こんにちは。
既にあちこちで報道されているのでご存知の方も多いと思いますが、とうとうムーンライトながらが今後の運転を行わず終了するとの発表がありました。
「今までありがとう」とか「お疲れ様でした」と言った声が良心的な鉄道ファンから聞こえてくるんですけど、私はとにかく「残念」という言葉しか思いつきません。
現在は定期運用ではないため、「これが最後」という運転もなく、結果的に昨年のゴールデンウィークの運用が最後の運転になってしまった、ということが非常に残念でした。
私自身、ムーンライトながらにはその前身である通称「大垣夜行」を含めて4回ほど乗車したことがあります。最初に乗ったのは1980年代後半、165系の急行車両でした。当時は普通列車扱いで、特に追加料金を支払わずに乗れましたが、グリーン車を連結していたので、追加料金を払ってグリーン車に乗車するために列に並んだ記憶が残っています。普通列車のグリーン席のお得感を満喫しましただけでなく、ちゃんと特急車両レベルの座席だったんですよ!
165系には2度乗車し、うち1度はグリーン車に乗れましたが、もう1度は乗ることができず名古屋駅まで床に座っていました。辛かったけど、いい思い出です。
懐かしい写真がネットにありましたので、リンクを貼っておきます。当時のグリーン席って、こんな感じだったんですよ、懐かしいなあ。
あと2度は373系です。この頃には快速に格上げとなり、指定席券を買わねばなりませんでした。そのため繁忙期ではない時期にだけ乗車しました。この頃は「大垣夜行」の面影は既に感じず、寂しさを感じたものです。
185系になってからは、残念ながら乗る機会はありませんでした。
私は撮り鉄ではないので、その頃の写真など全く残っていないのですが、撮っておけばよかったなあと後悔しています。あと185系時代にも1度乗ってみたかったと思います。
確かに長距離バスの運行や新幹線の利便性アップなどもあり、乗車する人が減ってしまったという理由はあるでしょうが、ムーンライトながらは大垣や高時代も含め、鉄道ファンだけでなく新幹線運行開始前から列車に乗っていた人たちにとっても特別なものだったと思います。せめて「次回x月の運用を持って運転終了」という形で終わらせてほしかったなと思いますよ。
昔と違って、JR各社・路線で安全装置がバラバラになってしまったこともあり、空いてる車両を容易に転用できないという話を聞いたこともあります。
JR東の特急車両を改造でもしてもらって転用してくれないかなあと考えている、往生際が悪い私でございます。東京から名古屋・京都・新大阪に行くのに東海道新幹線を使うのはもう飽きてしまったので、時間に余裕があるときは、これからは信越回りで行くことにしましょうかね…。
ではでは。