こんにちは。今回は久し振りの時事ネタです。
ダイアモンドオンラインに、「NHKがテレビ装置の届け出義務化?」という記事がありました。
https://diamond.jp/articles/-/252239
それにしても、私が若い頃、日本で一番煙たがられているのは新聞の勧誘員かNHKの集金人と言われたものでした。
一人暮らしだった大学時代、私はY新聞の勧誘員に部屋まで入ってこられて新聞を取ってくれと言われたことがあったりとか、NHK受信料を銀行引き落としにしてるのに、私が家の中に衛星アンテナを仕込んでないかチェックしに必要のない訪問をして来たりとか、確かにロクな思い出がありません。
もっとも、新聞の勧誘員もNHKの集金人も今は絶滅状況な模様ですが。
話が少しずれてしまいましたが、NHKが総務省との会合で、テレビ設置の届け出義務化を申し入れた、らしいです。
何処まで傲慢なんだ、という話だと思います。
まずNHKは、公共放送という名のもとに、原則として日本のテレビのある家庭から受信料を出してもらえるということに対して甘えていると思います。自分たちに納めてくれている受信料相当の放送を行っていないという自覚を持って欲しいと考えています。
テレビ草創期、まだ民放が全国に数局しかなかった頃は、NHKは全国で見られるテレビメディアとしての役割を十分果たしていました。ニュースやドラマ、歌謡番組など。年末の紅白歌合戦だってそうでしょう。
でも、今や民放局も各県にあり、BS、CS、ケーブル、ネットテレビで溢れている現代。視聴者はこれだけの選択肢から観たいものを選べる時代。趣味の多様化の流れもある中、テレビを視聴する人が減ってきている今、テレビ設置の届け出義務付けなんて、どんだけ時代錯誤なことを言ってるんだ!と思いますね。
むしろ、受信料を払わない人が、月2220円の価値がないと思っているかとは考えていないのでしょうか?
こんな時代だから、もうNHKは公共放送らしい番組だけに絞って放送をすればいいのではないでしょうか。ニュース(しかも大本営的なものではないもの)、天気予報、国会中継(委員会中継含む)を核とし、高いギャラの芸能人にも出演を控えてもらい、NHK職員の給与も見直せば、今のように月2220円も払わなくて済みますよ、きっと。
日本には公共放送局に対する寄付の文化がないですが、寄付でやってもいいのではと思うくらいです。
とにかくNHKは甘えすぎ。黙ってても、良い番組だろうとひどい番組だろうと一定の受信料は入ってくる。このことに甘えすぎ。
受信料を払っていない家庭を調べる時間があったら、公共放送としての役割を果たしていると思わせるような体制を一から考え直してほしいものです。
いつになくマジメすぎるネタで申し訳ありません。
では!