配信することに抵抗のある人が圧倒的に多いと思うので、ここが変わってくれば激変するんじゃないかと思っています。

このClubhouseについても、5ヶ月前のような突発的なブームにはならないかも知れないですが、招待されず諦めていた人たちが時間を書けて戻ってくるのではないかと思っています。今後の「音声系メディア」の盛り上がりに期待したいです。

 

今朝は私にしては真面目なこと書いちゃいました。では。