こんにちは。
私はあんまりこのブログでは政権批判をしたりすることをしないように、まったりとしたブログを心掛けているんですけど、もう最近あまりにおかしくなっているので、ちょっと書きたいと思います。
菅首相が、このコロナ禍に7人で会食をしたニュース。
12月14日の夜、菅首相が自民党の二階幹事長、林幹事長代理ほか7名でステーキを食べに行っていたことが分かった、という話です。
国民に対して5人以下での会食を求めたり、へんてこりんなシールドを装着して飲み食いするパフォーマンスをする一方で、自分たちはアクリル板もないお店で楽しまれたそうなんですが、こんなことは自分勝手でバカな政治家がやってることですから呆れるわけですけど、それよりも私がムカッとしたのは本日の釈明。
(敢えて自民党政権が大好きな読売新聞のサイトを参照してみたよ)
公明党の「苦言」(この言葉嫌いなんですけど) を受けてかどうか分かりませんが、ぶら下がり会見に応じた菅首相。
「他の方との距離は十分にあったが、国民の誤解を招くという意味では真摯に反省している」と陳謝した。
「国民の誤解を招くという意味では真摯に反省している」
意味わかります?
私は分かりません。少なくとも、言葉は全く響きません。
謝っているのか?言い訳しているのか?
どういう気持ちで発言したのか、全くわかりません。
読売新聞は「陳謝した」と書いています。
「陳謝する」という言葉の意味は、デジタル大辞泉によれば「事情を述べて詫びること」とあります。
詫びてます?
「詫びる」をデジタル大辞泉で見てみたら、こう書いてあります。
「自分の非を認めて相手の許しを請う」
もう一回、菅首相の発言を記しますよ。
国民の誤解を招くという意味では真摯に反省している。
違いますよね。
陳謝なんかしてないですよね。
「自分のしたことで国民が誤解した。そのことについて反省している」
と述べた「だけ」ですよね。相手の許しを請うているようには全く聞こえないです。
相手の許しを請う場合は「ごめんなさい」ということくらい、幼稚園の子供でも言えます。もっとも、そういう躾や教育を受けていれば、ですけど。
大人であれば「申し訳ありません」とか「心からお詫びします」とか言いますよね。
もうちょっと普通の日本語で言ってくれませんかね。
日本語の意味を間違えてまでスガ援護に走る読売新聞も酷いけど、この首相、何処で言葉を学んだのだろう。
来日して半年〜1年くらい日本語を学んでいる外国人のほうが、よっぽど言っている意味が分かるし、気持ちが伝わります。
全てが棒読み、気持ちの全くこもらない言葉。間違ったことについて全く謝らない。こう言う人が日本を動かしているかと思うとゾッとします。
…と思い始めてから、かれこれ8年近くになるんですよね。