ども。😄
太田光さんの「日芸へ裏口入学」という週刊新潮の記事に関連して、太田さんが週刊新潮だけじゃなくて「プレジデントのモトキ〜!」って怒ってまして。その記事が気になりつつも期末の忙しさにかまけてチェックができていなかったのです。
で、先日の金曜日。期末のバタバタも終わり、3連休の前日。マッタリした気分で迎えようとしてたのに、千葉方面の電車各線がエライことになっていたので、電車を待つ間その記事を探して読んでいました。
これです。
爆笑できない太田光の「裏口入学問題」
「モトキ〜!」と太田さんが言っていた相手は、この記事を書いたジャーナリストの元木昌彦氏です。
Web版にしては結構長い記事でしたが、これを読んだんですが、こりゃ普通怒りますわ。
まず、この記事6ページ中2ページ半にもわたって週刊新潮の記事の要約をズラズラと書き連らねている点。もし読者がこの一件を知らないだろうからと言う親切心で書いたのであれば、わざわざプレジデントオンラインという媒体でそれをやる必要はないし、やるならもっとシンプルにやるべきでしょう。記事の半分近くを要約に費やすことで、その記事が正当であるかのような錯覚に読者を貶めてしまうことにもなります。
次に、太田さんが言ったという、
「俺ホントにあの日から、周りの人たちが俺のことを見る目が、すごい何かちょっと下に見てる感じがするんだよ!」
これを元木氏は「太田は、自分は周りの人間より上だと思っていたようだ。」と解釈しているんですが、これはあまりに短絡的・屁理屈的。「周りの人たちが俺のことを下に見てる感じ(視線)を強く感じるようになった」と解釈すべきでしょうね。
少なくとも、この太田さんの言葉は、「爆笑問題カーボーイ」のオープニングで語っていて、私は生で前後の流れも含めて聴いていましたが、そう解釈するのが普通かと思いました。
そして最後の壺算のくだり、あれは完全に太田さんを怒らせにかかってますね。文中敬称略にも関わらずわざわざ「太田クン」と書いた上で、太田さんをよく知る人は間違いだとすぐ分かる「割り算が苦手」という話を持ち出し、かつ談志師匠の名前を出し、ウィットに富んだ(と本人が思ってる)シャレを飛ばした挙句「おあとがよろしいようで」で締める。非常にヤラシイ締め方です。悪意を感じます。
もし元木氏が太田さんのことをいけ好かない(あるいは「嫌い」)であって、かつこの記事が「自称評論家」みたいなあやしい肩書きの人が夕刊フジか日刊ゲンダイか東京スポーツあたりに寄稿されているならばまだしも、ダイヤモンド社のダイヤモンドオンラインに載せるような内容か?というのが感想。
あまりに品がないし、太田さんが嫌いなようだし、週刊新潮を読みながら書いた感想文の域を出ていない中身のレベル。週刊新潮の記事に対し自分で足を使って調べたあとも感じさせない。太田さんが「モトキ〜!お前ジャーナリストだったらなー…」と言っていたのは、そういうことなんだと思いますよ。ジャーナリストは評論家でもコラムニストでもありませんので。
それにしても、ウィットとイヤミの境目って、なかなか難しいんですね。
んじゃ👋